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海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー~貴族とメイドと相続人~」 [英ドラマ&TV]

これ見たさにスターチャンネル契約しちゃった。
英国ITV制作によるコスチューム物で、エミー賞とかGG賞とかいろいろ受賞しちゃってます。
1900年代のイギリス、「ダウントン・アビー」というお屋敷に住む人々と使用人たちを描いたドラマ。

この手の題材が好きってのもあるけど、期待以上に良く出来ていて面白い!
『ゴスフォード・パーク』の脚本家ジュリアン・フェロウズが手がけてるってことで雰囲気は想像通り。
内容的にはあの映画からミステリー風味を引いて、人間ドラマをもっと濃厚にした感じかな。
派手さはないので初回見ただけではそれほどでもないんだけど(登場人物多くて混乱するし)、回が進むほどに各キャラクターが分かってきて面白さ倍増、気づけばめっちゃハマってました。

階上(上流階級)の人たちは相続やら結婚やら問題が山積み。
そこに遠い親戚で中流階級の人たちが相続人として関わってくるっていうのが面白い。
そして階下(使用人)も忙しい日常のなか陰湿ないじめがあったり、それぞれ過去や秘密を抱えていたりと問題だらけ。
階級の違い、親子関係にラブストーリーなど様々な人間模様がからみあっていてめっちゃ引き込まれます。
そこにタイタニック号の沈没~第一次大戦勃発という1年のあいだに起こる時代の変化が取り入れられてるのも上手いなぁって思う。

それから登場人物のどのキャラもそれぞれ納得できる性格設定になってるし、演じてる役者さんたちも上手い。
特にマギー・スミス演じる伯爵未亡人、最初は階級ガチガチな嫌な人なのかと思ったら意外と可愛らしい一面もあったりしてめっちゃ好きになってしまった。
クローリー家の3姉妹は知らない女優さんばっかりだったんだけど、長女メアリーが美人設定の割りにイマイチ美人じゃないのはやっぱりイギリスドラマだからか。
メアリーとマシューとの仲はなんか煮え切らなくてやきもきしちゃう。
マシュー役ダン・スティーブンスは透けるようなブルーの瞳が印象的なイケメンだけど、角度によってなんかもっさり見える。
一方階下のベイツとアンナの恋愛関係はめっちゃ切ないな~
この2人には幸せになってほしい。
ベイツ役ブレンダン・コイル(「ラークライズ」のローラ父だよね)って、ちょっとメタボな普通のおっちゃんなのに、このドラマではとっても素敵に見えます。

あとこの手の時代物はやっぱり豪華なお屋敷や美しいドレスなんかも見所だよね~
イギリスの時代物好きならそれだけでもかなり楽しめます。

本国イギリスではシーズン2も放送済みで好評だったらしいので、早く日本でも放送されないかな~


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