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映画『バービー』(2023年アメリカ) [映画]

原題:Barbie

世界中で愛されているアメリカのファッションドール"バービー"を『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ』のグレタ・ガーウィグ監督が映画化。
主演はマーゴット・ロビー、共演にライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレーラ他。

MOVIXのドルビーシネマにて鑑賞。外国人の観客がかなり多かった。

"バービー"を映画化って聞いた時は失敗しそうにしか思えなかったんだけど、ポップでキャッチーでありながらちゃんと現代的なテーマ性を持たせた作品になってて良かった。

フェミニズムっていうか女も男も関係なく古臭いジェンダー観に囚われない自分らしい生き方をすることが描かれてる。
特にアメリカ・フェレーラ演じる人間の女性が心情を吐露するシーンは共感しかない。
でも基本的にはちゃんとエンターテイメントしてるのが良いんだよね。
ブラック気味だけどコメディタッチでけっこう笑えるし楽しかった。

見る前から分かってたけどマーゴット・ロビーはキュートで聡明でバービーにぴったり。
一方、ケン役にライアン・ゴズリングってどうなの?って思ってたのに、頭空っぽなマッチョ感がなんかキモくてサイコーだった!!
ライアン・ゴズリングの演技力凄し!
それから別のケン=シム・リウの笑顔がめっちゃ良かったなぁ。
二人のダンスバトル最高だったよ。
さらに、また別のケン役で「ヴェラ」のマーカス(キングズリー・ベン=アディル)出てきた!
マーカスにこんな陽気なイメージなかったからすっごいギャップで面白かったな。
その他「アグリー・ベティ」のアメリカちゃんに、「ブルース一家」のマイケル・セラ(アラン役)、さらに別のバービー役で「デリーガールズ」&「ブリジャートン家」のニコラ・コクランも出てたし、海外ドラマ好きとしてはめっちゃ楽しめるキャスティングでした。


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映画『さらば、わが愛 覇王別姫』(1993年中国=香港=台湾) [映画]

原題:覇王別姫/Farewell My Concubine

製作から30年、レスリー・チャンの没後20年ということで再上映されたので見てきた。
チェン・カイコー監督が2人の京劇俳優の波乱に満ちた生き様を描き、中国映画として初めてカンヌ映画祭パルムドールを受賞した作品。

20年以上前に家のTVで見て以来、その後何度も見返し、以前のリバイバル上映で劇場でも見てる。
自分のオールタイムベストを選ぶなら絶対にその1本に入る作品。
そしてレスリー・チャンを知ったのもたぶんこれが最初なんだよね。(没後20年も経つのか…)
今回久しぶりにリバイバル上映があるってことで大阪(シネ・リーブル梅田)まで見に行ってきた。
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京劇役者の蝶衣と小樓、そして遊女の菊仙。
3人の愛憎関係が激動の中国の歴史の転換点と共に描き出される。
とにかく美しくて哀しい物語。
身も心も京劇に捧げ、姫が王を愛するように小樓を愛し続ける蝶衣が切ない。
そして同じ男を愛する菊仙との関係性が印象的。
敵対関係でありながらも、二人は理解者でもあるんだよね。
だからこそ彼らを待ち受ける残酷な運命がなんともやるせなかった。

蝶衣を演じるレスリー・チャンは儚げで妖艶で息をのむ美しさ!!
終盤の鬼気迫る演技にも圧倒される。
菊仙の図太さ、そして脆さを見事に演じたコン・リーも素晴らしかった。

それから幻想的で美しい映像や美術にもめちゃくちゃ圧倒される。
劇場の大きなスクリーンで見るとやっぱ格別だよね。

あと入場者特典でポスカ貰えてうれしい。
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  • 出版社/メーカー: 角川書店
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映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023年アメリカ) [映画]

原題:MISSION: IMPOSSIBLE - DEAD RECKONING - PART ONE

トム・クルーズ演じるスパイ、イーサン・ハントが数々の不可能なミッションに挑むアクション・シリーズの第7弾の前編。
監督はクリストファー・マッカリー。
ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・アトウェル共演。

MOVIXのドルビーシネマで見てきた。
このシリーズは4、5作目ぐらいまでは劇場で見てたんだけど、最近のやつは全然見てなかったんだよね。
なので前作だけでも予習してから見れば良かったかな。
引き続いて登場してるキャラが何人かいるので、最初少し付いてけない部分があったよ。
でもメインはアクションな映画なので後は問題なく楽しめた。
3時間の長さだけど、とにかくド派手なアクションの連続なので見ていて飽きない。
こういうのはやっぱ劇場で見るに限るね。
前後編の前編だけど一応一区切りついたところで終わったので、見終わってそんなにモヤモヤしないのも良かった。
そしてなんと言ってもトム・クルーズ!
『トップガン』に続きめちゃくちゃ若々しい上に、スタントも自分でこなすなんて凄すぎるわ。


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映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年アメリカ) [映画]

原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny

ハリソン・フォードが考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画の15年ぶりの新作。
スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが製作総指揮、ジェームズ・マンゴールドが監督を務めています。

インディ・ジョーンズにはそれほど興味がなかったけど、この前の大阪コミコンでマッツ・ミケルセンが出てることを知ったので見に行くことにした。
このシリーズはたぶんリバー・フェニックスが出てるやつ以外見たことなかったので、金曜ロードショーで軽く予習。
過去作もこの新作も基本突っ込みどころはあるけどテンポ良くて楽しめた!
そしてお目当てのマッツはもちろん悪役だし、しかも科学者設定だから弱っちかったけど、それはそれで可愛かったな。(色んな眼鏡マッツが見れたしね。)

あとハリソン・フォードってもう80歳超えてるんだねぇ!!
年齢を感じさせない動きと演技だった。
インディ・ジョーンズからは引退するけど俳優業はまだまだ引退しないみたいなのでこれからもどんどん活躍してほしい。

それからトビー・ジョーンズ演じるバジル・ショーや、フィービー・ウォーラー=ブリッジ演じるヘレナのキャラも良かった。
この二人が親子って似てなさすぎだけどね。
ただアントニオ・バンデラスはけっこうな無駄遣いだったよ。


インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ [Blu-ray]

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海外ドラマ「Succession/サクセッション シーズン4(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

世界的なメディア企業を経営する一族の継承者争いを描いたドラマのファイナルシーズン。

S3ラストでケンダル、ローマン、シヴの兄妹が団結したように見えて、ちょっとづつほころびが出てくる今シーズン。

まずはとにかく第3話が衝撃的すぎた!
いつかは来ると思ってたけどあんな形で迎えるとは予想外。
突然のローガンの死に対する子供たちや重役たちの反応と混乱がめっちゃリアルで見入ってしまう。
そしてその後のマットソン再登場エピで状況はさらに混沌としていく。
ロイ家の面々も相当クセが強くて嫌な奴らなんだけど、マットソンってさらにヤバい感じがするんだよね。(血を送るエピはアレクサンダー・スカルスガルドの出演作「トゥルーブラッド」からだよね)
そんなマットソンとの腹の探り合いがめっちゃくちゃ面白い。
第5話終盤でローマンがぶち切れるとこ最高だったな。

それから第7話のシヴとトムの言い争いがめちゃんこキツかった。
映画「マリッジ・ストーリー」を思い起こさせる、互いを徹底的に傷つけるだけの残酷な言葉のバトル。
ずっとこの二人の歪んだ関係を見てるからこうなるのは織り込み済みではあるけどやっぱ悲しい。

続く第8話の選挙回はメディアが国の運命を左右するという笑えない現実を描くとともに、兄妹それぞれの思惑や対立が浮かびあがっくる構図がめっちゃ見ごたえあり。
緊張感たっぷりの話の中"わさび"の件はちょい息抜きになった。(アダム・ゴドリーさんの細かい演技が笑える)

そして9話はローガンの葬儀回。
スピーチから兄妹それぞれ形は違えど憎みながらも愛していた父親への思いが溢れだしていて切ない。
特に泣きじゃくることしかできないローマンの不甲斐なさと無力感が刺さる。
逆にケンダルは自信をつけ覚醒したかに思えたんだけどね...

ついに迎える最終話。
ケンダルをCEOとし権力を勝ち取ろうとする3兄妹。
キッチンでの子供の頃に戻ったような微笑ましいやり取りの後に待ち受けていたのは…
シヴの土壇場で心変わりからの兄弟喧嘩はシリアスなんだけどなんか笑ってしまった。
ローマンの「俺たちはクソ」って言葉、これがすべてだよね。
そして王の座についたのがトムってのも皮肉だ。

すべてが終わった後、スッキリとした顔をするローマンとは対照的な魂抜けたケンダルの表情。
結局ケンダルはケンダルだったっていう納得な終わり方。
めちゃくちゃ完成度及び満足度の高いファイナルだった。

それからもちろん出演者の演技もこれまで以上に素晴らしかった!!
ジェレミー・ストロング、キーラン・カルキン、サラ・スヌークにマシュー・マクファディンなどなど、みんなにエミー賞上げたいぐらいだ。(私の一押しはキーラン・カルキン!)

シーズン1

シーズン2

シーズン3

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Succession: The Complete Third Season [DVD]

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海外ドラマ「Good Omens/グッド・オーメンズ シーズン2」(2023年) [英ドラマ&TV]

マイケル・シーンとデヴィッド・テナントが天使と悪魔を演じるファンタジードラマのシーズン2。

シーズン1から4年、S2制作してくれるとは思ってなかったから嬉しい。
天使アジラフェル悪魔クロウリーの仲良しコンビの活躍が再び見られるとワクワクしながら視聴。
ストーリー的にはS1に比べるとコジンマリしてて地味だけど、笑える部分も多く、天使と悪魔のイチャイチャっぷりも健在でもニヤニヤしながら楽しんでた。
なのに、最終話、いろんな意味でショックなシーンが待ち受けてた!
たしかにS1の頃からクロウリーは「二人で宇宙に逃げよう」なんて言ったり、アジラフェルのことが大好きなのは分かってたけど、さすがにキスするとは思わんかったよ。
しかも二人の心がすれ違った状況でのキス、そしてその後も仲直りできないままエンディングって悲しすぎる。
天使と悪魔だし、話の流れ的に人間の恋愛感情からのキスとはちょっと違う気はするんだけどね。
アジラフェルもクロウリーもお互いのことを大事に思ってるのに、それぞれが考える幸せがちょっとづつ違っててるのが切ないよね。
S3では二人で幸せになってくれるのを願う。
って思ったらなんとS3はまだ制作が決まってないらしい!
こんな終わり方して続きが無かったらこの気持ちどうすればよいのだ…

それにしても相変わらず純粋天然天使アジラフェルはめっちゃ可愛いし、ツンデレ悪魔クロウリーもカッコ良すぎだったなぁ。
さらに今シーズンはジョン・ハム演じるジム(ガブリエル)もアホかわいくて最高。
オッサンたちが愛おしすぎたよ。
ただS1でけっこう好きだったハスターが出てこなかったのはちょい残念だったけどね。

そしてやっぱり絶対S3作ってほしい!!


グッド・オーメンズ - シーズン2:予告編

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海外ドラマメモ2023年夏~イギリスドラマ編 [英ドラマ&TV]

続いてイギリスのドラマの感想。

「Slow Horses/窓際のスパイ シーズン1&2」
AppleTVオリジナルでゲイリー・オールドマン主演、MI5の落ちこぼれ諜報員たちが活躍するスパイドラマ。
シーズン1序盤はメンバー紹介的な面もありややスローなスタートだったけど徐々に面白くなっていき、シーズン2は序盤からハラハラドキドキ、スピーディーな展開で面白かった!
ボスであるラム役ゲイリー・オールドマンの小汚さがいい味出してるし、イケメン主人公枠なはずのジャック・ロウデンがちょい抜けてるキャラなのがイイ。
他のメンバーたちも全然華がないんだけど、それぞれ個性があって好きになってしまう。
シーズン2の最後にシーズン3の予告があったけど、いつ見られるんだろう。

「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~
エカチェリーナ2世がロシアで女帝となるまでを描く歴史風刺コメディ。
かなり下品なブラックコメディなので最初は取っ付きにくいけど見てるうちにハマってく。
エル・ファニングは天真爛漫な役がハマってるし、めっちゃキュート。
そしてニコラス・ホルト演じるアホ皇帝がなんかクセになる。
マリアル、オルロ、アーチー(「リーマン・トリロジー」のアダム・ゴドリー)にグリゴール(「ボヘラプ」のブライアン・メイ役の人)など脇のキャラも変人ばっかだけどなんか憎めないんだよなぁ。
めっちゃ続きが気になるところで終わったのでシーズン2が早く見たい。

「A Confession/刑事ファルチャー 失踪捜査」
「シャーロック」のマーティン・フリーマン主演の実話事件物。
マーティン・フリーマン以外にもイメルダ・スタウントンや「ダウントン・アビー」のシヴォーン・フィネランも出てる。
事件そのものというより、イギリス警察のシステムの不備だったりが話のメインとなっていて色々モヤモヤする展開。
リアリティあったし被害者家族についてもしっかり描かれていて見ごたえはあったけど重かったな。

「Shetland/シェトランド シーズン6」
本国ではシーズン7にあたるシーズン。
今回も2時間×3話で一つの物語という構成。
前シーズンからの続き、ペレスは結局証拠不十分となって仕事復帰するという所からスタート。
今回は環境テロやらアメリカ人の逃亡者やらなかなかに派手な題材だったな。
そんで今シーズンでペレス(ダグラス・ヘンシュオール)が退場なのね。
最後はハッピーエンドで、トッシュの成長も見れたしいい終わり方だった。
ペレスは退場するけど「シェトランド」自体は続くみたいで、次の主人公はどんな人なんだろ?
トッシュとサンディは残るのかなぁ?

「Killing Eve/キリング・イヴ シーズン4」
ファイナルシーズン。
S1の頃の面白さを取り戻してほしかったけど、結局右肩下がりで終わっちゃったなぁ。
特にヴィネラルの扱いがどうにもコレジャナイ感が。
キャロリンとコンスタンティンの過去話はそこそこ面白かったけど。
新キャラとか全然生かしきれてなかったし。
ジョディ・カマー&サンドラ・オーをはじめとした俳優陣の演技は相変わらず良かったから、なんか勿体なかったな。

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海外ドラマメモ2023年夏~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

久々の海外ドラマメモ。
まずはアメドラ編。

「Bosch: Legacy/ボッシュ: 受け継がれるもの」
2年前にS7で幕を閉じたAmazonオリジナルドラマのスピンオフ。
って言っても主人公は同じボッシュで、演じてるのも同じタイタス・ウェリヴァーなので新シーズンって感じもあり。
警察を辞め私立探偵となったボッシュ。
内容的には相変わらず硬派だけど見ごたえあって面白い!
ただ終わり方がめっちゃクリフハンガーで続きを1年も待たなきゃいけないなんてモヤモヤするよ。
それからハニー・チャンドラーやマディは出てくるけど警察の愉快な同僚たちが出てこないのはちょっと寂しいな。
エドガーとかジョンソン&ムーアとかマンクとかゲストで少しは出てくるけどね。
そして見終わってからアーヴィング役ランス・レディックの訃報を聞き、めっちゃショックだったよ。
レガシーの方にもそのうち出てくるものだと思ってたのに...

「BARRY/バリー シーズン3」
どんどんシリアスになっていくなぁ。
シーズン2までのブラックだけど笑える感じの方が好きだけど、今シーズンも面白かった。
殺し屋としてのバリーにちゃんと落とし前をつけんともうどうにもならなさそうな感じだよね。
他のキャラクターも総じてダークな方向につき進んでいくし。。
ハンクだけは幸せになってほしいな。

「Dickinson/ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱 シーズン3」
久しぶりにAppleTV登録したのでようやくファイナルシーズン見ることが出来た。
南北戦争の時代に突入し、エミリーの家族にも様々な問題が降りかかり今までよりちょい重かった。
エミリーを通して、あの時代の女性の社会的地位、生きづらさが垣間見えていろいろ考えさせられた。
そんな中、妹ラヴィニアの天然クレイジーなキャラがなんか癒しになったな。
ヘイリー・スタインフェルドのめちゃウマな歌が聴けたのも良かった。

「Schmigadoon!/シュミガドーン! シーズン1&2」
これもAppleTVで既に2シーズン制作されてるミュージカルコメディドラマ。
倦怠期のカップルがミュージカルの世界に迷い込んで...っていう設定。
聞きなじみのない"シュミガドーン"っていうタイトルは『ブリガドーン』って言うミュージカルが元ネタらしい。
シーズン1は1940~50年代、シーズン2(こっちは"シュミカゴ"っていうタイトルで元ネタは『シカゴ」)は60年代~70年代あたりのミュージカルのパロディが満載。
ほぼ同じキャストがそれぞれのシーズンで違う役演じてるのも楽しい。
しかもアリアナ・デボーズにアラン・カミングにクリスティン・チェノウィスにアーロン・トヴェイなどなど超豪華なキャスティング。
1シーズン30分×6話とサクッと見られるのも良かった。
シーズン3も是非とも制作してほしい。
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「マリー・ローランサンとモード」@名古屋市美術館 [ライブ・イベント・展覧会]

先月の3連休中、買い物ついでに気になってた「ネコ展」見に名古屋市科学館に行ったら凄い人多そうで入る気になれず、9月までやってるので夏休み終わってから再チャレンジすることに。
でも名古屋まで来て買い物だけして帰るのももったいないので、すぐそばの名古屋市博物館で「マリー・ローランサンとモード」という特別展を見てきた。
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事前情報全くなしでマリー・ローランサンについてもほぼ何も知らなかったんだけど、素敵な作品が多くて楽しめた。
パリ生まれの画家で、絵画だけでなく舞台美術や衣装なんかを手掛けたり多彩な女性だったよう。

絵画は柔らかくて淡く儚い色彩が印象的。(一部作品は写真OKでした)
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ピンク、ブルー、グレーの色使いがめっちゃお洒落。
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ココ・シャネルは同い年で彼女の肖像を手掛けたものの、シャネルが気に入らなくて受取拒否したらしい。(それが下の作品)
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それから、ローランサンとシャネルそれぞれが衣装や美術を手掛けたバレエの映像が見れたり、当時のパリのファッションの移り変わりも知ることが出来て面白かった。

当時のドレスも少し展示されてる。
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そして最後にはカール・ラガーフェルドがローランサンの色彩を参考にしたシャネルのスーツも展示されてたよ。
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外はめちゃくちゃ暑かったけど美術館は涼しく、連休中だったけど人も全然多くなくてめっちゃ快適に鑑賞出来て良かったな。

美術館を出た後はランチ。
調べてみたら以前行った喫茶七番が徒歩圏内だったので行ってみる。
前はモーニング食べたけど、今回はサンドイッチランチ。
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たっぷり卵入ってて美味しかった!
隣のカップルが分けて食べてた小倉サンドもめちゃくちゃ美味しそうだったので次食べてみたい。


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映画『Pearl パール』(2022年アメリカ) [映画]

原題:Pearl

ミーガンに続いてまたまたホラー映画。
人里離れた農場で厳しい母と体の不自由な父と暮らしながらも、スターになるのを夢見る少女パールが凶暴なシリアルキラーへと変貌していく様が描かれる。
同じくタイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演の映画「X エックス」の前日譚になるそう。

「X エックス」は見てないんだけど、見てなくても楽しめた。
ストーリー的にはホラー映画としてはけっこうありがちな感じだったけど、ブラックコメディとして見ると悪くない。
昔の映画風のレトロな世界観の美術や演出も良かった。
そしてパールを演じるミア・ゴスの狂気の演技(顔芸)がとにかく見どころ!
特にエンディングがヤバすぎるし怖すぎる。
前作「X エックス」も気になるなぁ。

あと「ザ・ポリティシャン」とか「ハリウッド」とかライアン・マーフィのドラマで気になってたイケメン、デヴィッド・コレンスウェットが映写技師役で出てたよ。
もちろん酷い目にあう役だけどね。


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