SSブログ

海外ドラマ「The Queen's Gambit/クイーンズ・ギャンビット」 [米ドラマ&TV]

Netflixオリジナルのミニシリーズ。
1950年代のアメリカを舞台に、母親を事故で亡くし孤児院で育った少女が並外れたチェスの才能を開花させていく姿を描いたドラマ。

評判良くてかなり期待値上げて見たけど、その期待通りとっても面白かった!
ストーリー的には王道なんだけど、見せ方、描き方が上手くて一気見しちゃったよ。

とにかく主人公ベスのキャラクターが独特ですっごく魅力的。
強い意志を持ち、淡々とクールに男性中心なチェスの世界でのし上がってくところがなんとも爽快。
ちょっと共依存な義母との関係もユニークで面白かった。
そしてこの手のストーリーにありがちなドラッグやアルコールへの依存も描かれてたけど、ベスのキャラのおかげか、そこまで悲壮感がないのも良い。
孤独だった少女が最後には友人たちに助けられ頂点に立つ、ちょいベタだけど終わり方も良かったなぁ。
ベスの才能を開花させたシャイベルさんが遠くからずっと見守ってたってのも泣けたよ。(ベス、10ドル返してなかったんかい!とは思ったけど)

主人公ベス役は「ピーキー・ブラインダーズ」でもちょい気になってたアニャ・テイラー=ジョイっていう女優さん。
彼女の目力とちょっとファニーなルックスがこの個性的な役に説得力を与えていたし、チェスの駒を動かす所作がとっても美しくて印象的だった。
そしてベスの着こなすファッションがどれもこれもオシャレで可愛くて楽しめた~
最初はダサカワイイ感じだったのが、自信を持ってどんどん洗練されていくのも見どころ。
当時の雰囲気たっぷりな映像や美術もめちゃくちゃ素敵だったよ。

それから脇を固める義母アルマ役マリエル・ヘラーやシャイベル役ビル・キャンプ達の演技もスバラシかった。
あとベルティック役のハリー・メリングが、ハリーポッターのダドリー役の子だと知ってびっくり!子供の頃はかなりぽっちゃりだったのに、めっちゃスリムになってて全然気づかなかったよ。
同じく子役出身、ライバルのベニー役トーマス・ブロディ=サングスターはけっこう他のドラマなんかで見かけるけど、カウボーイハッかぶった自信家キャラってのは意外性があって面白かった。

チェスを描いたドラマだけど、チェスの知識は無くても全然楽しめる。超おススメ!

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。