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海外ドラマメモ2024年冬~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

見終わったドラマがたまってきたので、まずはイギリスドラマ。

「Hijack/ハイジャック」
AppleTV+制作、イドリス・エルバ主演のサスペンスドラマ。
ロンドンに向かう飛行機がハイジャックされ、腕利きの企業交渉人サム・ネルソンが乗客乗員を救おうとするが…
こういうのって最初だけ面白くて後尻すぼみすることが多いんだけど、これは緊張感が途切れない展開で最後まで楽しめた!
イドリス・エルバは人間味のあるヒーロー役が似合う。

「A Spy Among Friends/亡国のスパイ~かくも親密な裏切り~
「ケンブリッジファイブ」と呼ばれる英国史上最悪のスパイ事件に関わった5人の男のうちの一人キム・フィルビーの亡命を描いたドラマ。
フィルビー役にガイ・ピアース、親友だったニコラス・エリオット役にダミアン・ルイス。
淡々としてるし過去と現在を行ったり来たりして描かれるのでなかなか見るのがシンドイドラマだったけど、雰囲気や役者の演技は良かった。
ダミアン・ルイス繋がりなのか「ビリオンズ」のスピロス役の人(スティーヴン・クンケン)がCIAのアングルトン役で出ててけっこう印象的だったな。

「Sherwood/刑事シンクレア シャーウッドの事件」
廃鉱となった炭鉱町を舞台に2件の殺人事件と過去の出来事が繋がっていく。
硬派な社会派サスペンスで見ごたえあり。
そしてデヴィッド・モリッシーにレスリー・マンヴィルにクレア・ホルマンにロバート・グレニスターなどなど出演者も地味に豪華だし演技も素晴らしい。
イギリスドラマは俳優の演技がみんなうまくてリアリティあるんだよね。

「The Chelsea Detective/警部補アーノルド~チェルシー捜査ファイル」
いかにもイギリスらしい刑事ドラマ。
全然派手さはないけど、丁寧に事件を解決していくのが良い。
2話で一つの話になっていて、短すぎず長すぎずでサクッと見られる。
エイドリアン・スカーボロ演じるアーノルド警部補が普通のおっさんな感じでいいキャラだ。

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海外ドラマ「Good Omens/グッド・オーメンズ シーズン2」(2023年) [英ドラマ&TV]

マイケル・シーンとデヴィッド・テナントが天使と悪魔を演じるファンタジードラマのシーズン2。

シーズン1から4年、S2制作してくれるとは思ってなかったから嬉しい。
天使アジラフェル悪魔クロウリーの仲良しコンビの活躍が再び見られるとワクワクしながら視聴。
ストーリー的にはS1に比べるとコジンマリしてて地味だけど、笑える部分も多く、天使と悪魔のイチャイチャっぷりも健在でもニヤニヤしながら楽しんでた。
なのに、最終話、いろんな意味でショックなシーンが待ち受けてた!
たしかにS1の頃からクロウリーは「二人で宇宙に逃げよう」なんて言ったり、アジラフェルのことが大好きなのは分かってたけど、さすがにキスするとは思わんかったよ。
しかも二人の心がすれ違った状況でのキス、そしてその後も仲直りできないままエンディングって悲しすぎる。
天使と悪魔だし、話の流れ的に人間の恋愛感情からのキスとはちょっと違う気はするんだけどね。
アジラフェルもクロウリーもお互いのことを大事に思ってるのに、それぞれが考える幸せがちょっとづつ違っててるのが切ないよね。
S3では二人で幸せになってくれるのを願う。
って思ったらなんとS3はまだ制作が決まってないらしい!
こんな終わり方して続きが無かったらこの気持ちどうすればよいのだ…

それにしても相変わらず純粋天然天使アジラフェルはめっちゃ可愛いし、ツンデレ悪魔クロウリーもカッコ良すぎだったなぁ。
さらに今シーズンはジョン・ハム演じるジム(ガブリエル)もアホかわいくて最高。
オッサンたちが愛おしすぎたよ。
ただS1でけっこう好きだったハスターが出てこなかったのはちょい残念だったけどね。

そしてやっぱり絶対S3作ってほしい!!


グッド・オーメンズ - シーズン2:予告編

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  • 発売日: 2023/06/08
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海外ドラマメモ2023年夏~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

続いてイギリスのドラマの感想。

「Slow Horses/窓際のスパイ シーズン1&2」
AppleTVオリジナルでゲイリー・オールドマン主演、MI5の落ちこぼれ諜報員たちが活躍するスパイドラマ。
シーズン1序盤はメンバー紹介的な面もありややスローなスタートだったけど徐々に面白くなっていき、シーズン2は序盤からハラハラドキドキ、スピーディーな展開で面白かった!
ボスであるラム役ゲイリー・オールドマンの小汚さがいい味出してるし、イケメン主人公枠なはずのジャック・ロウデンがちょい抜けてるキャラなのがイイ。
他のメンバーたちも全然華がないんだけど、それぞれ個性があって好きになってしまう。
シーズン2の最後にシーズン3の予告があったけど、いつ見られるんだろう。

「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~
エカチェリーナ2世がロシアで女帝となるまでを描く歴史風刺コメディ。
かなり下品なブラックコメディなので最初は取っ付きにくいけど見てるうちにハマってく。
エル・ファニングは天真爛漫な役がハマってるし、めっちゃキュート。
そしてニコラス・ホルト演じるアホ皇帝がなんかクセになる。
マリアル、オルロ、アーチー(「リーマン・トリロジー」のアダム・ゴドリー)にグリゴール(「ボヘラプ」のブライアン・メイ役の人)など脇のキャラも変人ばっかだけどなんか憎めないんだよなぁ。
めっちゃ続きが気になるところで終わったのでシーズン2が早く見たい。

「A Confession/刑事ファルチャー 失踪捜査」
「シャーロック」のマーティン・フリーマン主演の実話事件物。
マーティン・フリーマン以外にもイメルダ・スタウントンや「ダウントン・アビー」のシヴォーン・フィネランも出てる。
事件そのものというより、イギリス警察のシステムの不備だったりが話のメインとなっていて色々モヤモヤする展開。
リアリティあったし被害者家族についてもしっかり描かれていて見ごたえはあったけど重かったな。

「Shetland/シェトランド シーズン6」
本国ではシーズン7にあたるシーズン。
今回も2時間×3話で一つの物語という構成。
前シーズンからの続き、ペレスは結局証拠不十分となって仕事復帰するという所からスタート。
今回は環境テロやらアメリカ人の逃亡者やらなかなかに派手な題材だったな。
そんで今シーズンでペレス(ダグラス・ヘンシュオール)が退場なのね。
最後はハッピーエンドで、トッシュの成長も見れたしいい終わり方だった。
ペレスは退場するけど「シェトランド」自体は続くみたいで、次の主人公はどんな人なんだろ?
トッシュとサンディは残るのかなぁ?

「Killing Eve/キリング・イヴ シーズン4」
ファイナルシーズン。
S1の頃の面白さを取り戻してほしかったけど、結局右肩下がりで終わっちゃったなぁ。
特にヴィネラルの扱いがどうにもコレジャナイ感が。
キャロリンとコンスタンティンの過去話はそこそこ面白かったけど。
新キャラとか全然生かしきれてなかったし。
ジョディ・カマー&サンドラ・オーをはじめとした俳優陣の演技は相変わらず良かったから、なんか勿体なかったな。

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海外ドラマメモ2022年秋~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

久々に海外ドラマメモ、イギリスドラマ編。

「Vera/ヴェラ~信念の女警部 シーズン11」
コロナ禍で2年間が空いた分なのか今シーズンは少し多めの全6話。
まず制服警官として出てきたころはめっちゃ初々しかったマークのイメチェンが何気にショック。
そんで各話、家族間の問題がメインになってる話が多くて重くてツライ話が多かった。
それでもちょこちょこあるヴェラと部下たちとのやり取りに癒される。
ヴェラのエイデンに対するちょい雑な扱いはもちろん、今シーズンはケニーがお菓子作ってきたり、ヴェラがケニーの娘3人いるのを一人と勘違いしてたりと小ネタが楽しい。
S12も来年放送予定されてるらしいので楽しみだ。

「Shetland/シェトランド シーズン5」
日本ではS1とS2がまとめてS1として放送されたので、本国ではシリーズ6に当たる本作。
今シーズンも2時間×3話で一つのストーリーを描く形になってて、長い上にけっこう人間関係が複雑な話なので付いていくのが大変。
さらにサブストーリーのS3から繋がる話は忘れてる部分もあったし、ドナが性格悪すぎていろいろモヤモヤ。
ダンカン悪い人じゃないんだけど、ペレスに迷惑かけすぎだよねー
そしてペレスはいろいろ問題抱え過ぎで気の毒になってくる。
こんな終わり方じゃ続きが気になって仕方がないよ。

「Father Brown/ブラウン神父 シーズン9」
シドが戻ってきた!
嬉しいけど、しばらく見ないうちに流石にちょい老けてたなぁ。。
そして前の彼女とはどうなったのかは語られず、他の女とイチャイチャしてたから分かれちゃった設定なのかしら。
逆にバンティがいなくなったのがちょっと寂しいよ。(ゲストで出てくるけど)
で、今シーズンは面白いエピとイマイチなエピの差がけっこう激しかった気がする。
フランボウが出てきてマッカーシー婦人がレディ・フェリシアの母親のフリする話が楽しかったな。

「Magpie Murders/カササギ殺人事件」
アンソニー・ホロヴィッツの大ヒット推理小説を本人脚本でドラマ化。
原作読んでるのでこんな凝った作品どうするんだって思ってたんだけどなかなか上手く映像化されてて感心。
ホロヴィッツさんは「フォイル」とか「ポワロ」とか元々ドラマの脚本書いてた人だもんね。
ただ登場人物めっちゃ多いから原作読んでない人はなかなか取っ付きにくいかもしれない。
ピュント役ティム・マクマランさんは「刑事フォイル」にも出てたよね。
私のイメージとは違ったけどけっこうハマってた。
主人公スーザンは原作より年上設定だったけどレスリー・マンヴィル好きだしそんなに違和感無し。
スーザンのファッションがどれもこれもオシャレで素敵だった。
あと、アラン・コンウェイ役がゲースロのヴァリスだったと後で気づいた。(髪の毛あると別人)
次作「ヨルガオ殺人事件」もドラマ化してほしいな。

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海外ドラマ「Line of Duty/ライン・オブ・デューティ シーズン6」 [英ドラマ&TV]

ドラマの感想を全然書いてなかったので、年末年始のお休みにちょっとづつ上げていこう。

まずはとうとうファイナルまできちゃったLOD。

ケイトはAC-12を抜け別の班にいるのだけど、ケイトの上司であるジョー・デヴィッドソンにある疑いが持ち上がりっていう展開。
これまでの総まとめって感じで、いろんな懐かしい名前が出てきて、けっこう忘れてる部分もあったので予習してから見たほうが良かったかも。
でもスピード感と二転三転する展開はやっぱ盛り上がる。
ジョーの出自はちょっと意外だったし、複雑なキャラで憎めなかった。(ケリー・マクドナルドの演技も良かった)
一方ライアンの憎々しさは大人になっても相変わらずで色々ムカついたなぁ。
そんで黒幕を疑われるサーウェルの写真がジェームズ・ネスビットなのは同じ制作陣の「ブランニック警部」に出てるからかな?

そしてすべてのつながりが最後に判明するんだけど、黒幕はちょっと拍子抜けだったなぁ。
imdbとか最終話だけ評価めっちゃ低い。。
ここまでくるとついついなんか凄いオチとか期待しちゃうからね仕方ないよね。
でも、最後スティーブとケイト、2人の信頼関係が存分に感じられたので私はこれはこれでありだなって感じでした。
今度またS1からじっくり見直したいな。

シーズン1&2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

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海外ドラマ「Endeavour/刑事モース~オックスフォード事件簿~シーズン8」 [英ドラマ&TV]

ついに老モースと同じエピソード数になった若モースの新シーズン。
最近2巡目を見終わってようやく感想書いてる。

「第1話 CASE31 殺しのホイッスル」
モース役ショーン・エヴァンスが監督してるエピ(S6-2,S7-1に続き三作目)。
学寮長を狙った爆破事件にサッカー選手の殺人予告とけっこうてんこ盛り。
サッカー選手の警護に当たらされてちょっと不満そうだったけど、結局、両方の事件を解決しちゃうのがやっぱりモース。
ここ最近ゴタゴタしてたけど、モースとサーズデイ達との関係が元に戻りつつある感じなのは良かった。
ただ前シーズンの事を引きずってるっぽいモース。
傲慢さは薄れたけど、酒浸りになってるのが心配だなぁ。
あとストレンジ痩せた!

「第2話 CASE32 死を告げる時計」
タクシー運転手が銃殺される事件が起き、さらに2件の銃殺事件が起きる。
ヌーディストキャンプに、謎のダチョウ愛好家クラブ、怪しげな要素満載でなかなか面白かった。
あとモースの継母、前にモースの父が亡くなるエピの時にも出てたっけ?
今回はあの時よりもインパクト強く、性格キツすぎて、モースがどんどん追い詰められていく感じが辛かった。
一方、ジョアンをフリーメイソンのパーティに誘ったストレンジ。
不器用なモースと違って、ストレンジは紳士的で安心感あるよねー
なかなか良い雰囲気でくっつきそうな感じだなぁ。(それはそれでモースが心配だけど)

「第3話 CASE33 白銀の終着地」
過去に大量殺人が起き閉鎖されたホテル。
雪でバスが立ち往生し乗客らが避難したそのホテルで新たな殺人事件が起きる…
シーズン最終話はアガサ・クリスティのような本格ミステリー物。
こういうの大好きなので今シーズンで一番楽しめた。
ただ事件とは別にモースもサーズデイもいろいろと心配を抱える状態に。
モースは泥酔度が増しサーズデイに諭され休暇を取ることに。
さらにサーズデイも息子サムの失踪で再び家庭でゴタゴタが…
いろいろもやっとするまま次シーズンへ持ち越し。
このエピで老モースやルイスと同じ33話に到達。
これで終わるのかと心配したけど、若モースは次のS9がファイナルになるらしい。
寂しいけれど楽しみだ。

シーズン1

シーズン2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

シーズン6

シーズン7

主任警部モース&ルイス警部





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海外ドラマメモ2022年春~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

見終わったイギリスドラマの感想。

「After Life/アフター・ライフ シーズン3」
リッキー・ジャーヴェイス主演Netflixオリジナルドラマのファイナルシーズン。
S2に比べるとトニーの毒舌キャラが少し復活、エマとの仲も進展してないようで序盤はこれまでの繰り返し感があったけど、終盤の展開が素晴らしかった。
リサのことを忘れ新たな人生を始めるのではなく、心の中でともに生きていく。
トニーはトニーなりの前向きな生き方を見つけた最終話、とても良い終わり方だった。
あとこのドラマ音楽のチョイスも良くて、最終話で使われてたデスキャブの"I will follow you into the dark"とジョニ・ミッチェル"青春の光と影"がすごく印象的だったな。

「Bridgerton/ブリジャートン家 シーズン2」
長男アンソニー(ジョナサン・ベイリー)が主役のS2はジェイン・オースティンの"高慢と偏見"を意識したようなストーリー。
ただケイトもアンソニーも意固地過ぎて見ててめっちゃイライラした。
アンソニーはS1よりもみあげが控えめになってイケメン度は増してたけどね。
あとエロもS1より控えめだったよ。
それからお気に入りのペネロペとエロイーズが仲違いしたまま終わっちゃったのも悲しかった。
原作では次の主役は次男らしいけど、キャラ的にもルックス的にもなんか地味だしどうなるんだろ。

「Manhunt/コリン・サットンの事件簿 シーズン2」
S1は実話物だったけど、今シーズンも実話が基になってるらしい。
高齢者を狙ったレイプ犯ナイト・ストーカーが逮捕されるまでが描かれる。
それにしても17年間も捕まらなかったなんて、被害にあった方たちが気の毒すぎる。
それでもあきらめず地道な捜査を続けるサットンのキャラはやっぱ安定感があって良いな。
なんとか人員確保しようとするサットンの奮闘が実を結んで良かったよ。
地味だけど丁寧に描かれた刑事ドラマで今シーズンも見ごたえありました。
サットンは引退するっぽいからもう続きはないのかな?

「Bloodlands/ブランニック警部~非情の大地」
「ミッシング」のジェームズ・ネスビット主演、北アイルランドを舞台にしたサスペンス。
ある誘拐事件がIRAの絡む過去の未解決失踪事件に結び付き…っていう内容。
主役のブランニック警部が再捜査に乗り出すんだけど、けっこう意外な展開になっていく。
正統派の刑事ものを期待すると裏切られる感じで、結末までいろいろモヤモヤしたよ。
これシーズン2作るらしいけど、どうするんだろ?
あとブランニックの相棒役が「リッパー・ストリート」のローズ役の人(シャーリーン・マッケンナ)で、意外と刑事役がハマってて良かったなぁ。

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海外ドラマメモ2022年冬~イギリスドラマ編2 [英ドラマ&TV]

ふたたびイギリスドラマの感想。
1月はスタチャンEXに一時加入していろいろ気になってたものを見まくった。

「Fortitude/フォーティチュード~極寒の殺人鬼 S1~3」
ノルウェイの北極圏に面した町フォーティチュードを舞台にしたサスペンス。
猟奇殺人鬼を追い詰める捜査物かと思いきや徐々にオカルトホラーめいた展開になっていく。
海と氷に囲まれた極寒の僻地、しかもホッキョクグマに襲われる可能性もあるっていう舞台設定だけでもかなり怖い。
その上グロくてエグイ描写も多くあまり好みの話では無いのだけれど、ゲースロのベリック・ドンダリオンことリチャード・ドーマーにどハマりし3シーズン一気見してしまったよ。
主役の署長役で、S1での孤独で不器用な感じがツボ。
S2以降はガラッと雰囲気変わり狂気に満ちていく演技も見ごたえあって目が離せなかった。
ドーマーさん以外のキャストもやたら豪華でS1にはスタンリー・トゥッチにダンブルドア(マイケル・ガンボン)まで出てる。
S2からはデニス・クエイドが登場。60歳とは思えない鍛え上げられた腹筋に目を奪われるよ!
あと『ボブという名の猫』のルーク・トレッダウェイがなかなかのイケメンで印象的だったなぁ。

「Belgravia/ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街」
「ダウントン・アビー」のジュリアン・フェローズによる同名小説をドラマ化。
19世紀のロンドンを舞台に26年にも及ぶ愛と秘密、それにまつわる複雑な人間模様を描いた作品。
序盤一気に26年後に飛ぶのでいまいち誰に感情移入していいのかわからないまま話が進んでいくのがちょい残念。
その後はドロドロしたメロドラマな展開になるものの、最後はすっきりハッピーエンドで良かった。
フィリップ・グレニスターとか昨年亡くなったポール・リッターとか好きなおじさん俳優が出てるのが嬉しい。
あとレディ・シャクルトン役のハリエット・ウォルター最近めっちゃいろんな作品に出まくってるな。

「Vigil/原潜ヴィジル」
潜水艦を舞台にしたイギリスBBC制作のクライムミステリー。
サランヌ・ジョーンズとローズ・レスリーが演じる女性カップル(一応exって設定だけど)がこういうサスペンス物で主人公ってのはちょい珍しい。
そして舞台が原潜っていう密室空間なのが効果大。
最初は海軍内でのもめごとかと思われた事件が、核を巡る陰謀劇へと変わっていくのはまぁありがちではあるけど、めっちゃハラハラドキドキする展開で見ごたえあった。
そんで若モースことショーン・エヴァンスが出てるんだけど、髭もじゃで全然雰囲気違ったよ。
それから「ベルグレービア」で嫌な奴だったアダム・ジェームズがまたも嫌な奴かと思ったら実は割とイイヤツで最後あんな風に殺されちゃったのは悲しかった。

「STAGED/ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!&俺たちの舞台、アメリカ上陸!?」
コロナ禍の今だからこそ作られたほぼ全編リモート撮影の異色のコメディドラマ。
上演予定だった舞台が延期になり、演出家のサイモンは主演のデヴィッド・テナントとマイケル・シーンにオンラインでリハーサルを続けようと提案するが…
「グッド・オーメンズ」でも最高に相性良かったテナントとシーンのリモートでの掛け合いがめっちゃ楽しい。
しょーもない事でもめたり、張り合ったり、大人げなくてカワイイんだな。
モキュメンタリーだから実際の本人たちとはもちろん違うんだろうけど、でもそれぞれの奥さんが出てきたりなんだか俳優さんの日常を覗いてるようで面白かった。
その上ゲストで出てくる俳優がめっちゃ豪華。
シーズン1、サムって誰?って思ったらまさかのサミュエル・L・ジャクソンだったし、シーズン2ではウーピー・ゴールドバーグがエージェント役で登場。
さらにユアン・マクレガーにクリストフ・ヴァルツにジム・パーソンズなど有名俳優が沢山出てくる。
特にフィービー・ウォーラー=ブリッジとテナントさんの小競り合いが笑えたな~
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海外ドラマメモ2022年冬~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

なかなか感想書けず、見終わったドラマがめちゃんこ貯まってきたので頑張ってあげていく。

「DES/デス」
デイヴィッド・テナントが実在の連続殺人犯デニス・ニルセンを演じるサスペンスドラマ。
STARZPLAYチャンネルが期間限定で安くなってたので登録して見てみた。
テナントはドクター・フーのような陽気な役はもちろん、こういう冷酷な役もけっこうハマるんだよね。
ニルセンが逮捕されてからの話なんだけど、自身の犯した殺人を淡々と告白していく姿はどう見てもヤバい人にしか見えなくてめちゃくちゃ怖かった。
そんなニルセンを逮捕し捜査する刑事役がダニエル・メイズで、ニルセンの伝記作家役がジェイソン・ワトキンスっていう配役も良い。
前3話でさくっと終わるのも良かった。(後味は良くない話だけどね)

「Howards End/ハワーズ・エンド」
これもSTARZPLAYで視聴。
E・M・フォスターの小説を原作にしたドラマ。
小説は読んでないからわからないけど、ジェームズ・アイボリーの映画版とストーリー的にはほぼ一緒。
映画ではエマ・トンプソンが演じてた役をヘイリー・アトウェルが、アンソニー・ホプキンスが演じてた役をマシュー・マクファディンが演じてる。
全体的にまぁ悪くは無いんだけどちょっと引き延ばした感じがあったし、トンプソンやホプキンスの演技が素晴らしすぎたので比べるとやや微妙に感じてしまうなぁ。
でも個性的な弟を演じたアレックス・ロウザーはめっけもの、出番はそれほど多くないのにすっごく印象に残った。
「イミテーション・ゲーム」でカンバーバッチ(チューリング)の若かりし頃を演じてた子なのね。
かなり気になる若手だよ。

「The End of the F***ing World/このサイテーな世界の終わり シーズン1&2」
ってことでハワーズエンドで気になったアレックス・ロウザーが主役なこのドラマも見てみた。
一応Netflixオリジナルってなってるけど、イギリスchannel4制作らしい。
めっちゃイギリスらしいクセの強い青春物。
自分をサイコパスだと思ってる少年ジェームズと世間に不満だらけな女の子アリッサの逃避行。
かなりブラックでクレイジーな展開だけど、徐々に二人の不器用さが愛おしくなってくる。
1話20分でサクッと見れちゃうとこも良い。
シーズン2では復讐に燃えるボニーってキャラが登場しサスペンス感が増しさらに楽しめた。
ジェームズとアリッサ、2人のもどかしい関係、そして変化が丁寧に描かれていて良かったな。
2シーズンで終わりみたいだけど、これで終わりぐらいが丁度よい気がする。
アレックス・ロウザーはもちろんアリッサ役ジェシカ・バーデンもめちゃカワイかったよ。
あと音楽のセンスが良いと思ったらblurのグレアムが音楽担当だった。そりゃ最高だよね。

「Father Brown/ブラウン神父 シーズン7&8」
まずはシーズン7、サリヴァン警部補の再登場が嬉しい。
って思ったらシーズン8ではバレンタイン警部補まで登場し、歴代警部補3人揃い踏みな回があってめっちゃテンション上がった。
サリヴァン警部補は相変わらずハンサムだし、バレンタイン警部補は渋くてカッコイイ。
そしてちょっと間抜けなマロリー警部補と三者三様、味があって楽しかったよ。
コッツウォルズの素敵な風景に、女性陣のおしゃれなファッション、マッカーシー夫人が作る美味しそうなお菓子に登場人物たちの和やかな雰囲気。
起きる事件はけっこう重かったりするのに、なんだか癒されるドラマなんだよねぇ。
コロナがあってシーズン9はもう少し先らしい。それまでもう1回シーズン1から見直そうかな。

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海外ドラマメモ2021年夏~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

AXNミステリーで春頃放送されたイギリス実話殺人物ドラマ特集みたいなのを録画しておいたんだけど、半年たってようやく全部見終わった。

「Dark Angel/黒衣の天使~女性連続殺人鬼メアリー・アン・コットン」
まず1本目は「ダウントン・アビー」のジョアンナ・フロガットが19世紀に10人以上をヒ素で殺害したと言われるメアリー・アン・コットンを演じたドラマ。
英国初の女性連続殺人犯っていう説もあるらしい。
最初は少しでも不幸から逃れたいって気持ちからだったんだろうけどね、どんどんエスカレートして自分の邪魔になる人たちを次から次へ簡単に毒殺していくっていうのが恐ろしいわ。
まぁ19世紀だからなかなかバレなかったけど、犯罪としてはかなり雑なので今ならあっという間に捕まっちゃうだろうけどね。

「See No Evil: The Moors Murders/悪から目を背けて~英国最凶ムーアズ事件」
こちらにもジョアンナ・フロガットが出てる。
殺人犯役ではなく、犯人の妹モーリーン役(黒髪ボブヘアがちょっと千秋に見えるよ)。
1960年代に5人の少年・少女を殺害し遺体を荒野に埋めた「ムーアズ事件」の犯人イアン・ブレイディとマイラ・ヒンドリー。
この事件をマイラの妹モーリーンと一時容疑をかけられるその夫側から描いていく。
なんともおぞましい事件でサイコパスな犯人夫婦が怖すぎる~
イアン役の人は終始気持ち悪い雰囲気を醸し出してるし、普段は自身の持つ狂気を微塵も見せることなく妹たちと接するマイラ(「silk」のマキシン・ピークが演じてる)にもゾクッとした。
そして殺人犯の身内となったモーリーンたちが晒される偏見の目や嫌がらせなど、事件のその後も描かれていてこれがなかなか見ていて辛かったな。

「Appropriate Adult/適切な大人~連続殺人犯フレッド・ウェストとの対峙」
1990年代に起きた夫婦による連続殺人事件を容疑者の取り調べに立ち会う"適切な大人"ジャネットの視点で描いたサスペンス。
"適切な大人"って何?って思ったんだけど、原題"Appropriate Adult"の直訳で、イギリスには知的障害を持ってたりする被疑者の取り調べに訓練を受けたボランティアが立ち会う制度があるらしい。
まずこんな制度があるのがびっくりだし、ジャネットが徐々にフレッドの影響を受けていくのが興味深かった。
ジャネット役エミリー・ワトソン、フレッド・ウェスト役ドミニク・ウェストの演技も見ごたえあり。
あとモニカ・ドーラン(ポワロシリーズ「葬儀を終えて」のギルクリストさん!)演じるフレッドの妻ローズがフレッド以上に底知れぬ恐ろしさを醸し出してて印象的だった。

「Manhunt/ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿~連続殺人鬼リーヴァイ・ベルフィールド」
ちょっとタイトル長すぎるけど、上記の3作に比べるとこれが一番正統派で安心して見られる。
ロンドン警視庁のコリン・サットン主任警部が連続殺人事件の犯人に地道な捜査で迫っていくというもの。
ちょい地味だけどサットンのキャラがなかなか魅力的だし楽しめた。
シーズン2もあるらしいんだけど、そっちも実話物なんだろうか?

「The Salisbury Poisonings/ソールズベリー毒殺未遂事件」
これは上の4つとは別枠で放送されたドラマだけど、イギリス舞台の実話物なので一緒にあげとく。
2018年イギリスソールズベリーでロシアスパイとその娘が猛毒の神経剤ノビチョクにより暗殺未遂された事件を描いた実録ドラマ。
ロシアスパイが暗殺されかけたってのはなんとなくニュースで見た覚えがあったけど、そのあとイギリスでこんな騒動になり、さらに犠牲者が出てたってのは知らなかった。
ロシアスパイを狙った事件だけど、ある意味無差別テロ。
こんな恐ろしい薬剤を町中に簡単に捨てちゃうなんて怖すぎる。
ドラマとしても、捜査関係者の尽力、町の人々の反応、そして被害にあった人とその家族の苦悩などリアルに描かれていたし、ちょっと今のコロナの状況とダブる部分もあって見ごたえあった。

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海外ドラマ「Endeavour/刑事モース~オックスフォード事件簿~シーズン7」 [英ドラマ&TV]

だいぶ前に見終わってたんだけど感想書くの忘れてたので、見直してようやくアップ。

case28~30は三部作で、1話目の冒頭に描かれる運河沿いの殺人事件とモースの新たな恋がシーズン通しての大きな軸になってストーリーが進む。

前シーズンのゴタゴタが終わり、おなじみのメンバーでの再始動を楽しみにしてたのに、モースとサーズデイが事件の見解の違いから衝突したりでけっこうモヤモヤ。
ついにはマックスやストレンジに諫められるぐらいの大喧嘩に発展し二人の間に大きな溝ができてしまう。
事件は解決するも、溝はうまらないまま。
さらに奇妙な事故死が続けさまに起きていることを知ったモースは事件ではないかと疑う。
モースが手の込んだ保険金殺人であることを突き止めるんだけど、ブライト警視正の奥さんがその犠牲になったことで、さらにモースは孤立し、そしてこの件でモースの恋も悲しい結末へと向かっていく。

イタリアで彼女と出会った時から、モースは嵌められてたんだねぇ。
まぁ訳アリ女と恋に落ちるのがモースだもんね。
ふたたびイタリアを訪れ、一人けじめをつけようとするモース。
でもそこでサーズデイがモースの危機を助ける。
これで二人の関係が修復されると良いんだけどな。

あと「ヒンターランド」のマサイアス(リチャード・ハリントン)が1話&3話にゲストで出てたよ。
ナチュラルに女性蔑視するスケベおやじ役っていうちょっと意外な役で出てたのが面白かったな。

これと同じくスピンオフの「ルイス警部」はオリジナルモースシリーズと同じ33話で終了。
こちらの「刑事モース」ももう30話まで来てるんだよね。
ってことはあと3話、次シーズンでファイナルになってしまうのかなぁ。
終わってしまうのは寂しいけど、どうやってオリジナルとつなげるのかはかなり気になるよ。

シーズン1

シーズン2

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海外ドラマ「Vera/ヴェラ~信念の女警部 シーズン10」 [英ドラマ&TV]

ついにシーズン10まで来ちゃったよ。
こんな息の長いシリーズになるとは最初の頃は思ってもなかったけど、S1からめっちゃリピートしてるシリーズなので長く続いてくれるのは嬉しい限り。

刑事物の王道的なストーリー運び、奇をてらわない演出、英国ドラマらしい暗めのテーマなど地味だけど私好み。
余計な同僚間の恋愛話だったり、もめごとだったりに走らない点もポイント高し。

そんでやっぱりヴェラさんのキャラが魅力的なのが大きいよねぇ。
初期はかなりヒステリックだったヴェラさんもシーズンを重ねるごとに丸くなって優しくなってきた。
でも部下(特にエイデン)の扱いは相変わらずけっこう雑。
エイデン、靴カバー履かせてあげるとき髪の毛くしゃくしゃにされたり、買ってきた食べ物に文句言われたり交換させられたり…
それでもヴェラを尊敬し慕ってる感じがわかるのがとても良い。
イケメンジョーがS4で去っちゃた時はすごく残念だったんだけど、今やヴェラさんの相棒はエイデンでなくちゃって感じになってるよ。
エイデン以外のメンバーはけっこう入れ替わり激しかったりするけど、古株ケニーには最後までヴェラに叱られててほしいな。地味に長いこといるマークもね。
それから、S1~3まで法医学者ビリーを演じてたポール・リッター氏が今年4月に脳腫瘍で亡くなってしまいめっちゃショックだった。
法医学者もけっこう交代してて、一番のお気に入りはマーカスだけど、ビリーは初代ってこともあり印象強くてまた戻ってきて欲しかったのに残念すぎるよ。。

あと、どんよりしてるんだけど美しいイギリス北東部の風景も見どころ。
映像の撮り方もドラマとは思えないぐらいスバラシイんだよね。

ヴェラを演じるブレンダ・ブレッシンさん、刑事を演じるにはもうだいぶお年なので、そろそろシリーズも終わりに近づいてる感じがするけど、とりあえず決まってるS11を楽しみに待ってます♪


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海外ドラマメモ2021年春~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

見終わったドラマの感想、イギリス編。

「Bridgerton/ブリジャートン家」
Netflixオリジナルドラマ。
19世紀初頭のロンドンを舞台にブリジャートン家の8人の兄弟がそれぞれの愛と幸せを追い求める姿を描くラブロマンス。
このシーズン1では長女ダフネの恋と結婚がメインに描かれてる。
白人以外の俳優が女王役だったり貴族役だったりするのがちょい議論を呼んでるみたいだけど、これファンタジーみたいなものだからアリだと思う。
ダフネのお相手サイモン役レジ=ジーン・ペイジ、めっちゃイケメンだしね。
ただ内容的にはメロドラマ、っていうかハーレクイン物みたいだしエロ多めだしさほど好みではない。
まぁ全8話で気軽にサクッと見れちゃう感じは良いかな。
あと「デリーガールズ」のぽっちゃり娘クレア(ニコラ・コクラン)がけっこう良い役で出てて嬉しい。
それから長男アンソニー役ジョナサン・ベイリーは「ブロードチャーチ」に出てたよね。
次シーズンはこのアンソニーが主役になるらしいのでちと気になる。

「Collateral/コラテラル 真実の行方」
これもNetflix制作、キャリー・マリガン主演のサスペンスドラマ。
キャリー・マリガンが刑事役って少し意外だったけどけっこうハマってた。
そのほかジョン・シム、ニコラ・ウォーカー、ビリー・パイパーなどイギリスドラマでおなじみの面々がたくさん出てる。
テンポは悪くないしそれなりに楽しめたけど、登場人物多すぎるかな。
殺人事件にイギリスの社会問題を絡めてあり、それをたった4話に詰め込んで描いてあるのでごちゃごちゃしてて、ちょっと中途半端な感じがしちゃったよ。

「Doctor Who/ドクター・フー シーズン7~10」
ドクターが11代目マット・スミスに変わり、コンパニオンがエイミー&ローリーだったころまでは見てたんだけど、それ以降が未見だったのでアマプラで少しづつ鑑賞。
S7、エイミー&ローリーの切ない最後から、後半には新たなコンパニオンがクララが登場。
クララと11代目、相性良いね。
S7とS8の間の「50周年スペシャル」がめっちゃ素晴らしかった!!
久々に10代目(デヴィッド・テナント)も見れて嬉しいよ。
S8はドクターが12代目ピーター・カパルディに交代。
いつものことだけど最初はやっぱりちょい違和感。今回は一気に老けちゃったしね。
でも慣れちゃえばどんどん愛着湧いてきちゃいます。
S9はクララ退場、さらにリヴァー・ソング関係の話もフィナーレを迎えいろいろ切なかったー
そしてS10。新コンパニオンとしてビル&ナードルが登場。
ナードルは「リトル・ブリテン」のマット・ルーカスで、相変わらずお肌つやつやでカワイイよ。
あとマスターの女性版ミッシー(ミシェル・ゴメス)が最高だったな。
何気に12代目ドクター、ビル&ナードル、そしてミッシーの組み合わせが好きだったので、このシーズンだけで終わりなんて残念だったよ。
S11からは見放題じゃなかったのでまだ見れてないんだけど、初の女性ドクターが登場するんだよね。
どんな雰囲気になってるのか気になるなぁ。

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海外ドラマメモ2021年冬~イギリスドラマドラマ編 [英ドラマ&TV]

アメドラ編に続き英国ドラマ編。

「Criminal: UK/クリミナル: イギリス編 シーズン2」
Netflixオリジナルで取調室を舞台にした ワンシチュエーションドラマのシーズン2。
まさかシーズン2作ってくれると思わなかった。
前シーズンも面白かったけど、今シーズンさらに面白くなってた印象。
緊迫感があって、容疑者と捜査官の駆け引きも見ごたえたっぷりで、オチも秀逸。
ゲースロのジョン・スノウことキット・ハリントンが出てるエピもあり。
どの出演者たちの演技も素晴らしくて楽しめた。
ちょこっと描かれる捜査官たちの関係性も良いアクセントになってる。
リー・イングルビー演じる恋に奥手なトニーのキャラが好き。
恋のお相手であるボスのナタリー(「セルフリッジ」のレディ・メイ役の人)もクールで良いよ。

「Killing Eve/キリング・イヴ シーズン3」
イヴ&ヴィラネルの関係性は相変わらず面白いけど、初期のようなワクワク感はさすがに減っちゃって、ややパータン化してきた印象。
ヴィラネルが家族と会う話なんかは意外性があって面白かったけど。
それから今シーズンは、キャロリンやコンスタンティンの家族等が掘り下げられてた感じ。
コンスタンティンの娘の行く末が恐ろしいな~
そしてケニーが死んじゃったのが超ショック!!
これまでも容赦なく登場人物を退場させるドラマではあったけど、唯一と言っていい癒しキャラだったケニーがいなくなっちゃうのは残念すぎるよ。
シーズン4はどんな展開になるのか、シーズンごとにショーランナーが交代してるので、それが良いほうに転んでくれるのを期待。

「White House Farm/ホワイトハウス・ファームの惨劇~バンバー家殺人事件~」
1985年ロンドン郊外の農場で一家5人が殺害された事件を関係者の回想記等を元に英ITVがドラマ化した実話物。
なんだか全体的にモヤモヤする作品だったなぁ。
まず警察、特に上層部が無能すぎてイライラ。
そしてナルシストでサイコパスな殺人犯ジェレミーが見ていてぞっとする。
状況証拠しか出てこないし、結局自白もしないから見終わってもあんますっきりしないしね。
演じてるフレディ・フォックスの演技はすっごいハマってたし良かったけど。
あと、ヤーラ(ジェマ・ウィーラン)とシオン(アルフィー・アレン)姉弟はじめゲースロキャストがなんかやたらと出てたよ。

「Father Brown/ブラウン神父 シーズン4~6」
S4から何の説明もなくサリバン警部補がいなくなり、マロリー警部補に交代。
ハンサムなサリバン警部補がいなくなっちゃったのは残念だけど、ちょっと間抜けなマロリー警部補も嫌いじゃないよ。
そしてS5ではレディ・フェリシア&シドまでいなくなってしまった~
レディ・フェリシアは序盤にお別れシーンがあったけど、シドは最初から全然出てこなくてどうしたの?って思ってたら11話で刑務所に入ってたことが判明。
でもブラウン神父が冤罪だったことを突き止めてくれて良かったーこのまま戻ってきてほしかったけど、旅に出るって設定で退場。
そんなシドをブラウン神父、マッカーシー夫人が見送るシーン素敵だったな。
そんで二人の退場と入れ替わりに新たに登場したのがレディ・フェリシアの姪っ子バンティ。
明るいおてんば娘で、ブラウン神父との相性も悪くなく、意外とすぐに馴染んでて良かった。
S6ではシドやフェリシアさんが戻ってくるエピもあって嬉しかった。
素敵な田舎の風景を楽しめ、1話完結でさくっと見られるこういうドラマは貴重なので、まだまだ続けてほしいな。

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海外ドラマ「The Crown/ザ・クラウン シーズン3&4」 [英ドラマ&TV]

イギリス王室を描いたNetflixオリジナルドラマのシーズン3とシーズン4の感想。

ここから役者総入れ替え。
エリザベス女王役がクレア・フォイからオスカー女優オリヴィア・コールマンになったのをはじめ、役者が全部入れ変わっちゃったので序盤はこれ誰?ってなったり少し混乱。
でもめっちゃ豪華な配役で見ごたえあり。

シーズン3はヘレナ・ボナム・カーター演じるマーガレット王女が目立ってる話が多かったのとチャールズ皇太子のエピがかなり印象的。
立場とか時代的なものもあって仕方がないのだろうけど、母親からの愛に飢えるチャールズに少し同情しちゃったよ。
演じてるジョシュ・オコナーはドラマ版「レ・ミゼラブル」のマリウス役の子だったのね。
チャールズと顔はあんま似てないけど、ちょっとうつむき加減で猫背な感じとか歩き方とかうまく似せて良かったな。

それからエピソードとして秀逸だったのはウェールズ、アバーファンで起きた炭鉱でのボタ山崩落事故を描いた第3話。
100人以上の犠牲者が出た(その大半が幼い子供だった)痛ましい事故に対する女王の反応や対応、そして当時の首相ウィルソンとの会話。
その立場ゆえ感情を表に出さない女王が最後に見せる涙の意味。
オリヴィア・コールマンの巧さがわかる。
いろいろ興味深いエピソードだった。
他にはフィリップと母親アリスのエピも良かった。

あと第1話で旧ソ連のスパイだったアンソニー・ブラントを演じてるサミュエル・ウエストって「ケンブリッジ・スパイ」でも同じ役演じてたんだよねぇ、ちょっと面白いつながりだな。

そして女王即位25周年でシーズン3は幕を閉じシーズン4へ。
1980年代がメインで描かれ、サッチャー&ダイアナがついに出てきて見どころ多し。
まずサッチャーを演じてるジリアン・アンダーソン、まさに"鉄の女"な英国初の女性首相を見事に演じていて素晴らしかった!!
エリザベス女王とのやり取り、っていうか"対決"めっちゃ面白くて見ごたえあったよ~

ダイアナ妃を演じるエマ・コリンもめっちゃそっくりだったなぁ。
チャールズとの不幸な結婚がこれでもかと描かれていて、当事者がダイアナ以外はまだほぼ存命中なのにこんな風に描いちゃって大丈夫?って心配になっちゃうぐらいだったよ。

当初は次のS5で終了する予定がS6も製作が決定したらしい。
今発表されてる新しい出演者も女王=イメルダ・スタウントン、マーガレット王女=レスリー・マンヴィルなど楽しみな感じ。
ただ、コロナで撮影がどうなるかわからないし、次はいつ見られるのかなぁ。


シーズン1

シーズン2


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