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海外ドラマメモ2024年冬~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

続いてアメドラ編。

「BEEF/ビーフ」
エミー賞リミテッドシーリズ部門の作品賞を受賞したダークコメディ。
ささいな駐車場でのトラブルがやがて過激な対立へと発展していく。
中国系の金持ち女(旦那は日系)と韓国系の負け犬男の対立を描いていて、しかもめっちゃヒリヒリする内容で目が離せない。
どうにもならないところまで来てようやく分かり合えるってのが切ないね。
30分×10話なのであっという間に見終わってしまったよ。
スティーヴン・ユアンとアリ・ウォンの演技も凄く良かった。

「BARRY/バリー シーズン4(ファイナル)」
最終シーズン。
S3に続きシリアス寄りではあるんだけど序盤はそこそこ笑える感じもアリ(って言ってもブラックだけど)
一気に時間が飛ぶ終盤はかなり意外な展開になってびっくり。
でもそれぞれのキャラクターに見合った結末が用意されていて納得感のあるラストだった。
ただ唯一クジノー先生だけはなんか気の毒だったよ。

「Prodigal Son/プロディガル・サン 殺人鬼の系譜 S1&2」
シリアルキラーを父に持つプロファイラー、マルコム・ブライトが父との関係に悩みながらもニューヨーク市警で難事件を解決していくクライムサスペンス。
ハンニバルとクリマイを混ぜたみたいな内容でそこそこ面白い。
主人公の演技も良かったし、マイケル・シーン演じるシリアルキラーの父親もいいキャラだった。
あとルー・ダイアモンド・フィリップスがイイ感じに年取ってイケオジになってたよ。
S2で打ち切りみたいで、ちょっと強引な終わり方だったのが残念。

「Bosch: Legacy/ボッシュ: 受け継がれるもの シーズン2」
S1ラストのマディの事件は意外と早めに解決して一安心。
ただその後は前シーズンからのロシアマフィアの事件絡みでボッシュたちが追い詰められていく展開でけっこうモヤモヤ。
ボッシュは刑事という枠を外れた分ちょっと無茶しすぎな面もあってハラハラする場面も多かった。
でもマディの成長、チャンドラーの抜け目なさにモーの有能さ、今シーズンも見どころたっぷりで面白かった。
それから昨年亡くなったランス・レディックさんが終盤に出てきて、あれがアーヴィング最後の出演シーンになるのかなぁ。悲しい。

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海外ドラマ「Ted Lasso/テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく シーズン1~3」 [米ドラマ&TV]

AppleTVで配信してるコメディドラマ。
シーズン1&2がエミー賞コメディ部門の作品賞を受賞。
アメフトコーチだったテッド・ラッソがイギリスに渡りサッカーの監督に転身しチームを立て直すため奮闘するという物語。
コメディアンのジェイソン・サダイキスが企画・製作・主演を務めています。

いろんな賞総なめしてるだけのことはある。
めっちゃ面白くてS3まで一気見しちゃった。

S1はテッド・ラッソがイギリスに渡ったところから始まるので、アメリカとイギリスの文化や言葉の違いやらがコミカルに描かれていて笑える。
そして何と言ってもラッソの良い人っぷりがイイ。
めちゃんこ前向きポジティブさが全然嫌味じゃなくて清々しい。
そしてチームのメンバーなど脇のキャラもどんどん立ってきて皆を好きになっちゃう。
特にチームの主将ロイ・ケント(ブレット・ゴールドスタイン)が最高!
それからジュノ―・テンプル演じるキーリーもいいキャラだし、「ダウントン・アビー」のスプラット(ジェレミー・スウィフト)も出てて、これまた面白いキャラで好き。
サッカーは特に詳しくなくても全然楽しめるよ。

S2はネイトが闇落ちしたのがちょっと残念だったけど、まぁストーリーを動かすにはこういうキャラが必要だよね。
シーズン半ばのクリスマスエピソードがめっちゃほんわかしてて好きだった。
レベッカ役ハンナ・ワディンガムめっちゃ歌うまい!

そしてファイナルとなるS3は恋敵だったロイとジェイミーの関係がちょっぴりブロマンスっぽくなるのが良い。
特にオランダ回の二人が最高。
ジェイミーS1の頃は嫌な奴だったのにめっちゃ大好きになってしまったなぁ。

そしてラストは納得感のある終わり方だったし、3シーズンでさくっと終了させるのも清くて良かった。
でもまたいつかどこかで彼らの活躍を見たいなぁって思ってしまうよ。




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海外ドラマ「The Marvelous Mrs. Maisel/マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン4&5」 [米ドラマ&TV]

映画の次は海外ドラマ。
昨年見た海外ドラマもめっちゃたまってるので感想をぼちぼち書いていく。
まずは、amazonオリジナルのコメディシリーズのシーズン4&シーズン5(ファイナル!)。

S3のシャイの件でミッジのキャリアは停滞気味。
シーズン4は次のファイナルへの繋ぎって面もあるので全体的にもどかしい感じが続く。
でも飛躍のためには必要な部分でもあるのかな。
シーズン終盤でカーネギーホールに立つレニーと、そのあとのレニーからミッジへの言葉が印象的。
これがミッジの起爆剤になりそう。
やっぱレニーめちゃくちゃカッコイイよ!

それからガスライトのジャッキー役ブライアン・タランティナがS4の前に亡くなってしまったんだね。
第3話はその追悼エピとなっていて、スージーの弔辞が感動的だった。
あと、ストリップ劇場の支配人役で「クレイジーエックスガールフレンド」のサンティノ・フォンタナが出てきたのが嬉しかったな~

そしてファイナルとなるシーズン5。
ついに成功へ向けてと動き出すミッジ達。
今シーズンは成功前と成功後とが時系列バラバラで描かれる構成で、今までより少し入り込みづらかったかも。
それでも最後の「ゴードン・フォード・ショー」での成功をつかみ取るスタンドダップはめっちゃ感動した!!
さらにタイトルまでちゃんと回収してるのも良き。
閉めは未来のミッジとスージーの微笑ましい姿で、やっぱりこの二人の友情がこの物語の中心だものね。
レニーの行く末はちょっと切なかったけど、とても良い終わり方だった。

あと印象的だったのがエイブが仲間に息子だけを気にかけ娘の事を見てなかったのを後悔してるって言うシーン。
そしてジョールが影でずっとミッジを支え続けてるのも素敵だった。
この二人をはじめ、脇を固めるキャラも最高なんだよね。
母ローズもジョール父母もみんな面白くて大好きだったな。

主役のレイチェル・ブロズナハンにアレックス・ボースタイン、トニー・シャルーブなど出演者の演技もほんと素晴らしかった。
そんでレニー役のルーク・カービーにめっちゃハマっちゃったよ。
ゴードン・フォード役の人もけっこう好きだったし、このドラマに出てくる男性陣みんな好きだ。

それからこのドラマのもう一つの見どころは50年代~60年代のファッション。
ミッジはじめ女性陣が着こなすお洋服がめちゃくちゃお洒落で可愛くて最高だった。
終わっちゃって寂しいけど、またS1リピートして楽しも。


Madly Marvelous: The Costumes of The Marvelous Mrs. Maisel

Madly Marvelous: The Costumes of The Marvelous Mrs. Maisel

  • 作者: Zakowska, Donna
  • 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
  • 発売日: 2021/11/30
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海外ドラマ「Succession/サクセッション シーズン4(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

世界的なメディア企業を経営する一族の継承者争いを描いたドラマのファイナルシーズン。

S3ラストでケンダル、ローマン、シヴの兄妹が団結したように見えて、ちょっとづつほころびが出てくる今シーズン。

まずはとにかく第3話が衝撃的すぎた!
いつかは来ると思ってたけどあんな形で迎えるとは予想外。
突然のローガンの死に対する子供たちや重役たちの反応と混乱がめっちゃリアルで見入ってしまう。
そしてその後のマットソン再登場エピで状況はさらに混沌としていく。
ロイ家の面々も相当クセが強くて嫌な奴らなんだけど、マットソンってさらにヤバい感じがするんだよね。(血を送るエピはアレクサンダー・スカルスガルドの出演作「トゥルーブラッド」からだよね)
そんなマットソンとの腹の探り合いがめっちゃくちゃ面白い。
第5話終盤でローマンがぶち切れるとこ最高だったな。

それから第7話のシヴとトムの言い争いがめちゃんこキツかった。
映画「マリッジ・ストーリー」を思い起こさせる、互いを徹底的に傷つけるだけの残酷な言葉のバトル。
ずっとこの二人の歪んだ関係を見てるからこうなるのは織り込み済みではあるけどやっぱ悲しい。

続く第8話の選挙回はメディアが国の運命を左右するという笑えない現実を描くとともに、兄妹それぞれの思惑や対立が浮かびあがっくる構図がめっちゃ見ごたえあり。
緊張感たっぷりの話の中"わさび"の件はちょい息抜きになった。(アダム・ゴドリーさんの細かい演技が笑える)

そして9話はローガンの葬儀回。
スピーチから兄妹それぞれ形は違えど憎みながらも愛していた父親への思いが溢れだしていて切ない。
特に泣きじゃくることしかできないローマンの不甲斐なさと無力感が刺さる。
逆にケンダルは自信をつけ覚醒したかに思えたんだけどね...

ついに迎える最終話。
ケンダルをCEOとし権力を勝ち取ろうとする3兄妹。
キッチンでの子供の頃に戻ったような微笑ましいやり取りの後に待ち受けていたのは…
シヴの土壇場で心変わりからの兄弟喧嘩はシリアスなんだけどなんか笑ってしまった。
ローマンの「俺たちはクソ」って言葉、これがすべてだよね。
そして王の座についたのがトムってのも皮肉だ。

すべてが終わった後、スッキリとした顔をするローマンとは対照的な魂抜けたケンダルの表情。
結局ケンダルはケンダルだったっていう納得な終わり方。
めちゃくちゃ完成度及び満足度の高いファイナルだった。

それからもちろん出演者の演技もこれまで以上に素晴らしかった!!
ジェレミー・ストロング、キーラン・カルキン、サラ・スヌークにマシュー・マクファディンなどなど、みんなにエミー賞上げたいぐらいだ。(私の一押しはキーラン・カルキン!)

シーズン1

シーズン2

シーズン3

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Succession: The Complete Third Season [DVD]

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海外ドラマメモ2023年夏~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

久々の海外ドラマメモ。
まずはアメドラ編。

「Bosch: Legacy/ボッシュ: 受け継がれるもの」
2年前にS7で幕を閉じたAmazonオリジナルドラマのスピンオフ。
って言っても主人公は同じボッシュで、演じてるのも同じタイタス・ウェリヴァーなので新シーズンって感じもあり。
警察を辞め私立探偵となったボッシュ。
内容的には相変わらず硬派だけど見ごたえあって面白い!
ただ終わり方がめっちゃクリフハンガーで続きを1年も待たなきゃいけないなんてモヤモヤするよ。
それからハニー・チャンドラーやマディは出てくるけど警察の愉快な同僚たちが出てこないのはちょっと寂しいな。
エドガーとかジョンソン&ムーアとかマンクとかゲストで少しは出てくるけどね。
そして見終わってからアーヴィング役ランス・レディックの訃報を聞き、めっちゃショックだったよ。
レガシーの方にもそのうち出てくるものだと思ってたのに...

「BARRY/バリー シーズン3」
どんどんシリアスになっていくなぁ。
シーズン2までのブラックだけど笑える感じの方が好きだけど、今シーズンも面白かった。
殺し屋としてのバリーにちゃんと落とし前をつけんともうどうにもならなさそうな感じだよね。
他のキャラクターも総じてダークな方向につき進んでいくし。。
ハンクだけは幸せになってほしいな。

「Dickinson/ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱 シーズン3」
久しぶりにAppleTV登録したのでようやくファイナルシーズン見ることが出来た。
南北戦争の時代に突入し、エミリーの家族にも様々な問題が降りかかり今までよりちょい重かった。
エミリーを通して、あの時代の女性の社会的地位、生きづらさが垣間見えていろいろ考えさせられた。
そんな中、妹ラヴィニアの天然クレイジーなキャラがなんか癒しになったな。
ヘイリー・スタインフェルドのめちゃウマな歌が聴けたのも良かった。

「Schmigadoon!/シュミガドーン! シーズン1&2」
これもAppleTVで既に2シーズン制作されてるミュージカルコメディドラマ。
倦怠期のカップルがミュージカルの世界に迷い込んで...っていう設定。
聞きなじみのない"シュミガドーン"っていうタイトルは『ブリガドーン』って言うミュージカルが元ネタらしい。
シーズン1は1940~50年代、シーズン2(こっちは"シュミカゴ"っていうタイトルで元ネタは『シカゴ」)は60年代~70年代あたりのミュージカルのパロディが満載。
ほぼ同じキャストがそれぞれのシーズンで違う役演じてるのも楽しい。
しかもアリアナ・デボーズにアラン・カミングにクリスティン・チェノウィスにアーロン・トヴェイなどなど超豪華なキャスティング。
1シーズン30分×6話とサクッと見られるのも良かった。
シーズン3も是非とも制作してほしい。
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海外ドラマメモ2023年冬~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

見終わった海外ドラマの感想。

「THE OFFER/ジ・オファー ゴッドファーザーに賭けた男」
映画『ゴッドファーザー』の制作過程をプロデューサーであるアル・ラディを中心に描いたドラマ。
こういう舞台裏系作品ってけっこう好きなんだよね。
ドラマ的な演出もあるだろうけど、めちゃくちゃドラマチック。
波乱万丈、紆余曲折あって、よく映画完成させたなぁって感じ。
キャストも素晴らしくラディ役マイルズ・テラーを始め、秘書ベティ役のジュノ・テンプル、いかにも業界人って感じのエヴァンス役マシュー・グードが最高。
バーン・ゴーマン演じる会長もいいキャラだったよ。
それからコロンボ役のジョヴァンニ・リビシがめっちゃ太ってたんだけど、やっぱ役のために増量したのかなぁ?(そういうタイプの役者だしねー)
『ゴッドファーザー』10年以上前に一度見たきりなので、久しぶりに見てみたくなったよ。

「The White Lotus/ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル S1&S2」
エミー賞受賞したりとなかなか話題のこのドラマ。
評判の良さに元々リミテッドシリーズだったのがS2も作られたらしい。
高級リゾートホテルを舞台にドロドロ、ギスギスの人間ドラマが展開される群像劇。
「サクセッション」といい『ナイブズ・アウト2』といい金持ち白人をネタにしたブラック・コメディが今ちょっとした流行りなのね。
ナイブズ・アウトと同時期に見たのでちょこっと内容がこんがらがっちゃったけど。
ハワイが舞台のS1はマーレイ・バートレット演じる支配人のキャラが好きだったな。
S2はシチリアが舞台でS1から唯一続けて出てるジェニファー・クーリッジが最高に面白かった。
ただ内容的にはS1のが楽しめたかなぁ。
S2はセックスの話がメインになっちゃっててあまり好みじゃなかったよ。

「Wednesday/ウエンズデー S1」
ネットフリックスのオリジナルドラマ。
『アダムス・ファミリー』のキャラクター、ウェンズデー・アダムスを主役にした学園ホラーコメディ。
製作総指揮&監督ティム・バートン&音楽ダニー・エルフマンの黄金コンビなのが嬉しい。
ホラーファンタジー要素はもちろんあるけど、男の子2人から好意を持たれるウェンズデーっていう学園ラブコメ的要素もけっこう強め。
まぁ若い子向けに作られたドラマなのでこれが正解なのだろうね。
ウェンズデーはじめ登場人物のキャラクターも個性的で面白かったし楽しめた。
ゲースロのブライエニー役の人も校長先生役で出てて印象的だったな。
あとハンドが最初はちょっとグロイって思ったけど見ていくうちにめっちゃ可愛くなってくるよ。

「Somebody Somewhere/サムバディ・サムウェア」
姉を失った中年女性の日常を描いたHBO制作、デュプラス兄弟プロデュースのヒューマンドラマ。
田舎町で地味に生きる中年女性の日常を時にユーモラスに時に切なく描いてあり、地味だけど優しくて素敵なドラマ。
共感できるところも多かった。
30分×7話というコンパクトさも良い。

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海外ドラマ「Succession/サクセッション シーズン3」 [米ドラマ&TV]

久しぶりに海外ドラマの感想。

今一番面白いと思うこのドラマ。
U-NEXTでは「メディア王~華麗なる一族~」ってタイトルになってるけど、イマイチ馴染めないので「サクセッション」のままで行きます。

ケンダルの逆転劇が最高だったS2のラストからの続き。
思った通りケンダルの勢いは続かず必死に虚勢を張ってる感がどんどん滲み出てくる。
シヴもなんだか空回り気味の中、意外と上手く立ち回って株を上げたローマンが調子に乗り過ぎて結局やらかしちゃうのが笑える。
ウザコンビのトムとグレッグの刑務所騒動も可笑しかったし、アレキサンダー・スカルスガルド演じる何考えてるんだかわからないIT企業のトップも興味深いキャラだった。

ストーリー的には序盤は今までの繰り返しっぽくちょい惰性感があったんだけど、中盤辺りから一気に面白くなっていく。
会場でひたすら場つなぎさせられる可哀相なフランクと、"空想上の猫"で大爆笑の株主総会エピに、ケンダルの居た堪れなさがヤバすぎる誕生パーティエピもめちゃくちゃ印象的(ラップに続き"オネスティ")
そしてラストの2つのエピ、トスカーナが舞台になってからの展開が素晴らしすぎた。
あんな風に兄妹が団結するとは。
それぞれのキャラがめっちゃいい味出してたよ。
そしてやっぱり1枚上手なローガン、続きが気になる終わり方でS4が待ち遠しいな。

役者陣の演技も相変わらず素晴らしく、ケンダル役ジェレミー・ストロングはもちろん、今シーズンはローマン役キーラン・カルキンの演技が冴え渡ってたなぁ。





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海外ドラマメモ2022年春~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

見終わったアメドラの感想。

「Russian Doll/ロシアン・ドール:謎のタイムループ シーズン2」
Netflix制作のSFコメディドラマのシーズン2
S1はタイムループだったけどS2はタイムスリップ。
ナディアが地下鉄に乗って過去にたどり着くと母親や祖母の意識に乗り移るっていう設定。
ナディアの過去や家族の歴史が絡み前作よりややこしい展開に。
"シュレーディンガーのルース"の回がかなりクレイジーかつ切なくて印象的だった。
ナターシャ・リオン演じるナディアのキャラは相変わらず豪快でカッコよくてクセになる。
ただアランパートが少なかったのが残念だったな。

「The Woman in the House Across the Street from the Girl in the Window/窓辺の女の向かいの家の女」
こちらもNETFLIXオリジナルドラマ。
裏窓のパロディかと思ったら、裏窓のオマージュ映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」のパロディらしい。(タイトル同様ややこしい)
サスペンス、ホラー、コメディ、いろいろ混ざった感じでやや中途半端な気はするけどまぁまぁ楽しめた。
1話30分×8話でサクッと見れちゃうしね。
クリスティン・ベルの役が「グッドプレイス」のエレノア感あり。
ワインボトル1本全部グラスにいれるとことか笑えた。
あと「マインドハンター」のエド・ケンパー役の人や「ダ・ヴィンチ」のトム・ライリーが出てるよ。

「HALSTON/ホルストン」
これもNETFLIX。
ライアン・マーフィ制作のリミテッドシリーズでアメリカのデザイナー、ホルストンの栄光と没落を描いた作品。
ホルストンが才能を開花させ成功するものの、商売の才能は無くドラッグにおぼれ転落していく。
よくあるパターンだし、ホルストンってブランドがあったことさえ知らなかったけど、テンポよく描かれるので楽しめた。
親友だったライザ・ミネリとの関係が良かったなぁ。
ライザ役の女優さんどっかで見たことがあるって思ったら、「SMASH」のアナ役(クリスタ・ロドリゲス)の子だったわ。
似てたし歌もうまくて印象的だった。
そしてもちろんホルストン役ユアン・マクレガーも役になり切ってて素晴らしかった。
あとローリー・カルキン演じる助手の名前がジョエル・シュマッカーで、あれって思ったらのちに映画監督になるあのジョエル・シュマッカーだったよ。デザイナーがキャリアのスタートだったなんて知らなかったなぁ。

「New Amsterdam/ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ シーズン3」
コロナの影響が海外ドラマにも出始めてるよねぇ。
こちらは医療物ってこともありドラマ内でしっかりコロナパンデミックの状況が描かれてた。
コロナ禍での医療体制、身近な仲間をたくさん失った医師たちの心の問題、コロナでの通院控え、アジア系への差別、ワクチンやコロナの偽薬の問題などしっかり描かれていて見ごたえあった。
マックスの改革は無茶ぶりが多くてたまにウザいけど、最終的には反省して良い方向へと持っていくって形なのでまぁそれなりに楽しめる。
あと、カプール先生の退場がとても残念だったけど、レイノルズが戻ってきたのは良かったな。
ただ終盤はちょっと恋愛話多めになってしまったのが残念。
特にマックスとシャープにはくっついてほしくなかったのだけど。。(ファイナルシーズンぐらいまで引っ張ってほしかった)


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海外ドラマ「STARTUP スタートアップ シーズン1~3」 [米ドラマ&TV]

NETFLIXにあったのでマーティン・フリーマン目当てで見始めたんだけど、思ったよりもハードな内容に1話の途中で断念すること数回。
なんとか気合い入れて3話ぐらいまで続けて見てみたら面白くなってきて結局一気見しちゃった。

マイアミを舞台に、仮想通貨ジェンコインのビジネスを巡る人間模様を描いたサスペンスドラマ。
仮想通貨が題材だからITとか金融とかそっち系の話なのかと思ったら、かなりサスペンスやバイオレンス色強め。
毎シーズン、序盤はスローなんだけど中盤あたりからのたたみかける展開に目が離せなくなる。

ジェンコインを開発したキューバ移民のイジー、訳アリのお金でそのジェンコインに投資するニック、そして彼らと手を組むことになるハイチ系ギャングのロニー。
人種も育ちも違い、まったく接点のないこの3人が手を組み会社を立ち上げようとするんだけど、そこにFBI捜査官フィル・ラスクが絡んできたりしてさらにややこしい展開に。
3人はそれぞれ今の環境から抜け出し成功することを夢見てるんだけど、みんなけっこう自己中だし、前途多難過ぎてハラハラするんだよね。
そんでもってシーズン1は、この先への序章って感じ。

ジェンコインを奪われ、新たなビジネスを始めるシーズン2は面白さ倍増!
ロン・パールマン演じる新キャラも印象的だけど、やっぱり息子を殺されたロニーの苦悩と生き様が見どころ。
終盤、瀕死の状態で敵を全滅させるシーンがカッコ良すぎ!!
あと、ラスクの退場の仕方が綺麗にまとまってて良かったな。

そしてシーズン3。
序盤はイジー別行動だし、ニックがクソ野郎になっててムカつくし、3人揃うシーンも少なくてちと物足りない。
さらにNSA(実はCIA)の女にひたすら追い詰められる展開でモヤモヤする。
でも終盤の展開は好きだな。
結局この3人は運命共同体なんだよね。
バラバラだった3人が犯罪の後始末って形でふたたび団結するのは皮肉だけどちょっとホッとする感じもアリ。
この先どうなるのかめっちゃ気になる終わり方なのに、残念ながら続きは作られてないんだよねぇ。。

あと、お目当てだったマーティン・フリーマンはS2までの登場で、今までにないダークな役がハマってて印象的だったな。
そしてロニー役エディ・ガテギが最高!
ケニア系アメリカ人で、小顔でスタイル良くてめっちゃカッコいい。
他の出演作も見たくなったよ。(「ブラックリスト」のS3に出てるみたい)
アダム・ブロディも甘ったれたダメ男感がニック役ぴったりだったな。

一応打ち切りとは公表されてないらしいので、いつかどこかで続きを作ってくれることを願うよ。



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海外ドラマメモ2022年冬~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

続いてアメドラ編。

「Mare of Easttown/メア・オブ・イーストタウン」
エミー賞でケイト・ウィンスレットの主演女優賞など3部門を受賞したサスペンスドラマ。
アメリカの田舎町が舞台でサスペンスと共に小さなコミュニティの人間関係なんかも描かれていて、「ブロードチャーチ」とか「ハッピーバレー」とかイギリスのサスペンスドラマに近い雰囲気を感じる。
全7話だし最後まで見ごたえあって面白かったよ。
ケイト・ウィンスレットの演技はやっぱり見事だし、メアの母親役ジーン・スマートも素晴らしかった。
基本地味で重い話なんだけど、メアと母親のやり取りには少し笑える要素もあって良かったな。

「Billions/ビリオンズ シーズン5」
新型コロナの影響で途中で中断されてたので、2021年後半に全部配信されてから一気見した。
今シーズンからコリー・ストール演じるマイク・プリンスが出てきてボビーと対立、さらにチャックも相変わらずボビーを追い詰めどうなるって感じの展開に。
そして作中にしっかりコロナの影響が描かれていたのが印象深い。
ワクチン打った奴はマスク外せなんてシーンが出てくるし、ボビーは隔離って形で終盤ほぼリモート出演。
たぶんストーリーも変更せざるおえなかっただろうけど、上手くストーリーに生かしてあって楽しめた。
ただチャック(ポール・ジアマッティ)が突然激やせしたのだけは凄い違和感あったなぁ。
そしてボビー・アクセルロッド役ダミアン・ルイスは今シーズンにて退場。
コロナだけじゃなく、再開までの間に奥様(「ピーキー・ブラインダーズ」のヘレン・マックロリー)を亡くされたこともあったしね。
残念だけど次からはコリー・ストールが主役となるようで新たな展開がどうなるのか気になるな。

「Clickbait/クリックベイト」
Netflix制作のミニシリーズ。
SNSを題材にしたイマドキのサスペンスドラマ。
各話それぞれ視点を変えて描かれていてテンポも良いし面白かった。
ただ、突っ込みどころはけっこう多く、犯人も意外性はめっちゃあるけど予想するのほぼ無理だよって感じだった。
ゾーイ・カザンが今までとちょい雰囲気違ってて最初気づかなかったよ。

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海外ドラマ「BOSCH/ボッシュ シーズン7(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

マイクル・コナリー原作、タイタス・ウェリヴァーが主人公ボッシュを演じる地味渋刑事ドラマのファイナルシーズン。

新型コロナの影響なのか?今シーズンは全8話とちょっと短め。

序盤、前シーズンの流れで相棒エドガーがこれまでになく不安定でボッシュとの関係もギクシャク。
どうなることかと思ったけど、最後には二人の絆が感じられる展開にグッときた。
一方、これまでそれなりに上手くやってたアーヴィングとの間に亀裂が入っちゃったのは残念。
でも亡くなった少女の為、最後まで正義を貫くボッシュはやっぱカッコいい!!
派手さは無いし、スッキリする終わり方でもないけれど、そこがこのドラマらしくて良かったよ。

そしてボッシュの仲間たち(ジョンソン&ムーアやピアスなど)も相変わらずいい味出してた。
ファイナルってことでこれまでに登場したキャラクター(FBIの潜入捜査官の人とか)がちょこちょこ出てくるのも楽しい。
何気にお気に入りなロバートソンの再登場も嬉しかった。

あと「ザ・ワイヤー」の話が作中に出てきたのにはニヤリとしちゃったよ。
しかもマルロ役だったジェイミー・ヘクター(エドガー)がイッキ見したとか言ってるしね。

ファイナルまで全シーズン面白かったけど、特に好きなのは「エンジェルズ・フライト事件」のシーズン4かな。
刑事ボッシュとはお別れだけど次は探偵ボッシュを楽しみに待ってるよ。


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海外ドラマメモ2021年秋~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

ちょい久しぶりの海外ドラマメモ。

「BARRY/バリー シーズン2」
アマプラのHBO作品の配信が終了しちゃって、このまま見れないのかと思ったらU-NEXTがHBO独占配信してくれることになり助かった。(月額が高いのがネックだけど)
久しぶりに加入して、さっそくシーズン2一気見。
バリー(ビル・ヘイダー)の闇が深すぎていろいろハラハラしちゃうけど、笑いとシリアスさのバランス感覚がスバラシくて目が離せないよ。
サリーのキャラがしっかり掘り下げられてたのも良かったし、フュークスのクズっぷりもなんか憎めなくてイイ。
そして似合わない金髪ヅラに、変なダンス(怪我してる手下まで踊ってるのもツボ)、やっぱりハンク(アンソニー・キャリガン)があほ可愛くて最高!
シーズン3は来年ぐらいかしら?早く見たいよ。

「THE UNDOING/フレイザー家の秘密」
これもU-NEXTで視聴。
HBO製作、ニコール・キッドマンとヒュー・グラント主演のサスペンスドラマ。
登場人物たちの心理ドラマをメインにしたサスペンスでこの前見た「ジェイコブを守るため」にちょっと似てる。
ストーリーもオチもそれほど意外性はないけど、全6話でテンポ良く進むのが良い。
ニコール・キッドマンは相変わらず年齢不詳の美しさだし、ヒュー・グラントもこれまでに無い役どころで演技も見ごたえあったよ。

「The Affair/アフェア 情事の行方 S1~S5」
ずっと前にWOWOWでS1だけ見たことあるんだよね。
不倫が題材でサスペンス風味もあり、男女それぞれ異なる視点から描かれる物語は興味深かったものの、ちとベッドシーン多すぎだし、基本自分勝手で感情移入しづらいキャラばかりなのが玉に瑕だった。
結局その後のシーズンは見逃しちゃったんだけど、今年になってアマプラに全シーズン来てたので、もう一回今度はちゃんと最後のシーズンまで見てみた。
S1ではアリソン(ルース・ウィルソン)とノア(ドミニク・ウェスト)二人の視点だけだったんだけど、S2からはノアの奥さんヘレン(モーラ・ティアニー)やアリソンの旦那コール(ジョシュア・ジャクソン)の視点なんかも描かれるようになり、S1より楽しめたかも。
まぁシーズン進むにつれマンネリ感が否めなくはなってくるけど。
登場人物の中ではわりかしコールが好きだったので、S4アリソンのショッキングな死からのコールの落ち込みぶりが切なかったな。。
そしてアリソン&コールがそのS4で退場しちゃったので、子供たち使って綺麗に感動的にまとめてはあったけどS5はイマイチ乗り切れなくて残念だった。

「The Chair/ザ・チェア ~私は学科長~」
サンドラ・オー主演のミニシリーズ。
大学の学科長になったアジア人女性が奮闘する話なんだけど、大学の教授たちはみんな癖あるし、いろいろ問題てんこ盛りで見てると気の毒になってくるよ。
人種だったり、ジェンダーだったり、宗教だったり様々な社会問題が盛り込まれてるのが今っぽい。
第3話の「誤解を招いたなら~」っていう謝罪の仕方の件、日本でもあるあるで(特に政治家)すっごい分かるーって感じだった。
意外とテーマは重めだったけど、30分×全6話でテンポは良いし基本はコメディタッチなのでサクッと見られちゃいます。
サンドラ・オーめっちゃはまり役だったなぁ。(このドラマのオーさんのファッションが好きな感じ)
それからビル役のジェイ・デュプラスも良かった。
「トランスペアレント」もだったけど、この人憎めないダメ男役が似合うよね。

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海外ドラマメモ2021年春~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

見終わった海外ドラマの感想。

「Fosse/Verdon/フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~」
伝説的な振付師で映画監督でもあるボブ・フォッシーと、パートナーでトニー賞に4度も輝いた名女優グウェン・ヴァードン、二人の波乱に満ちた年月を描いたミニシリーズ。
フォッシーをサム・ロックウェル、ヴァードンをミシェル・ウィリアムズが演じています。
演技派二人の共演がスバラシイ。
フォッシーは女好きで酒におぼれる典型的な破滅型のアーティストって感じで、そんなダメ男を何度も見限ろうとしながらも見捨てられないヴァードン。
なかなか一般人には理解できない二人の関係が印象的だったな。
ただ時系列が行ったり来たりしてわかりにくいのがちょっと残念。

「Mrs.America/ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~」
70年代のアメリカ、男女平等憲法修正条項ERAの批准をめぐる女性たちの活動を賛成派・反対派双方から描いたミニシリーズ。
賛成派にしろ反対派にしろ、それぞれの立場でみんな様々な思いを持っていて意見が違うのはあたりまえで、だからこそ問題を提起して行動し一歩づつ進んでいくしかない。
今の日本にめっちゃタイムリーな話でもあったし、いろいろ考えさせるドラマだった。
特に印象的だったのが自己矛盾に満ちた超保守派のシュラフリー。
それをケイト・ブランシェットが見事に演じているもんだから、めっちゃ憎々しくなってくる。
でも実際のケイトはフェミニストなんだよね。
そのほかのキャストもめっちゃ豪華で見ごたえあったよ。

「Dickinson/ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~ シーズン2」
Apple TV+が無料期間を延長してくれたので無事最後まで見ることができて良かった。
19世紀の詩人エミリー・ディキンスンを描いた異色のコメディドラマのシーズン2。
前シーズンほどの勢いはないものの今シーズンも面白かった!
今シーズンはエミリーの名声への憧れと、そのあとに待ち受けるものへの恐れが描かれる。
30分のコメディの中に現代にも通じる様々な問題などが入れ込んであるのが良い。
エイミー役ヘイリー・スタインフェルドとスー役エラ・ハントがめちゃ魅力的で、両者の関係にも変化があり次シーズンも楽しみだ。(でも次は有料になっちゃうかなぁ)
そして相変わらず音楽や衣装もセンス良くて素敵だった。
あと新聞の編集者役でゲースロのロラス・タイレルことフィン・ジョーンズが出てたよ。

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海外ドラマ「Succession/サクセッション シーズン2」 [米ドラマ&TV]

GWはほとんど家にいてドラマや映画を見まくったので、ぼちぼち感想あげていく。

去年のエミー賞で作品賞&主演男優賞を受賞したHBOのドラマ。
それも納得、S1はジワジワとハマる感じだったんだけど、S2は序盤からめちゃくちゃ面白かった!

ゲスい大金持ち家族によるゲスい権力争い。
S1では一歩引いていた長女シヴォーンが権力争いに名乗りを上げてますますパワーアップ。
癖ありすぎなキャラクターしか出てこないのに彼らを嫌いになれない不思議なドラマ。
ちょっと英国版のThe Officeに近い感触。

S1以上に権力に固執し、やりたい放題な暴君ローガン・ロイ。
(第3話のパワハラっぷりはある意味凄い)

ローマンのアホさと変態さはなんかかわいく思えてしまう。
ジェリーとの歪んだ関係も面白い。

ウザさでは1,2を争うトム&グレッグコンビも絶好調。

そしてとにかくケンドルのキャラが最高すぎる。
前半は抜け殻のようになってるんだけど、第8話、突然パーティでラップ披露しちゃうとことかヤバい。めっちゃ笑ったよ。
そしてラスト、薄々そうなりそうって思ってはいたけどあの逆転劇には痺れた!!

でもローガン・ロイが相手だからね、次シーズン、どう反撃に出てくるんだろうか楽しみだ~

唯一残念なのは日本版のタイトルで、「メディア王」なのか「キング・オブ・メディア」なのか「サクセッション」なのか。
ちゃんと統一してほしい。(「サクセッション」で良いと思うのだけど)

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海外ドラマ「The Queen's Gambit/クイーンズ・ギャンビット」 [米ドラマ&TV]

Netflixオリジナルのミニシリーズ。
1950年代のアメリカを舞台に、母親を事故で亡くし孤児院で育った少女が並外れたチェスの才能を開花させていく姿を描いたドラマ。

評判良くてかなり期待値上げて見たけど、その期待通りとっても面白かった!
ストーリー的には王道なんだけど、見せ方、描き方が上手くて一気見しちゃったよ。

とにかく主人公ベスのキャラクターが独特ですっごく魅力的。
強い意志を持ち、淡々とクールに男性中心なチェスの世界でのし上がってくところがなんとも爽快。
ちょっと共依存な義母との関係もユニークで面白かった。
そしてこの手のストーリーにありがちなドラッグやアルコールへの依存も描かれてたけど、ベスのキャラのおかげか、そこまで悲壮感がないのも良い。
孤独だった少女が最後には友人たちに助けられ頂点に立つ、ちょいベタだけど終わり方も良かったなぁ。
ベスの才能を開花させたシャイベルさんが遠くからずっと見守ってたってのも泣けたよ。(ベス、10ドル返してなかったんかい!とは思ったけど)

主人公ベス役は「ピーキー・ブラインダーズ」でもちょい気になってたアニャ・テイラー=ジョイっていう女優さん。
彼女の目力とちょっとファニーなルックスがこの個性的な役に説得力を与えていたし、チェスの駒を動かす所作がとっても美しくて印象的だった。
そしてベスの着こなすファッションがどれもこれもオシャレで可愛くて楽しめた~
最初はダサカワイイ感じだったのが、自信を持ってどんどん洗練されていくのも見どころ。
当時の雰囲気たっぷりな映像や美術もめちゃくちゃ素敵だったよ。

それから脇を固める義母アルマ役マリエル・ヘラーやシャイベル役ビル・キャンプ達の演技もスバラシかった。
あとベルティック役のハリー・メリングが、ハリーポッターのダドリー役の子だと知ってびっくり!子供の頃はかなりぽっちゃりだったのに、めっちゃスリムになってて全然気づかなかったよ。
同じく子役出身、ライバルのベニー役トーマス・ブロディ=サングスターはけっこう他のドラマなんかで見かけるけど、カウボーイハッかぶった自信家キャラってのは意外性があって面白かった。

チェスを描いたドラマだけど、チェスの知識は無くても全然楽しめる。超おススメ!

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