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映画『デューン 砂の惑星 PART2』(2024年アメリカ) [映画]

原題:Dune: Part Two

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がふたたび監督を務めた「DUNE」の続編。
ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンら前作のキャストに加え、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、レア・セドゥらが新たに出演しています。

今回もドルビーシネマで鑑賞し、美しく壮大な映像を堪能。
内容的にも前作よりストーリーに動きがあるので3時間の長さが全然苦にならなかったよ。
ただもう少し前作予習しとけばよかったなぁ。
前作見てから2年半ぐらいたってるのでけっこう細かい部分忘れてて、最初追いつくのに時間がかかっちゃったよ。

シャラメとゼンデイヤの二人はもちろん良かったけど、今作は前作以上に母親ジェシカの存在感が凄かった。
レベッカ・ファーガソン、美しいうえに、演技力も圧巻だった。
それから眉無しスキンヘッドの悪役なオースティン・バトラーもめちゃくちゃ印象的だったな。
そしてちょびっと出てきた妹がアニャ・テイラー・ジョイだった!
次のパート3にはもっと出てくるのかなぁ~楽しみ。
あと、ハルコンネンが衣装のせいでマツコデラックスにしか見えてしょうがなかったよ。


DUNE/デューン 砂の惑星(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2023/02/01
  • メディア: Prime Video




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映画『落下の解剖学』(2023年フランス) [映画]

原題:Anatomie d'une chute/Anatomy of a Fall

カンヌ映画祭のパルムドール、アカデミー賞脚本賞などを受賞しているフランス映画。
人里離れた山荘で起きた転落死を巡り繰り広げられる人間ドラマ。
監督はジュスティーヌ・トリエ、主演「さようなら、トニー・エルドマン」のザンドラ・ヒュラー。

サスペンスを期待すると肩透かしかもしれないが、めちゃくちゃ濃厚な法廷劇で見ごたえあり。
裁判を通して夫婦感の亀裂がエグイ感じに暴かれていく展開にヒリヒリ。
そして巻き込まれる息子ダニエルが苦しみながらも事件に向き合い証言するシーンが印象的だった。

ザンドラ・ヒュラーの演技はもちろん凄いんだけど、ダニエル役ミロ・マシャド・グラネール君、そして犬のスヌープ(本名はメッシ)の演技がめちゃ素晴らしかったな。
あと弁護士役のスワン・アルローがなかなかイケてて出てくるたび目が離せなかったわ。






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映画『カラーパープル』(2023年アメリカ) [映画]

原題:The Color Purple

ピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説を基にしたスピルバーグ映画をミュージカルとして再映画化。
黒人女性の波乱に満ちた生涯を力強い音楽と共に描いた作品。
ブロードウェイでも上演されていて、そちらで主役セリーを演じたファンテイジア・バリーノが同じ役で主演し、タラジ・P・ヘンソンやハリー・ベイリーが共演しています。

タイトルは知ってたものの原作読んでないしスピルバーグ版も未見。
イメージ的に白人から黒人への人種差別をメインに描いた作品なのかと思ってたら、もちろんそういう面も描かれてはいるけれど、メインは男性に支配されてきた女性の抑圧からの解放と自立がテーマだった。
めちゃくちゃ重い内容だし見ていて辛いシーンも多いのだけど、ミュージカルなのがそれを少し緩和してくれたな。
音楽もダンスもめっちゃパワフルで見ごたえたっぷりだったよ。

そして出演者の歌や演技も圧巻。
主人公セリー役のファンテイジアやシュグ役のタラジさんはもちろん、ソフィア役ダニエル・ブルックスがめっちゃ印象的だった。
って言うかダニエル・ブルックスって「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のテイスティだよ!
役柄的にもぴったりだったし、歌もめちゃ上手くて素晴らしかった。



カラーパープル ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2024/06/12
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「円空 ―旅して、彫って、祈って―」@あべのハルカス美術館 [ライブ・イベント・展覧会]

「モネ展」から美術館のはしご。
天王寺に移動してあべのハルカス美術館へ。
4月初めまで開催してる「円空―旅して、彫って、祈って―」を見てきました!
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仏像とかにはそんなに詳しくないので円空のこともあまり良く知らなかったんだけど、ピクミンブルームでこんなポスカゲットしてからちょっと気になってたのだ。↓
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円空の生誕地が現在の羽島市で、岐阜羽島駅付近にこのモニュメントが立ってるらしい。(老朽化で去年撤去されてしまったそう)

仏像と言えば運慶の作品とか力強くて凛とした作風のものを思い浮かべるけど、円空の仏像は朴訥としてどこかユーモラスな雰囲気でまた違った魅力に溢れてた。

こちらも一部作品撮影OK。
モネ展に比べたら人少なくて回りやすかった。

素朴感たっぷりな仏像がずらっと並んでるのがなんだかカワイイ。
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その時々によってデザインなどが微妙に違っていて面白い。
見ていて笑みがこぼれるような作品ばかりでめっちゃ楽しかったよ!
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どっちかっていうとモネ展がメインでこっちはついでだったのだけど、見に来て凄く良かった。

最後はグッズショップで"円空てぬぐい"を購入。
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大満足で美術館を出たあとは下の階の台湾カフェ「食習」で休憩。
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"いちご豆花"食べてから帰りました~

美術館ハシゴして、美味しいもの食べて充実した一日になりました。
この後もいろいろ気になる展覧会があるので頑張って時間作って見に行こう。

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「モネ 連作の情景」@大阪中之島美術館 [ライブ・イベント・展覧会]

大阪中之島美術館で開催中の「モネ 連作の情景」を先月末に見てきましたー
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平日に行ったのにさすがはモネ、めっちゃ人多かった!
モネの作品は直島の地中美術館とか、印象派がメインの作品展とかで見たことはあったけど、100%モネだけっていう作品展は初めて。

一部写真撮影OKでした。
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沢山見てみてわかったのが、モネの絵ってそこまで私の好みじゃないなってこと。
色使いとかは綺麗だし光の描写とか凄いとは思うのだけどね。
でも盛りだくさんで見ごたえはあった。

美術館を出てランチは前にも行った、お隣ダイビル内にある「旧ヤム邸」でカレー。
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今回は鶏キーマとグリーンカレーの2種にした。
辛いけど旨し。特にグリーンカレー好みだった。

食後は天王寺に移動。
美術館をハシゴします。


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映画『哀れなるものたち』(2023年イギリス・アメリカ・アイルランド) [映画]

原題:Poor Things

『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督作。
ヴェネチア映画祭で金獅子賞、エマ・ストーンがアカデミー賞で主演女優賞を獲得しています。

ヨルゴス・ランティモス作品を見るのは『女王陛下のお気に入り』『聖なる鹿殺し』に続き3作目なんだけど、今回も変態監督っぷりを発揮。
SF×ゴシック×ファンタジー×コメディ×フェミニズムと一言では言い合わらせない風変わりでクセの強い作風で、めちゃくちゃ面白かった!
まぁちょっと性描写が多すぎる気はしたけどね。

これまでのイメージを一新する脱ぎっぷりがびっくりだったエマ・ストーン。
それだけじゃなく子供の脳を持つ大人の女性の成長を見事に演じていて凄かった。
それからマーク・ラファロのダメ男っぷりも最高。
後半、情けなさすぎて笑えるしなんか可愛くもあった。
前々から憎めないダメ男役をやってるラファロが好きだったのでこれすっごいツボだったな。
ベラの"父"ゴッド役ウィレム・デフォーもマッドサイエンティストっぷりがハマっててすっごく良かったよ。

そして美術と衣装と音楽も見事に物語に調和してて素晴らしい。
全てにおいてファンタスティックでグロテスクで美しくて目が離せない作品でした。





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映画『レザボア・ドッグス』(1992年アメリカ) [映画]

原題:Reservoir Dogs

クエンティン・タランティーノの記念すべき長編監督第1作。
30年ぶりの劇場公開ってことで見に行ってきた。

久しぶりに見たけどやっぱり面白い!
冒頭のダイナーでのくだらない会話から、黒スーツを着た男たちが並んで歩くシーンの鮮烈さ。
音楽の使い方もめちゃくちゃカッコよくて一気に引き込まれる。

オレンジが撃たれて血まみれ瀕死になってるのとか、警官が耳切られるのとか最初に見た時はバイオレンスな部分が印象に残ったのだけど、今見ると意外と会話劇がメインな印象。

裏切り者は誰なのか?
回想シーンを織り交ぜた構成も見事だし、男同士の熱い絆も最高。
結末知ってるのに最後まで緊迫感あって見ごたえあったよ。

それにしても若い頃のティム・ロス(オレンジ役)めっちゃ美しいな。
ハーヴェイ・カイテルも渋くてカッコイイ。
そしてピンク役スティーブ・ブシェミのキャラも大好きだ。

久しぶりに劇場で見ることが出来て良かったよ。

↓入場特典でポストカード貰った♪
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レザボア・ドッグス [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2010/05/12
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映画『ファースト・カウ』(2020年アメリカ) [映画]

原題:First Cow

インディペンデント映画界で高く評価されるケリー・ライカートによるヒューマンドラマ。
ジョン・マガロ、オリオン・リー、トビー・ジョーンズが出演。
西部開拓時代のオレゴンでアメリカンドリームを求めて移住した料理人クッキーと中国人移民キング・ルーは意気投合しある計画を思いつく...

1月初めに見た今年の初映画。
ケリー・ライカート作品は初めて。
ゆったりとした空気感と美しいアメリカの原風景に癒される。
それでいて中盤辺りからハラハラする部分もあり面白かった。
そして意外な組み合わせの男同士の友情物語にもグッと来たなぁ。

主役のジョン・マガロ、ちょこちょこ気になる作品に出てるんだよねー
もうすぐ公開の『パストライブス』にも出てるらしいので楽しみ。
トビー・ジョーンズも印象的な良いキャラだった。
それから『キラーズ・オブ~』のリリー・グラッドストーンも出てた。
ケリー・ライカート監督の他の作品にも出てるらしいので機会があれば見てみよう。





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海外ドラマメモ2024年冬~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

続いてアメドラ編。

「BEEF/ビーフ」
エミー賞リミテッドシーリズ部門の作品賞を受賞したダークコメディ。
ささいな駐車場でのトラブルがやがて過激な対立へと発展していく。
中国系の金持ち女(旦那は日系)と韓国系の負け犬男の対立を描いていて、しかもめっちゃヒリヒリする内容で目が離せない。
どうにもならないところまで来てようやく分かり合えるってのが切ないね。
30分×10話なのであっという間に見終わってしまったよ。
スティーヴン・ユアンとアリ・ウォンの演技も凄く良かった。

「BARRY/バリー シーズン4(ファイナル)」
最終シーズン。
S3に続きシリアス寄りではあるんだけど序盤はそこそこ笑える感じもアリ(って言ってもブラックだけど)
一気に時間が飛ぶ終盤はかなり意外な展開になってびっくり。
でもそれぞれのキャラクターに見合った結末が用意されていて納得感のあるラストだった。
ただ唯一クジノー先生だけはなんか気の毒だったよ。

「Prodigal Son/プロディガル・サン 殺人鬼の系譜 S1&2」
シリアルキラーを父に持つプロファイラー、マルコム・ブライトが父との関係に悩みながらもニューヨーク市警で難事件を解決していくクライムサスペンス。
ハンニバルとクリマイを混ぜたみたいな内容でそこそこ面白い。
主人公の演技も良かったし、マイケル・シーン演じるシリアルキラーの父親もいいキャラだった。
あとルー・ダイアモンド・フィリップスがイイ感じに年取ってイケオジになってたよ。
S2で打ち切りみたいで、ちょっと強引な終わり方だったのが残念。

「Bosch: Legacy/ボッシュ: 受け継がれるもの シーズン2」
S1ラストのマディの事件は意外と早めに解決して一安心。
ただその後は前シーズンからのロシアマフィアの事件絡みでボッシュたちが追い詰められていく展開でけっこうモヤモヤ。
ボッシュは刑事という枠を外れた分ちょっと無茶しすぎな面もあってハラハラする場面も多かった。
でもマディの成長、チャンドラーの抜け目なさにモーの有能さ、今シーズンも見どころたっぷりで面白かった。
それから昨年亡くなったランス・レディックさんが終盤に出てきて、あれがアーヴィング最後の出演シーンになるのかなぁ。悲しい。

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海外ドラマメモ2024年冬~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

見終わったドラマがたまってきたので、まずはイギリスドラマ。

「Hijack/ハイジャック」
AppleTV+制作、イドリス・エルバ主演のサスペンスドラマ。
ロンドンに向かう飛行機がハイジャックされ、腕利きの企業交渉人サム・ネルソンが乗客乗員を救おうとするが…
こういうのって最初だけ面白くて後尻すぼみすることが多いんだけど、これは緊張感が途切れない展開で最後まで楽しめた!
イドリス・エルバは人間味のあるヒーロー役が似合う。

「A Spy Among Friends/亡国のスパイ~かくも親密な裏切り~
「ケンブリッジファイブ」と呼ばれる英国史上最悪のスパイ事件に関わった5人の男のうちの一人キム・フィルビーの亡命を描いたドラマ。
フィルビー役にガイ・ピアース、親友だったニコラス・エリオット役にダミアン・ルイス。
淡々としてるし過去と現在を行ったり来たりして描かれるのでなかなか見るのがシンドイドラマだったけど、雰囲気や役者の演技は良かった。
ダミアン・ルイス繋がりなのか「ビリオンズ」のスピロス役の人(スティーヴン・クンケン)がCIAのアングルトン役で出ててけっこう印象的だったな。

「Sherwood/刑事シンクレア シャーウッドの事件」
廃鉱となった炭鉱町を舞台に2件の殺人事件と過去の出来事が繋がっていく。
硬派な社会派サスペンスで見ごたえあり。
そしてデヴィッド・モリッシーにレスリー・マンヴィルにクレア・ホルマンにロバート・グレニスターなどなど出演者も地味に豪華だし演技も素晴らしい。
イギリスドラマは俳優の演技がみんなうまくてリアリティあるんだよね。

「The Chelsea Detective/警部補アーノルド~チェルシー捜査ファイル」
いかにもイギリスらしい刑事ドラマ。
全然派手さはないけど、丁寧に事件を解決していくのが良い。
2話で一つの話になっていて、短すぎず長すぎずでサクッと見られる。
エイドリアン・スカーボロ演じるアーノルド警部補が普通のおっさんな感じでいいキャラだ。

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