映画『別れる決心』(2022年韓国) [映画]
原題:Decision to Leave
なかなか評判の良いパク・チャヌク監督の最新作見てきた。
某シネコンで見たんだけど、冒頭から妙な異音がして最初は作品の演出かと思ったけどずっと続くので変だなって思ったらなんと音声トラブルだった!
他のお客さんがスタッフに知らせてくれたらしく途中で上映中断。
払い戻しもできると案内があったけど、しばらく待ってたら無事もう一度最初から上映されたので良かった。
それに帰るとき、お詫びとして次回使える無料鑑賞券を1枚もらえて逆にラッキーだったよ。
それでは映画の感想を...
パク・チャヌク監督がカンヌ映画祭で監督賞を受賞したラブサスペンス。
殺人事件を追う刑事ヘジュンと、容疑者である事件の被害者の妻で中国人のソレ。
ヘジュンはソレを疑いながらも徐々に彼女に惹かれていき、ソレもヘジュンに対し特別な感情を抱き始める。
パク・チャヌクの作品っていうとけっこう過激な描写も多い印象だけど、今回はそのあたりかなり控えめ。(遺体の描写がややグロイくらい)
プラトニックな二人のやり取りや関係の変化がサスペンスとしてうまく機能していて最後まで目が離せなかった。
妄想と現実を行ったり来たりする演出もとても良いし、詩的なセリフも印象的。
そしてカメラワークが独特(なんか変態的)で面白かったな。
ヘジュン役は『殺人の追憶』のパク・ヘイルで容疑者に恋する男を繊細に演じていて印象的。
ソレ役は『ラスト・コーション』のタン・ウェイで、美しくて謎めいていてすごく魅力的だった。
あと取調室で二人で高級寿司を食べて片づけるシーン印象的で、見終わってめっちゃお寿司食べたくなったよ。
パク・チャヌク監督のこれの1個前の作品『お嬢さん』も気になりつつまだ見れてないので見てみなくちゃな。


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なかなか評判の良いパク・チャヌク監督の最新作見てきた。
某シネコンで見たんだけど、冒頭から妙な異音がして最初は作品の演出かと思ったけどずっと続くので変だなって思ったらなんと音声トラブルだった!
他のお客さんがスタッフに知らせてくれたらしく途中で上映中断。
払い戻しもできると案内があったけど、しばらく待ってたら無事もう一度最初から上映されたので良かった。
それに帰るとき、お詫びとして次回使える無料鑑賞券を1枚もらえて逆にラッキーだったよ。
それでは映画の感想を...
パク・チャヌク監督がカンヌ映画祭で監督賞を受賞したラブサスペンス。
殺人事件を追う刑事ヘジュンと、容疑者である事件の被害者の妻で中国人のソレ。
ヘジュンはソレを疑いながらも徐々に彼女に惹かれていき、ソレもヘジュンに対し特別な感情を抱き始める。
パク・チャヌクの作品っていうとけっこう過激な描写も多い印象だけど、今回はそのあたりかなり控えめ。(遺体の描写がややグロイくらい)
プラトニックな二人のやり取りや関係の変化がサスペンスとしてうまく機能していて最後まで目が離せなかった。
妄想と現実を行ったり来たりする演出もとても良いし、詩的なセリフも印象的。
そしてカメラワークが独特(なんか変態的)で面白かったな。
ヘジュン役は『殺人の追憶』のパク・ヘイルで容疑者に恋する男を繊細に演じていて印象的。
ソレ役は『ラスト・コーション』のタン・ウェイで、美しくて謎めいていてすごく魅力的だった。
あと取調室で二人で高級寿司を食べて片づけるシーン印象的で、見終わってめっちゃお寿司食べたくなったよ。
パク・チャヌク監督のこれの1個前の作品『お嬢さん』も気になりつつまだ見れてないので見てみなくちゃな。

ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク ―『JSA』『オールド・ボーイ』『お嬢さん』、そして『別れる決心』へ―
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2023/02/27
- メディア: ムック

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映画『RRR』(2022年インド) [映画]
原題:RRR
超話題のインド映画見てきたー!
S・S・ラージャマウリ監督が、英国植民地時代のインドを舞台に2人の男の友情と使命を熱く描いたアクションエンターテイメント。
インド映画見るの久々だったけど、やっぱ勢いあって面白いね~
いろんな要素てんこ盛りで、でも基本のストーリーは王道シンプルで3時間の長さがあっという間だった。
個性的でクセの強いアクションシーンがインパクトあって面白すぎだし、2人の友情も熱くて最高。
そして「ナートゥをご存じか?」のセリフから始まるダンスシーンがヤバい。
何度も見たくなる中毒性があって、ついつい家帰ってからYouTubeで探してしまったよ。
この曲アカデミー賞にノミネートされてるし、授賞式でパフォーマンス見れるんだろうか。
行った日にちょうどアカデミー賞ノミネート記念のポスカ配ってて貰えたのもラッキーだったな。


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超話題のインド映画見てきたー!
S・S・ラージャマウリ監督が、英国植民地時代のインドを舞台に2人の男の友情と使命を熱く描いたアクションエンターテイメント。
インド映画見るの久々だったけど、やっぱ勢いあって面白いね~
いろんな要素てんこ盛りで、でも基本のストーリーは王道シンプルで3時間の長さがあっという間だった。
個性的でクセの強いアクションシーンがインパクトあって面白すぎだし、2人の友情も熱くて最高。
そして「ナートゥをご存じか?」のセリフから始まるダンスシーンがヤバい。
何度も見たくなる中毒性があって、ついつい家帰ってからYouTubeで探してしまったよ。
この曲アカデミー賞にノミネートされてるし、授賞式でパフォーマンス見れるんだろうか。
行った日にちょうどアカデミー賞ノミネート記念のポスカ配ってて貰えたのもラッキーだったな。


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映画『イニシェリン島の精霊』(2022年アイルランド=イギリス=アメリカ) [映画]
原題:The Banshees of Inisherin
2月になっちゃったけどようやく今年の初映画館。
『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督作。
アイルランドの孤島イニシェリン島を舞台にした人間ドラマで、今年のアカデミー賞で作品賞等8部門でノミネートされています。
マクドナー監督にコリン・ファレル&ブレンダン・グリーソンと言えば『ヒットマンズ・レクイエム』でもタッグを組んでて、あの作品も好きなんだけどこちらも面白かった。
親友に突然絶交を言い渡された主人公。
二人の関係の変化は、徐々に周りの島民にも影響を与えていき...
最初は笑える感じもあるおっさん二人の喧嘩が徐々に狂気を帯びていく。
めっちゃ意外な展開に目が離せなくなった。
島の雄大で美しい景色とは相反する田舎の陰湿さや閉鎖感。
アイルランド紛争だけじゃなく最近の戦争ともリンクし、見終わってからもいろいろ考えてしまう作品だったよ。
それにしてもコリン・ファレルの困り眉がイイ人だけど退屈なパードリックというキャラクターに絶妙にマッチして最高だったなぁ。
対する意固地なおっさんコルム役のブレンダン・グリーソンも良い。
それから作品中唯一共感できるキャラだった妹役ケリー・コンドン(ベタ―コールソウルのマイクの義娘だったのね!)も印象的だっし、バリー・コーガンは今回のようなちょっと頭の弱い役やらせたらめっちゃハマるなぁ。
この4人がアカデミー賞にノミネートされてるのがとても嬉しい。
ミニシアターが似合いそうな作品(見たのはシネコンだけど)なので見る人を選ぶ感はあるけど好みの作品だった。
もう一回見に行きたいぐらい。

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2月になっちゃったけどようやく今年の初映画館。
『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督作。
アイルランドの孤島イニシェリン島を舞台にした人間ドラマで、今年のアカデミー賞で作品賞等8部門でノミネートされています。
マクドナー監督にコリン・ファレル&ブレンダン・グリーソンと言えば『ヒットマンズ・レクイエム』でもタッグを組んでて、あの作品も好きなんだけどこちらも面白かった。
親友に突然絶交を言い渡された主人公。
二人の関係の変化は、徐々に周りの島民にも影響を与えていき...
最初は笑える感じもあるおっさん二人の喧嘩が徐々に狂気を帯びていく。
めっちゃ意外な展開に目が離せなくなった。
島の雄大で美しい景色とは相反する田舎の陰湿さや閉鎖感。
アイルランド紛争だけじゃなく最近の戦争ともリンクし、見終わってからもいろいろ考えてしまう作品だったよ。
それにしてもコリン・ファレルの困り眉がイイ人だけど退屈なパードリックというキャラクターに絶妙にマッチして最高だったなぁ。
対する意固地なおっさんコルム役のブレンダン・グリーソンも良い。
それから作品中唯一共感できるキャラだった妹役ケリー・コンドン(ベタ―コールソウルのマイクの義娘だったのね!)も印象的だっし、バリー・コーガンは今回のようなちょっと頭の弱い役やらせたらめっちゃハマるなぁ。
この4人がアカデミー賞にノミネートされてるのがとても嬉しい。
ミニシアターが似合いそうな作品(見たのはシネコンだけど)なので見る人を選ぶ感はあるけど好みの作品だった。
もう一回見に行きたいぐらい。

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2022年TVで見た映画メモその2 [映画]
去年TVで見た映画の一言感想、下半期編。
「パーフェクト・ケア/I Care a Lot」
ロザムンド・パイク主演のブラックコメディ。
詐欺まがいの介護ビジネスで稼ぐ主人公がめっちゃ胸糞だけど、ここまで突き抜けちゃうとある意味面白い。
最後ちゃんと教訓めいたオチがあるのが良い。
「アス/Us」
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールによるホラー映画。
めっちゃ不気味な雰囲気漂ってて怖さだけで言うとゲットアウトより上かも。
自分そっくりな人が家の外でただ立ってじっとこっちを見てるなんて状況怖すぎてゾワゾワした。
オチもうまいことつけてあるけど、ただあまり現実味は無いかな。
2役を演じるルピタ・ニョンゴの演技はすごかった。
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー/Booksmart」
女優オリヴィア・ワイルドの初監督作。
テンポ良くて笑えて、そして主人公二人の友情に涙する、今時の青春コメディ映画の佳作。
ケイトリン・デヴァーがめちゃキュート。
それからビーニー・フェルドスタインってジョナ・ヒルの妹なのね。
言われてみるとどことなく似てるなぁ。
「僕の巡査/My Policeman」
50年代イギリスを舞台に、二人の男と一人の女の三角関係を描いたロマンス物。
ハリー・スタイルズが女性と交際しながらも男性に惹かれる警官を体当たりで演じてはいるんだけど、演技としては微妙な感じがしたなぁ。
相手役のデヴィッド・ドーソン(リッパ―ストリートのベスト役の人)の演技は良かったんだけど。
あと作品としては全体的に淡々としすぎてイマイチ感情移入できなかったよ。
それから年を取った二人を演じるライナス・ローチとルパート・エヴェレットの使い方が勿体ない。
「ゴッズ・オウン・カントリー/God's Own Country」
こちらも同性愛を描いた映画。
「ザ・クラウン」のジョシュ・オコナーが主演。
病気の父に代わり寂れた牧場を管理しているゲイの青年と季節労働者ゲオルゲとの間に芽生える愛の行方を描いた作品。
荒涼とした牧場を舞台に二人の不器用な関係が淡々と綴られていく。
派手さはないけど目が離せなくなる作品だった。
こういうタイプの映画ってラストは悲劇になることが多いけど、ほんの少し光が射すラストも良かったな。
「クーリエ:最高機密の運び屋/Ironbark/The Courier」
キューバ危機を回避するため機密情報を手に入れる任務を請け負ったのはスパイの経験など皆無なイギリス人セールスマンだった。
「ブリッジ・オブ・スパイ」を思い出しちゃう内容だけど、これも実話なんだねぇ。
こんなことが実際にあったなんてすごいな。
ベネディクト・カンバーバッチの役作りが凄いです。
「シングル・オール・ザ・ウェイ/Single All the Way」
Netflixのクリスマス映画。
主人公が恋人のいないゲイで、家族みんなが応援して恋人を見つけようとするとかイマドキだねぇって感じ。
ちょっとおせっかいな感じもあるけど、基本登場人物みんないい人でクリスマスに見るのにはぴったりの楽しくてハッピーな映画だった。
主人公ピーター役が「アグリーベティ」のマークことマイケル・ユーリーなんだけど、あの頃とあんま変わってない!
お相手のニック役のフィレモン・チェンバースも可愛かったし見ててほっこりしたわ。

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「パーフェクト・ケア/I Care a Lot」
ロザムンド・パイク主演のブラックコメディ。
詐欺まがいの介護ビジネスで稼ぐ主人公がめっちゃ胸糞だけど、ここまで突き抜けちゃうとある意味面白い。
最後ちゃんと教訓めいたオチがあるのが良い。
「アス/Us」
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールによるホラー映画。
めっちゃ不気味な雰囲気漂ってて怖さだけで言うとゲットアウトより上かも。
自分そっくりな人が家の外でただ立ってじっとこっちを見てるなんて状況怖すぎてゾワゾワした。
オチもうまいことつけてあるけど、ただあまり現実味は無いかな。
2役を演じるルピタ・ニョンゴの演技はすごかった。
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー/Booksmart」
女優オリヴィア・ワイルドの初監督作。
テンポ良くて笑えて、そして主人公二人の友情に涙する、今時の青春コメディ映画の佳作。
ケイトリン・デヴァーがめちゃキュート。
それからビーニー・フェルドスタインってジョナ・ヒルの妹なのね。
言われてみるとどことなく似てるなぁ。
「僕の巡査/My Policeman」
50年代イギリスを舞台に、二人の男と一人の女の三角関係を描いたロマンス物。
ハリー・スタイルズが女性と交際しながらも男性に惹かれる警官を体当たりで演じてはいるんだけど、演技としては微妙な感じがしたなぁ。
相手役のデヴィッド・ドーソン(リッパ―ストリートのベスト役の人)の演技は良かったんだけど。
あと作品としては全体的に淡々としすぎてイマイチ感情移入できなかったよ。
それから年を取った二人を演じるライナス・ローチとルパート・エヴェレットの使い方が勿体ない。
「ゴッズ・オウン・カントリー/God's Own Country」
こちらも同性愛を描いた映画。
「ザ・クラウン」のジョシュ・オコナーが主演。
病気の父に代わり寂れた牧場を管理しているゲイの青年と季節労働者ゲオルゲとの間に芽生える愛の行方を描いた作品。
荒涼とした牧場を舞台に二人の不器用な関係が淡々と綴られていく。
派手さはないけど目が離せなくなる作品だった。
こういうタイプの映画ってラストは悲劇になることが多いけど、ほんの少し光が射すラストも良かったな。
「クーリエ:最高機密の運び屋/Ironbark/The Courier」
キューバ危機を回避するため機密情報を手に入れる任務を請け負ったのはスパイの経験など皆無なイギリス人セールスマンだった。
「ブリッジ・オブ・スパイ」を思い出しちゃう内容だけど、これも実話なんだねぇ。
こんなことが実際にあったなんてすごいな。
ベネディクト・カンバーバッチの役作りが凄いです。
「シングル・オール・ザ・ウェイ/Single All the Way」
Netflixのクリスマス映画。
主人公が恋人のいないゲイで、家族みんなが応援して恋人を見つけようとするとかイマドキだねぇって感じ。
ちょっとおせっかいな感じもあるけど、基本登場人物みんないい人でクリスマスに見るのにはぴったりの楽しくてハッピーな映画だった。
主人公ピーター役が「アグリーベティ」のマークことマイケル・ユーリーなんだけど、あの頃とあんま変わってない!
お相手のニック役のフィレモン・チェンバースも可愛かったし見ててほっこりしたわ。

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2022年TVで見た映画メモその1 [映画]
2022年中に書いておきたかったものが沢山あるんだけど全然追いついてない。
今日は去年TVで見た映画の一言感想をあげとく。
まずは上半期編。
「グッド・ヴァイブレーションズ/Good Vibrations」
北アイルランド・ベルファストで紛争の真っ只中、レコード店を開きパンクロックのレーベルを立ち上げたテリー・フーリーを描いた作品。
この人のことは全然知らなかったけど"Teenage Kicks"は大好きだった北アイルランドのバンドASHがカバーしてたから知ってたし、「デリー・ガールズ」等で北アイルランドにちょい興味もあったからけっこう楽しめた。
フーリーは夫や父親としてはかなりダメ男だけど、なんだか憎めないキャラクターなんだよね。
演じてるリチャード・ドーマー(ゲースロのベリック)がチャーミングで魅力的だったな。
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ/A Street Cat Named Bob」
イギリスで実在した猫"ボブ"とボブとの出会いによって新たな生き方を見つけていくジェームズの物語。
とにかくボブがカワイイ(本物のボブが演じてるんだよね)、猫好きのための映画。
ジェームズ役のルーク・トレッダウェイはドラマ「フォーティチュード」で見たことあったけど、10年以上前の映画「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」の結合双生児役の子だったと知ってびっくりした。
「83歳のやさしいスパイ/El agente topo」
アカデミー賞にノミネートされたチリのドキュメンタリー。
83歳のおじいちゃんが虐待疑惑のある老人ホームへ潜入し内情を探るという話。
ドキュメンタリーって言うかリアリティ番組っぽいけど、スパイとして潜入するセルヒオさんがめっちゃジェントルマンで可愛くて優しくていい味出してた。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/Fantastic Beasts and Where to Find Them」 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生/Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald」
ハリポタのスピンオフ作品の1作目と2作目を続けて見る。
主人公のニュート役がエディ・レッドメイン、若かりしダンブルドアがジュード・ロウ、そしてグリンデルバルトがジョニデとキャストはなかなか魅力的。
ただストーリーにはいまいち入り込めず。
だけど、次からグリンデルバルトがジョニデからマッツに変わるのでそれは見てみたいな。
「クルエラ/Cruella」
エマ・ストーンが「101匹わんちゃん」の悪役クルエラ・ド・ヴィルの若かりし日を演じるコメディ。
エマ・ストーンがとっても魅力的。
ストーリーもテンポ良いしなかなか良く出来てる。
そして衣装がパンクで個性的で最高にカッコ良かった!
「シニアイヤー/Senior Year」
Netflix制作、レベル・ウィルソン主演のコメディ映画。
チアリーディング中の事故で20年間昏睡状態だったステファニーが夢だったプロムクイーンを目指すという話。
20年前と今とのギャップが楽しい。
「クルーレス」めっちゃ懐かしかった。
ステファニーの前向きで明るいキャラにも好感で気軽に楽しめる。

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今日は去年TVで見た映画の一言感想をあげとく。
まずは上半期編。
「グッド・ヴァイブレーションズ/Good Vibrations」
北アイルランド・ベルファストで紛争の真っ只中、レコード店を開きパンクロックのレーベルを立ち上げたテリー・フーリーを描いた作品。
この人のことは全然知らなかったけど"Teenage Kicks"は大好きだった北アイルランドのバンドASHがカバーしてたから知ってたし、「デリー・ガールズ」等で北アイルランドにちょい興味もあったからけっこう楽しめた。
フーリーは夫や父親としてはかなりダメ男だけど、なんだか憎めないキャラクターなんだよね。
演じてるリチャード・ドーマー(ゲースロのベリック)がチャーミングで魅力的だったな。
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ/A Street Cat Named Bob」
イギリスで実在した猫"ボブ"とボブとの出会いによって新たな生き方を見つけていくジェームズの物語。
とにかくボブがカワイイ(本物のボブが演じてるんだよね)、猫好きのための映画。
ジェームズ役のルーク・トレッダウェイはドラマ「フォーティチュード」で見たことあったけど、10年以上前の映画「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」の結合双生児役の子だったと知ってびっくりした。
「83歳のやさしいスパイ/El agente topo」
アカデミー賞にノミネートされたチリのドキュメンタリー。
83歳のおじいちゃんが虐待疑惑のある老人ホームへ潜入し内情を探るという話。
ドキュメンタリーって言うかリアリティ番組っぽいけど、スパイとして潜入するセルヒオさんがめっちゃジェントルマンで可愛くて優しくていい味出してた。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/Fantastic Beasts and Where to Find Them」 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生/Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald」
ハリポタのスピンオフ作品の1作目と2作目を続けて見る。
主人公のニュート役がエディ・レッドメイン、若かりしダンブルドアがジュード・ロウ、そしてグリンデルバルトがジョニデとキャストはなかなか魅力的。
ただストーリーにはいまいち入り込めず。
だけど、次からグリンデルバルトがジョニデからマッツに変わるのでそれは見てみたいな。
「クルエラ/Cruella」
エマ・ストーンが「101匹わんちゃん」の悪役クルエラ・ド・ヴィルの若かりし日を演じるコメディ。
エマ・ストーンがとっても魅力的。
ストーリーもテンポ良いしなかなか良く出来てる。
そして衣装がパンクで個性的で最高にカッコ良かった!
「シニアイヤー/Senior Year」
Netflix制作、レベル・ウィルソン主演のコメディ映画。
チアリーディング中の事故で20年間昏睡状態だったステファニーが夢だったプロムクイーンを目指すという話。
20年前と今とのギャップが楽しい。
「クルーレス」めっちゃ懐かしかった。
ステファニーの前向きで明るいキャラにも好感で気軽に楽しめる。

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映画「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021年イギリス) [映画]
原題:The Electrical Life of Louis Wain
2週間ほど前に名古屋で見たこの作品が今年最後の劇場での映画鑑賞になりました。
猫をモチーフにしたイラストで人気を集めた19世紀のイギリスの画家ルイス・ウェインの生涯をベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた伝記映画。
共演は「ザ・クラウン」のクレア・フォイ。
監督は俳優としても活躍する日英ハーフのウィル・シャープ。
猫たちの可愛さやユーモラスさとは相反してルイス・ウェインの生涯はなかなかに厳しい。
エミリーとの幸せな日々は病によってあっという間に奪われ、ルイスだけじゃなく妹たちにも不幸が重なり見ていて辛くなる。
それでも映画全体のタッチはユーモアもありそれほど暗くない。
特にラストが美しくて、切ないけど前向きでとても良かった。
ルイス・ウェインの絵も本物の猫たちもめっちゃ可愛かったし猫好きなら見て損はない。
それから、カンバーバッチはやっぱちょい変人入った役がハマる。
あと一番上の妹役アンドレア・ライズボローは『アムステルダム』でも結構印象的だったし気になる女優さんだな。


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2週間ほど前に名古屋で見たこの作品が今年最後の劇場での映画鑑賞になりました。
猫をモチーフにしたイラストで人気を集めた19世紀のイギリスの画家ルイス・ウェインの生涯をベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた伝記映画。
共演は「ザ・クラウン」のクレア・フォイ。
監督は俳優としても活躍する日英ハーフのウィル・シャープ。
猫たちの可愛さやユーモラスさとは相反してルイス・ウェインの生涯はなかなかに厳しい。
エミリーとの幸せな日々は病によってあっという間に奪われ、ルイスだけじゃなく妹たちにも不幸が重なり見ていて辛くなる。
それでも映画全体のタッチはユーモアもありそれほど暗くない。
特にラストが美しくて、切ないけど前向きでとても良かった。
ルイス・ウェインの絵も本物の猫たちもめっちゃ可愛かったし猫好きなら見て損はない。
それから、カンバーバッチはやっぱちょい変人入った役がハマる。
あと一番上の妹役アンドレア・ライズボローは『アムステルダム』でも結構印象的だったし気になる女優さんだな。

【映画パンフレット】ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 監督 ウィル・シャープ 出演 ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、
- 出版社/メーカー: 東宝
- メディア:

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映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022年アメリカ) [映画]
原題:Don't Worry Darling
こちらも先月見た映画。
女優オリヴィア・ワイルドの長編監督第2作目。
『ミッドサマー』のフローレンス・ピューと歌手でもあるハリー・スタイルズが競演。
監督第1作目『ブックスマート』は青春映画の佳作って感じだったんだけど、この2作目はうって変わって緊張感あふれるSFスリラー映画に。
設定やストーリーはけっこうありがちなんだけど、映像的な見せ方や音楽の使い方が面白くて最後まで飽きずに楽しめた。
そしてフローレンス・ピューがやっぱ良くて、彼女がグイグイと物語を引っ張っていってくれる。
ハリー・スタイルズも思ってたより演技良かった。
オリヴィア・ワイルドはドクターハウスで"13"やってたイメージがこれまで強かったけど、監督としてもイイ感じに成功してて次回作も楽しみだな。

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こちらも先月見た映画。
女優オリヴィア・ワイルドの長編監督第2作目。
『ミッドサマー』のフローレンス・ピューと歌手でもあるハリー・スタイルズが競演。
監督第1作目『ブックスマート』は青春映画の佳作って感じだったんだけど、この2作目はうって変わって緊張感あふれるSFスリラー映画に。
設定やストーリーはけっこうありがちなんだけど、映像的な見せ方や音楽の使い方が面白くて最後まで飽きずに楽しめた。
そしてフローレンス・ピューがやっぱ良くて、彼女がグイグイと物語を引っ張っていってくれる。
ハリー・スタイルズも思ってたより演技良かった。
オリヴィア・ワイルドはドクターハウスで"13"やってたイメージがこれまで強かったけど、監督としてもイイ感じに成功してて次回作も楽しみだな。

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映画『アムステルダム』(2022年アメリカ) [映画]
原題:Amsterdam
先月見に行った映画の感想書いてなかったので遅ればせながらアップ。
『世界にひとつのプレイブック』のデビッド・O・ラッセル監督によるクライムサスペンス。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン共演。
1930年代のニューヨークを舞台に、第1次世界大戦中に知り合い友情を誓い合った3人がある殺人事件に巻き込まれていくという物語。
一応実話ベースらしいけど、かなりフィクションも含まれてるっぽい。
そんで監督がデビッド・O・ラッセルなので普通のサスペンス的なのを期待しちゃうとやや肩透かし。
けっこうコミカルで軽い感じで話が進んでいくのでちょっと物足りなさを感じてしまったな。
でも主人公3人の友情物語って部分は好きな雰囲気で楽しめたよ。
そしてオスカー俳優勢ぞろい&今が旬なオールスターキャストが超豪華。
そのうえ美男美女ばかりでひたすら福眼。
マーゴット・ロビー&ジョン・デヴィッド・ワシントンのカップルがめっちゃお似合いだったよ。
さらにロバート・デ・ニーロがさすがの存在感と演技力で最後を締めてくれる。
エンドロールにデ・ニーロが演じた役のモデルとなった将軍の実際のスピーチが流れるんだけど、完コピ凄いです。

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先月見に行った映画の感想書いてなかったので遅ればせながらアップ。
『世界にひとつのプレイブック』のデビッド・O・ラッセル監督によるクライムサスペンス。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン共演。
1930年代のニューヨークを舞台に、第1次世界大戦中に知り合い友情を誓い合った3人がある殺人事件に巻き込まれていくという物語。
一応実話ベースらしいけど、かなりフィクションも含まれてるっぽい。
そんで監督がデビッド・O・ラッセルなので普通のサスペンス的なのを期待しちゃうとやや肩透かし。
けっこうコミカルで軽い感じで話が進んでいくのでちょっと物足りなさを感じてしまったな。
でも主人公3人の友情物語って部分は好きな雰囲気で楽しめたよ。
そしてオスカー俳優勢ぞろい&今が旬なオールスターキャストが超豪華。
そのうえ美男美女ばかりでひたすら福眼。
マーゴット・ロビー&ジョン・デヴィッド・ワシントンのカップルがめっちゃお似合いだったよ。
さらにロバート・デ・ニーロがさすがの存在感と演技力で最後を締めてくれる。
エンドロールにデ・ニーロが演じた役のモデルとなった将軍の実際のスピーチが流れるんだけど、完コピ凄いです。

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映画『NOPE/ノープ』(2022年アメリカ) [映画]
原題:NOPE
『ゲットアウト』のジョーダン・ピール監督の長編第3作。
『ゲットアウト』でもタックを組んだダニエル・カルーヤが主演を務めています。
何が起こるのかわからない不気味さの漂うホラーな前半。
冒頭のチンパンジーの映像も含め、めちゃくちゃ怖い。
それが徐々にSFパニックムービー的展開になってくる後半。
上空にいる未知の生物を映像に収めようとする兄妹たちの奮闘っぷりに引き込まれる。
突っ込みどころはあるけど斬新な設定と予想外の展開にめちゃくちゃ楽しめた。
兄妹それぞれのキャラが立ってるし、最後兄妹愛の話になるのが良い。
それから電気屋のヒスパニック系のお兄ちゃんやクセの強いカメラマンのおっさんのキャラも好きだったな。

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『ゲットアウト』のジョーダン・ピール監督の長編第3作。
『ゲットアウト』でもタックを組んだダニエル・カルーヤが主演を務めています。
何が起こるのかわからない不気味さの漂うホラーな前半。
冒頭のチンパンジーの映像も含め、めちゃくちゃ怖い。
それが徐々にSFパニックムービー的展開になってくる後半。
上空にいる未知の生物を映像に収めようとする兄妹たちの奮闘っぷりに引き込まれる。
突っ込みどころはあるけど斬新な設定と予想外の展開にめちゃくちゃ楽しめた。
兄妹それぞれのキャラが立ってるし、最後兄妹愛の話になるのが良い。
それから電気屋のヒスパニック系のお兄ちゃんやクセの強いカメラマンのおっさんのキャラも好きだったな。

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映画『わたしは最悪』(2021年ノルウェー=フランス=スウェーデン=デンマーク) [映画]
原題:THE WORST PERSON IN THE WORLD
デンマーク出身のヨアキム・トリアー監督による異色の恋愛ドラマ。
アカデミー賞の国際長編映画賞&脚本賞にノミネートされてて気になってたんだよね。
自分のやりたいことが見つからず人生に焦りを感じるアラサー女性をリアルに描いてあって、ユリアとは世代が違うけどけっこう刺さる部分もあり。
ふらふらと寄り道しながらも自分なりの正解を見つける。
終盤からラストへの流れがすごく良かった。
ユリア役レナーテ・レインスヴェがとても魅力的だったな。
この役でカンヌ映画祭の主演女優賞取ってるんだね。
そして舞台となってるオスロの街がとても美しくて行ってみたくなったよ。
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デンマーク出身のヨアキム・トリアー監督による異色の恋愛ドラマ。
アカデミー賞の国際長編映画賞&脚本賞にノミネートされてて気になってたんだよね。
自分のやりたいことが見つからず人生に焦りを感じるアラサー女性をリアルに描いてあって、ユリアとは世代が違うけどけっこう刺さる部分もあり。
ふらふらと寄り道しながらも自分なりの正解を見つける。
終盤からラストへの流れがすごく良かった。
ユリア役レナーテ・レインスヴェがとても魅力的だったな。
この役でカンヌ映画祭の主演女優賞取ってるんだね。
そして舞台となってるオスロの街がとても美しくて行ってみたくなったよ。
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The Worst Person In The World [Blu-ray] [2022]
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映画『ベイビー・ブローカー』(2022年韓国) [映画]
原題:Broker
『万引き家族』の是枝裕和監督がソン・ガンホを主演に迎え、初めて手掛けた韓国映画。
匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト」を介して出会った人々が織りなす物語。
ソン・ガンホがカンヌ映画祭で男優賞を受賞しています。
是枝監督の作品はこれまでほぼ見たこと無かったんだけど、韓国映画だし、ソン・ガンホやペ・ドゥナが出てるのが気になり見に行った。
基本ロードムービーは好きだし思ったよりもエンタメ寄りで楽しめたけど、ちょっと作り込みすぎ&詰め込みすぎな感じもしたな。
退屈はしなかったけど、それほどグッとくる部分もなく...
ガンホさんをはじめとした出演者の演技は良かった。
あとポール・トーマス・アンダーソンの「マグノリア」が引用されて、エイミー・マンの"Wise Up"がかかるとこが印象に残った。

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『万引き家族』の是枝裕和監督がソン・ガンホを主演に迎え、初めて手掛けた韓国映画。
匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト」を介して出会った人々が織りなす物語。
ソン・ガンホがカンヌ映画祭で男優賞を受賞しています。
是枝監督の作品はこれまでほぼ見たこと無かったんだけど、韓国映画だし、ソン・ガンホやペ・ドゥナが出てるのが気になり見に行った。
基本ロードムービーは好きだし思ったよりもエンタメ寄りで楽しめたけど、ちょっと作り込みすぎ&詰め込みすぎな感じもしたな。
退屈はしなかったけど、それほどグッとくる部分もなく...
ガンホさんをはじめとした出演者の演技は良かった。
あとポール・トーマス・アンダーソンの「マグノリア」が引用されて、エイミー・マンの"Wise Up"がかかるとこが印象に残った。

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映画『リコリス・ピザ』(2021年アメリカ) [映画]
原題:Licorice Pizza
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督作。
1970年代のカリフォルニアを舞台に高校生と年上女性の恋模様を描いた青春ドラマ。
この監督の作品にしては珍しく爽やかでおしゃれな雰囲気。
とは言えけっこう癖は強く、寄り道しまくりのストーリー展開にちょっと置いてかれる。
70年代アメリカのカルチャーとかに興味がある人ならもっと楽しめるのかも。
ただ映像や音楽はとても良かったし、ショーン・ペンやトム・ウェイツが演じるクセの強いオッサンたちのキャラはけっこう好きだったかな。
ブラッドリー・クーパーの役もクレイジーで面白かった。
それからウォーターベッドを売ってた男がディカプリオのお父さんだと後で知りびっくりしたよ。
そして、主人公ゲイリー役のクーパー・ホフマンはフィリップ・シーモア・ホフマンの息子さんなんだよねぇ。
ちょいぽちゃりな所とかお父さんに似てるねぇ。
一方アラナ役のアラナ・ハイムは姉妹でバンドやってて、映画に出てくる姉妹もほんとの姉妹らしい。
二人とも美男美女じゃないところがリアルで良かったけど、未成年と大人の恋愛関係ってのはちょっと受け付けない感じもあったなぁ。

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『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督作。
1970年代のカリフォルニアを舞台に高校生と年上女性の恋模様を描いた青春ドラマ。
この監督の作品にしては珍しく爽やかでおしゃれな雰囲気。
とは言えけっこう癖は強く、寄り道しまくりのストーリー展開にちょっと置いてかれる。
70年代アメリカのカルチャーとかに興味がある人ならもっと楽しめるのかも。
ただ映像や音楽はとても良かったし、ショーン・ペンやトム・ウェイツが演じるクセの強いオッサンたちのキャラはけっこう好きだったかな。
ブラッドリー・クーパーの役もクレイジーで面白かった。
それからウォーターベッドを売ってた男がディカプリオのお父さんだと後で知りびっくりしたよ。
そして、主人公ゲイリー役のクーパー・ホフマンはフィリップ・シーモア・ホフマンの息子さんなんだよねぇ。
ちょいぽちゃりな所とかお父さんに似てるねぇ。
一方アラナ役のアラナ・ハイムは姉妹でバンドやってて、映画に出てくる姉妹もほんとの姉妹らしい。
二人とも美男美女じゃないところがリアルで良かったけど、未成年と大人の恋愛関係ってのはちょっと受け付けない感じもあったなぁ。

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NTLive『リーマン・トリロジー』 [映画]
原題:THE LEHMAN TRILOGY
今年のトニー賞で演劇作品賞はじめ5部門も受賞しててめっちゃ気になってた舞台。
ナショナル・シアター・ライブで上映されてることを知り、近くで上映されないかなぁって思ってたらアップリンク京都での上映が決定したので見に行ってきた~

ナショナル・シアター・ライブ自体初で、休憩入れて全部で4時間弱の長丁場に若干不安はあったけど実際見てみたらあっという間の4時間だった。
リーマン兄弟が米国に移住してからリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を、たった3人の俳優が演じる異色作。
リーマン一家のアメリカン・ドリームの物語でもあり、資本主義の栄光と衰退の物語でもあり。
そのテンポの速さと情報量の多さにまずは圧倒されるんだけど、俳優の演技とサム・メンデスの演出の巧みさで一気に物語に没頭できちゃう。
舞台セットは回転する大きなガラス箱一つ。
その中で3人の俳優が衣装も変えず次々と役を替えて演じていく。
説明台詞も多く普通なら見ていて混乱しそうなものだけど、まったくそんなこと無く。
沢山置かれた書類箱を積んだり並べたりして色んなものに見立ててるのも面白かったな。
それから物語や演技に合わせて奏でられるピアノの生演奏もめっちゃ効果的だった。
それにしてもイギリスの舞台俳優の演技力凄まじいなぁ。
サイモン・ラッセル・ビールはめちゃくちゃ巧いだけじゃなく、ダンスとかめっちゃカワイかった。
アダム・ゴドリーは花嫁候補の演じ分けに赤ん坊の泣き声、果てはラジオのノイズまで芸達者すぎてびっくり。
アダム演じるボビーが死んだことに気付かずツイスト踊り続けるシーンが圧巻だったし作品全体でもかなり印象的なシーンだった。
そしてベン・マイルズは男前だし幼いハーバード演じてるとこの表情とかとっても良かったな。
今回上映されたのはアダム・ゴドリー、サイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズが出演したロンドンでのオリジナル版。
ブロードウェイではベン・マイルズの代わりにエイドリアン・レスターが出演してたんだね。
そのバージョンも気になるな。
(トニー賞では3人とも主演男優賞にノミネートされサイモン・ラッセル・ビールが見事受賞)
見終わって物凄く良い作品を見たなぁって充実感を感じる作品でした。
今回、京都での上映はたった6日間で、上映権利の関係でこれが日本最終上映だったそう。
もう見れないと思うとちょっと残念だけど、でも最後の最後に近場で上映されて見る事出来たのでラッキーだったよ。
↓原作はイタリアの作品なんだね。

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今年のトニー賞で演劇作品賞はじめ5部門も受賞しててめっちゃ気になってた舞台。
ナショナル・シアター・ライブで上映されてることを知り、近くで上映されないかなぁって思ってたらアップリンク京都での上映が決定したので見に行ってきた~

ナショナル・シアター・ライブ自体初で、休憩入れて全部で4時間弱の長丁場に若干不安はあったけど実際見てみたらあっという間の4時間だった。
リーマン兄弟が米国に移住してからリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を、たった3人の俳優が演じる異色作。
リーマン一家のアメリカン・ドリームの物語でもあり、資本主義の栄光と衰退の物語でもあり。
そのテンポの速さと情報量の多さにまずは圧倒されるんだけど、俳優の演技とサム・メンデスの演出の巧みさで一気に物語に没頭できちゃう。
舞台セットは回転する大きなガラス箱一つ。
その中で3人の俳優が衣装も変えず次々と役を替えて演じていく。
説明台詞も多く普通なら見ていて混乱しそうなものだけど、まったくそんなこと無く。
沢山置かれた書類箱を積んだり並べたりして色んなものに見立ててるのも面白かったな。
それから物語や演技に合わせて奏でられるピアノの生演奏もめっちゃ効果的だった。
それにしてもイギリスの舞台俳優の演技力凄まじいなぁ。
サイモン・ラッセル・ビールはめちゃくちゃ巧いだけじゃなく、ダンスとかめっちゃカワイかった。
アダム・ゴドリーは花嫁候補の演じ分けに赤ん坊の泣き声、果てはラジオのノイズまで芸達者すぎてびっくり。
アダム演じるボビーが死んだことに気付かずツイスト踊り続けるシーンが圧巻だったし作品全体でもかなり印象的なシーンだった。
そしてベン・マイルズは男前だし幼いハーバード演じてるとこの表情とかとっても良かったな。
今回上映されたのはアダム・ゴドリー、サイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズが出演したロンドンでのオリジナル版。
ブロードウェイではベン・マイルズの代わりにエイドリアン・レスターが出演してたんだね。
そのバージョンも気になるな。
(トニー賞では3人とも主演男優賞にノミネートされサイモン・ラッセル・ビールが見事受賞)
見終わって物凄く良い作品を見たなぁって充実感を感じる作品でした。
今回、京都での上映はたった6日間で、上映権利の関係でこれが日本最終上映だったそう。
もう見れないと思うとちょっと残念だけど、でも最後の最後に近場で上映されて見る事出来たのでラッキーだったよ。
↓原作はイタリアの作品なんだね。

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映画『トップガン・マーヴェリック』(2022年アメリカ) [映画]
原題:Top Gun: Maverick
1986年の世界的ヒット作『トップガン』の36年ぶりの続編。
主演は前作と同じくトム・クルーズ。
トム・クルーズの昔の作品は結構見てるけどこれは未見だったんだよねー
でもまぁなんとかなるかってことで続編見てきた。
そんな複雑な話でもないのでなんとなく背景は想像できたし、前作見てなくても十分楽しめた~
まぁ前作見ておいた方がさらに楽しめるのだろうけどね。
ゲームみたいな激ムズミッション、昔の相棒の息子との確執そして和解。
王道エンターテイメントな内容に手に汗握るスカイアクション。
とにかくテンポ良くて見ごたえたっぷりで面白かった!
トム・クルーズいまだに若々しくてカッコイイな。
若手マイルズ・テラーも頑張ってた。
あとビーチのシーンでワンリパの新曲かかってテンション上がる。
ラストのガガの曲も良い。
順番逆になっちゃったけど前作も見てみよう。
![トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray] トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/513KjjF6cTL._SL160_.jpg)
1986年の世界的ヒット作『トップガン』の36年ぶりの続編。
主演は前作と同じくトム・クルーズ。
トム・クルーズの昔の作品は結構見てるけどこれは未見だったんだよねー
でもまぁなんとかなるかってことで続編見てきた。
そんな複雑な話でもないのでなんとなく背景は想像できたし、前作見てなくても十分楽しめた~
まぁ前作見ておいた方がさらに楽しめるのだろうけどね。
ゲームみたいな激ムズミッション、昔の相棒の息子との確執そして和解。
王道エンターテイメントな内容に手に汗握るスカイアクション。
とにかくテンポ良くて見ごたえたっぷりで面白かった!
トム・クルーズいまだに若々しくてカッコイイな。
若手マイルズ・テラーも頑張ってた。
あとビーチのシーンでワンリパの新曲かかってテンション上がる。
ラストのガガの曲も良い。
順番逆になっちゃったけど前作も見てみよう。
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トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: Blu-ray
映画『ナイトメア・アリー』(2021年アメリカ) [映画]
原題:Nightmare Alley
イオンシネマの一席空けが復活してたけど、観客3人しかいなかったのでどっちにしても問題なかったな。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が1946年に出版されたノワール小説を再映画化。
ショービジネス界で成功した男が人生を狂わせていく様を描いた作品です。
ファンタジーっていうかサスペンス寄りの話で、クリーチャーは出てこないんだけどダークな世界観がデル・トロ監督らしくて面白かった。
ストーリー的にはそんなにひねりはないのでオチは何となくよめるんだけど、サーカスの見世物小屋の雰囲気とか妖しくて引き込まれる。
ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラていう豪華なキャストの演技も素晴らしくて見ごたえあった。
ウィレム・デフォーにロン・パールマンってサーカスにぴったりのキャスティングだったな。
デヴィッド・ストラザーン演じるピートがなかなか良いキャラ。
リチャード・ジェンキンスさんがいつもとちょっと違うルックス(髭もじゃ)で最初気づかんかったよ。
あと、そのジェンキンスさん演じるエズラの側近が「マインドハンター」のビル(ホルト・マッキャラニー)でちょっと嬉しかったなぁ。



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イオンシネマの一席空けが復活してたけど、観客3人しかいなかったのでどっちにしても問題なかったな。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が1946年に出版されたノワール小説を再映画化。
ショービジネス界で成功した男が人生を狂わせていく様を描いた作品です。
ファンタジーっていうかサスペンス寄りの話で、クリーチャーは出てこないんだけどダークな世界観がデル・トロ監督らしくて面白かった。
ストーリー的にはそんなにひねりはないのでオチは何となくよめるんだけど、サーカスの見世物小屋の雰囲気とか妖しくて引き込まれる。
ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラていう豪華なキャストの演技も素晴らしくて見ごたえあった。
ウィレム・デフォーにロン・パールマンってサーカスにぴったりのキャスティングだったな。
デヴィッド・ストラザーン演じるピートがなかなか良いキャラ。
リチャード・ジェンキンスさんがいつもとちょっと違うルックス(髭もじゃ)で最初気づかんかったよ。
あと、そのジェンキンスさん演じるエズラの側近が「マインドハンター」のビル(ホルト・マッキャラニー)でちょっと嬉しかったなぁ。

ギレルモ・デル・トロのナイトメア・アリー ある「怪物(おとこ)」の悲しき物語とその舞台裏
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2022/03/18
- メディア: 単行本

Theme from Nightmare Alley (Solo Piano)
- 出版社/メーカー: Hollywood Records
- 発売日: 2021/12/03
- メディア: MP3 ダウンロード

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