SSブログ

海外ドラマメモ2021年冬~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

2021年最初の海外ドラマメモ。
まずはアメドラ編。

「New Amsterdam/ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ シーズン2」
けっこうお気に入りになってる医療ドラマのシーズン2。
主人公マックスはじめ、登場人物のキャラクターがみんな魅力的だし、ストーリーも病気の治療って面だけじゃなく、アメリカの医療システムの問題点なども絡めて描いてあり良く出来ている。
主要キャラ間でのゴタゴタが今のところ少ないのも好感。
やっぱりフロム先生とカプール先生が特に好きだなぁ。
レイノルズ先生が去っちゃったのは残念だったよ。
ただ今シーズンはコロナでエピソードが減り、感染症を描いたエピソードは一旦お蔵入りになってしまい、最終話の前にマックス役ライアン・エッゴールドと、そのエピから初登場することになる予定だったダニエル・デイ・キムから説明があったり。
シーズン3もコロナでだいぶ遅れそうなのがすごく残念だ。

「I KNOW THIS MUCH IS TRUE/ある家族の肖像 アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」
HBO制作、『ブルーバレインタイン』のデレク・シアンフランス監督による全6話のミニシリーズ。
マーク・ラファロが双子の兄弟を一人二役で演じエミー賞の主演男優賞を受賞しています。
統合失調症のトーマスと彼を懸命に支えるドミニクの双子の兄弟を主人公に、彼らと家族の"真実"が描かれる。
ラストでなんとか救われるけど、ひたすら重くて辛いドラマだったなぁ。
マーク・ラファロは体重を増減させて双子と演じていて見事だったよ。

「Emily in Paris/エミリー、パリへ行く」
NETFLIXオリジナルドラマ。
仕事でシカゴからパリに移住したエミリーの奮闘を描いたコメディドラマ。
エミリー、モテすぎやし、仕事簡単に上手くいきすぎやしで、共感はあんまできないけど、30分で気軽に見られる感じは良い。
パリの景色も美しいし、エミリーのファッションもキュートで楽しめるしね。
主演のリリー・コリンズは去年見た「レ・ミゼラブル」(ドラマ版)とは真逆な感じの役で、キラキラしてて可愛かった!
あとガブリエルがめっちゃイケメンで目の保養になったよ。

「WE'RE HERE ~クイーンが街にやって来る!」
ドラマではなくHBOが初めて製作したリアリティショー。
「ル・ポールのドラァグレース」にも出ていたシャンジェラ、ユーリカ、ボブ・ザ・ドラァグクイーンの3人が、アメリカの保守的な田舎町を回って、そこの住む人たちと一夜限りのドラァグ・ショーを開催するまでが描かれる。
前向きで明るくて愛に満ち溢れた3人のクイーンがとっても魅力的。
そして様々想いを抱える現地の人たち、彼・彼女らの悩みがすべて解決するわけではないけれど、ドラァグすることで前向きになっていく、その姿に感動しちゃいます。
ただこちらもコロナの影響で撮影が中断。
最終話はリモートでの特別編成で3人のクイーンの過去や心の内を知ることができて、それもまた興味深かった。

既にコロナでいろんな番組の撮影や放送に影響が出てきてて、この先どうなるんだろうねぇ。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

nice!(11)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2020年秋~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

見終わったアメドラの感想。

「Dickinson/ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱」
Apple TV+のオリジナルドラマ。
『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルドが主演をつとめ、アメリカの女性詩人エミリー・ディキンスンの若き日々をポップに描いたコメディドラマ。
19世紀を舞台としながらも、現代のポップス、ロック、ヒップホップ等が流れ、内容的にもかなり今っぽい雰囲気。
そこにエミリー・ディキンスンの詩が絶妙にマッチしていてなかなか面白い。
基本はコメディでありながらも、19世紀の女性たちの置かれた立場、そして「死」について描かれていて、時に切なく、時に考えさせられるドラマになってる。
主役のヘイリーはじめ、脇を固める俳優たちもみんな魅力的で個性的でキャラが立ってて良かった。
あと現代的なセンスを取り入れた衣装も洗練されてて素敵だったな。
来年配信予定のシーズン2も見たいけど、Apple TV+の無料期間が終わりそうな時期なので見られるのか微妙なところ。

「The Politician/ザ・ポリティシャン シーズン2」
壮大な前振りだったS1後、下院議員当選を目指して動き出したペイトンたち。
対するのがジュディス・ライト&ベッド・ミドラーなんて強敵すぎる!
今シーズンもテンポよくサクサク進む感じが良いし、女性陣のファッションがめっちゃ可愛くて素敵。
そしてアメリカの政治の世界を皮肉たっぷりに描いていて面白かった。
ペイトン役ベン・プラットの素晴らし歌声も聞けて満足。
シーズン3も楽しみ!

「Westworld/ウエストワールド シーズン3」
ウエストワールドの外がメインの舞台になってきて、これまでとはちょっと雰囲気違ってきた。
難解なのは相変わらずだけど、雰囲気はけっこう普通のSFアクションっぽくなってしまったような。
ドロレスとメイブの格闘シーンしつこいし、ちょっと途中で飽きてきちゃったよ。
新キャラとして登場した「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールは意外とウエストワールドの世界になじんでて悪くなかったよ。

「The Good Doctor/グッド・ドクター シーズン3」
今シーズンはショーンの恋愛がメインになりすぎててちょっと残念。
アメドラだとまぁありがちだけど、そんなに毎回恋愛話いらないよって感じだった。
なので半分惰性でみてたけど、終盤はかなりショックな展開に。
大地震の話は見ごたえあったけど、まさかメレンデス先生がこんな形で降板なんて!?
強引な展開でもいいからメレンデス先生には次シーズン戻ってきてほしいよ。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村


nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2020年夏~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

4連休中に見終わった海外ドラマの感想あげときます。

「Better Call Saul/ベター・コール・ソウル シーズン5」
先シーズンはちょい地味だったけど、今シーズンはやばいぐらい面白かった!
ファイナルとなる次シーズンに向けて一気に物語が動き出した感じ。
ジミーとキムの関係がちょっとづつ変化していく感じがドキドキする。
特にキムがちょっと暴走しがちで、この先にどう影響するのか心配であり楽しみであり。
巻き込まれるハワードはちょい気の毒だったけどね。
そしてマイクはやっぱり最高にカッコいいし、ガスも最高にクール。
それからナチョがかなり危ない橋を渡っていて見ていて胃がキリキリするよー
悪役ラロも怖いけど魅力的で最高です!!
あとハンクがちょっとだけ出てきたのが嬉しかったな。
次シーズンどういう形でBBにつなげてくるのか、そして未来のソウルがどうなってるのかも気になるし、めっちゃ楽しみ!!

「Defending Jacob/ジェイコブを守るため」
Apple TV+オリジナル作品。
少し前にiPad買ったらキャンペーンでApple TV+の1年間無料がついてたので登録。
シーズンが続きそうな作品は避けて、全8話で完結してそうなこのドラマをとりあえず見てみた。
「キャプテンアメリカ」のクリス・エヴァンスと「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーが夫婦役。
ウィリアム・ランデイの小説のドラマ化で、14歳の息子ジェイコブが同級生殺害容疑で逮捕されたことから、平和な家族の生活が一変するというストーリー。
ジェイコブを守るため父親も母親も尽力するのだけど、ジェイコブが有罪なのか無罪なのか真実は分からないまま物語は意外な展開になっていく。
家族の苦しみ、特に母親の心の中で息子を信じたいんだけど少しづつ疑惑が膨らんでいくっていうのがとてもリアルで印象的。
ラストはちょっともやっと感が残るけど面白かった。
母親役ミシェル・ドッカリーの迫真の演技が素晴らしい、クリス・エヴァンスも意外とシリアスな役がハマってて良かったな。

「Hollywood/ハリウッド」
ライアン・マーフィ制作によるミニシリーズ。
第二次大戦後のハリウッド黄金時代の映画製作者たちを虚実織り交ぜて描いた物語。
当時のハリウッドで成功を夢見る若者たち及び大人たちを描いたドラマなんだけど、そこに人種問題だったりが絡めてあるのがライアン・マーフィらしい。
「もしも」こうだったらという希望と皮肉に満ちた視点で描かれるアメリカンドリーム。
ご都合主義にも思えるけど黒人やアジア人、そして同性愛者たちが差別に屈せず団結して成功する姿は爽快。
華やかなハリウッドの雰囲気も見てるだけで楽しめたよ。
一応主役は「ザ・ポリティシャン」で気になってたデヴィッド・コレンスウェットで、ちょっとアホっぽいところがカワイイ。
ジョー・マンテロ演じるゲイのプロデューサーが渋くて素敵。
ライアン・マーフィ作品常連組のダレン・クリスやディラン・マクダーモットも良い。
そしてジム・パーソンズが演じるゲイの大物マネージャーがめっちゃ嫌な奴なのにめっちゃ面白キャラで最後には好きになってしまったよ。


nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「HOMELAND/ホームランド シーズン8(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

S1の日本放送開始からずっと見続けたこのドラマもついにファイナルシーズン。
クインがいなくなった先シーズンはやや微妙だったんだけど、今シーズンはファイナルに相応しい面白さ!

ロシアでの監禁から解放されたものの精神的なダメージからまだ回復しきれてないキャリー。
アフガニスタンで和平工作に奔走するソウルによってアフガニスタンでの任務に派遣されるが…

序盤から精神的に危ういキャリーにハラハラしつつ、緊張感たっぷりな展開に目が離せない!
今シーズンはキャリーとソウルの絆がメインで、祖国アメリカを守るCIA諜報員としての二人の生き様がしっかり描かれていて見ごたえあり。
最後、祖国の為に取った切なくもキャリーらしい選択(ブロディの言葉がその選択に影響を与えるってのもグッとくる)、それを知ったソウルの表情、素晴らしいフィナーレだったな。
キャリー役クレア・デインズの凄まじい演技には最後まで圧倒されたよ~
ソウル役マンディ・パティンキンの味わい深い演技も印象的だった。

あと、マックスがついに殺されちゃったのがショックだったなぁ。
初期の頃はコミュ障で頼りないオタクって感じだったのに、どんどん頼れる男になっていき、お気に入りのキャラになってたので最後まで生きててほしかった。
それから、ロシアの諜報員エフゲニーとキャリーの腹の探り合いや関係性の変化なども今シーズンの見どころ。
エフゲニー役コスタ・ローニン、前シーズンから出てるんだけど今シーズンのほうが何故かイケメンに見えたよ。
ライナス・ローチ演じる大統領補佐官デイヴィッド・ウェリントンも今シーズンはなかなか有能で良かった。
っていうか新大統領となったヘイズがひどすぎたってのもあるけどね。
このヘイズが「トゥルーブラッド」のサム役の人で、大統領って肩書が全然似合わないんだけど、それがある意味役にぴったりだったよ。
さらにクレア・デインズの夫ヒュー・ダンシーがゲストで登場!
共演シーンはなかったけど、胡散臭い役が意外とハマっててイラつくけど面白かった。

そんで最後まで見終わった勢いで、S1~S4まで再び見直しちゃったよ。
今シーズンはアフガニスタン&パキスタンが舞台でS4との関わりがかなり大きかったんだよね。
最期はなんだか感情移入しちゃうキャラになってたハッカニだけど、S4では容赦なくて怖い。
タスニームはどっちのシーズンでもやっぱりムカつくキャラだったな。
そしてやっぱりクイン(ルパート・フレンド)がイイ男すぎる!
初期の話の軸だったブロディがいなくなってもこのドラマを見続けたのはクインがいたからってのもあるのだ。
今S5を見直してる途中なんだけど、クインが悲惨な目に合う回が近づいてきて怖くてなかなか続きを見れないよー


HOMELAND/ホームランド シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

HOMELAND/ホームランド シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2014/10/03
  • メディア: DVD



nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「Elementary/エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン7(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

とうとうファイナルシーズンになっちゃいました。

殺人容疑を掛けられアメリカを離れロンドンで再起するシャーロック&ジョーンというところで終わったシーズン6からの続き。
最初の話はロンドンからスタート。
ジョーンがいきなり金髪になってたのはびっくり。(でもやっぱり黒髪の方が似合う)
結局グレッグソンが撃たれたのをきっかけに二人はニューヨークに戻ることに。
シャーロックの殺人容疑もなんとかなり、グレッグソンとの関係も改善し、グレッグソンの事件をきっかけに新たな敵と遭遇するって展開に。
新たな敵オーデン・ライヘンバッハっていう男との対決がファイナルシーズンのメイン。
ジェームズ・フレインが演じてるんだけど、この人はこういうねちっこい悪役がよく似合う。
シャーロックは"ライヘンバッハの滝"では無くニューヨークの橋から落ちて行方不明になり、そして3年後…
ちょっと描き方が雑で慌ただしかったけど、シャーロックとジョーン、二人の友情&家族のような愛情がしっかりと感じられる終わり方で良かった。

最初は女性がワトソンってどうなのって思ってたけど、結果的にはルーシー・リューで大正解だったよね。
もちろんジョニー・リー・ミラーのシャーロック・ホームズも素晴らしかった。
あと徐々にグレッグソンよりも存在感を増していったベル刑事もお気に入りだったな。
変人シャーロックと徐々にシャーロックに感化されていくジョーンに対し、常識人なベル刑事がいるからバランスが取れてたんだよね。

始まった当初はこんなに続くとは思ってなかったんだけど、結局7シーズン続き、キャラクターにも愛着湧いてたから終わっちゃってちょっと寂しいなぁ。





nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2020年春~アメドラ編その2 [米ドラマ&TV]

少し間があいたけど、アメドラの感想その2。

「The Marvelous Mrs. Maisel/マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン3」
シーズン1シーズン2も面白かったけど、この最新シーズンも相変わらずお洒落で楽しくて最高!
ミッジ&スージーはシャイ・ボールドウィンのツアーに同行。
ツアーは華やかで、いろんな苦労もありつつミッジは人気を獲得していく。
(シャイのマネージャー役で「THIS IS US」のスターリング・K・ブラウンが登場!)
スージーが関わるソフィ・レノンの舞台の話も面白かった。
エイブ&ローズ、そしてジョールにも様々な変化があり、めちゃくちゃテンポよくってあっという間に見終わってしまったよ。
でも順調だったミッジ&スージーは最後に大きなミスを犯してしまう。
この先2人はどうするんだろうな。
あとミッジがレニー・ブルースとデートする回がめっちゃステキでドキドキした。
レニーかっこよすぎるよ!!

「BOSCH/ボッシュ シーズン6」
相変わらず地味渋だけど面白い!
前シーズンからの流れで複数の事件の捜査が同時進行で描かれていく。
特に序盤はかなり淡々としているので集中力が必要。
放射性物質の盗難にカルト集団などいくらでも派手に味付けできそうな内容なのに今まで以上に地味な印象なのがこのドラマらしい。
そしてもちろん後半はジワジワと盛り上がる。
事件は解決するものの、すっきりとはいかないラストもこのドラマらしくて良かった。
エドガー好きなんで今シーズンはボッシュと同じくらい目立ってのも嬉しかったな。
ただ何気にお気に入りだったロバートソンが出てこなかったのがちょい残念かも。
次シーズンがファイナルになるらしい。どんな風に終わらせるのか楽しみだ。

「New Amsterdam/ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」
WOWOWで新しく放送が始まった医療ドラマ。
「ブラックリスト」のトム役ライアン・エッゴールドが主演で、NYに実在するアメリカ最古の公立病院の改革に挑んだ医師の実話を元にしたドラマ。
ライアン演じるマックスの病院改革だけでなく、癌に侵されている彼の闘病物でもあり、病院の様々な医師たちの群像劇でもあり、盛りだくさんでテンポ良くて面白く、人間ドラマとしても見ごたえあって泣ける。
マックス以外のお医者さんたちのもイイ人ばっかで魅力的なんだよね。
特に精神科医のイギーと脳精神内科のカプール先生のおっさんコンビがなんか可愛くて好き。
あと「ドクター・フー」のマーサ・ジョーンズ(フリーマ・アジェマン)が出ててびっくり。
アメドラに進出するイギリス人俳優多いよね。


The Marvelous Mrs. Maisel: Season 3 (Music From The Amazon Original Series)

The Marvelous Mrs. Maisel: Season 3 (Music From The Amazon Original Series)

  • 出版社/メーカー: UME Direct
  • 発売日: 2020/01/25
  • メディア: MP3 ダウンロード



Bosch (Music From The Amazon Original Series)

Bosch (Music From The Amazon Original Series)

  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: MP3 ダウンロード



New Amsterdam: Season One [DVD]

New Amsterdam: Season One [DVD]

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • 発売日: 2019/08/13
  • メディア: DVD



nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

「The Good Place /グッド・プレイス シーズン4(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

NETFLIXで見てたファンタジーコメディのファイナルシーズン。
死後の世界をコミカルかつ哲学的に描いてるのが意外性があり、登場人物のキャラクターも魅力的で面白い。
前シーズンでは現実世界に戻ったりして、少し話がゴチャゴチャしてきた感じもあったんだけど、このファイナルシーズンはラストに向けてどんどん盛り上がってく感じでとっても良かった。

チディだけがすべてを忘れちゃってる状態からのリブート実験から、またまた意外な展開が繰り広げられる。
まさかの新システムが始動し、ヴィッキーがその責任者になっちゃうとこ面白かった。(ヴィッキーもイイキャラなんだよね~)
そしてここからラストまでの展開がめっちゃ素晴らしい!
いろいろあって本当のグッドプレイスにたどり着いたエレノア、チディ、ジェイソン、タハニの4人に悪魔のマイケル&人型ロボットのジャネット。
終わりのないグッドプレイスでの生活はさぞ素晴らしいかと思いきや、終わりがない完璧な世界ってある意味拷問みたいなものなのだよね。
以前にエレノアがマイケルに言った「死を意識しているから人間はいつもちょっとだけ悲しい、でもだからこそこそ生きる意味が生まれる」その言葉を思い出したエレノアたちは"グッドプレイス"の改革を始める。。
それぞれ幸せな生活を堪能し、それぞれ終わりの時を決める。
ラストは切ないけど温かくて久しぶりにドラマ見て号泣しちゃったよ。

登場人物にもめっちゃ愛着湧いて、彼らの姿がもうこれで見られないと思うと寂しいな。
クリスティン・ベル演じるエレノアの憎めないクズっぷりはほんと絶妙。
チディ、ジェイソン、タハニを演じてる俳優さんたちはあまり有名ではないけど、それぞれ役にハマってて良かった。(ジェイソン役の人はアホっぽくしゃべらなければけっこうイケメンだよね)
そしてテッド・ダンソン演じるマイケルの迷える悪魔っぷりも最高だったし、人型ロボット、ジャネットもナイスキャラだった~

何度見ても楽しめるドラマなので、またシーズン1から見てみようかな。


The Good Place: The Complete Series [Blu-ray]

The Good Place: The Complete Series [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Shout Factory
  • 発売日: 2020/05/19
  • メディア: Blu-ray



nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2020年春~アメドラ編その1 [米ドラマ&TV]

コロナ自粛で見始めたドラマが増える一方、見終わったドラマの感想を全然書いてなかったのでこの機会にまとめて書いていく。
まずはアメリカドラマ編。

「BARRY/バリー シーズン1」
HBO製作、心に闇を抱えた殺し屋バリーが演劇の魅力に取り付かれ再出発を図ろうとするっていう異色のコメディドラマ。
30分×全8話だからサクサク見れちゃいます。
コメディとは言えけっこうダークでさらにバイオレンス色もあるので、ストレートに笑える感じではないけど、じわじわハマってく。
そして主役の雰囲気ちょっとデクスターに似てる(似せてる?)。
殺し屋としては凄腕だけど、人間関係は下手くそで、そんなバリーが演劇に関わることで変わろうともがくところがなんだか応援したくなる。
バリー役のビル・ヘイダーはコメディアンなんだねぇ。
このドラマでは主役だけじゃなく監督や脚本もつとめてて凄いな。
それから"This Is America"のPVやドラマ「アトランタ」で話題のヒロ・ムライが監督してる回もあったよ。
そして脇のキャラも魅力的で良いんだよね。
特にチェチェン人マフィア、ノホ・ハンクがオモシロかわいいキャラで大好きだ。
シーズン2はさらに高評価みたいなので、早く配信してほしい!

「Big Little Lies/ビッグ・リトル・ライズ シーズン2」
シーズン1の最後に起きた事件のその後が描かれるシーズン2。
今までもキャストが豪華だったけど、今シーズンからセレステの義母役でメリル・ストリープ登場。
パッと見優しそうに見えて、実は癖のある嫌な女の内面を徐々に見せてくるのがさすがメリル・ストリープって感じ。
セレステ役ニコール・キッドマンとの演技対決見応えたっぷりでした。
ただそのほかのキャラが今回はちと弱かったかなぁ。
でもゾーイ・クラヴィッツ演じるボニーは前シーズンより印象的。
なぜ彼女がペリーを押したかも分かったし、最後はみんなで警察に向かったってことは自首するってことなのかな?
これで終了って雰囲気だけどシーズン3はあるのだろうか?

「Succession/サクセッション/キング・オブ・メディア シーズン1」
AMAZONで視聴。
私が見た時は原題そのまま「サクセッション」ってタイトルだったんだけど、今はスタチャン放送時の邦題に合わせ「キング・オブ・メディア」ってなってるっぽい。
世界を牛耳る巨大メディア企業を経営するロイ一家のゴタゴタを描いた話。
好感持てるキャラも、共感できるキャラも全くいないし、序盤はけっこうスローペースなので脱落する人も多そうだけど、中盤あたりからどんどん目が離せなくなってくる。
イヤな奴ばっかりでてくるけどそれぞれ個性が強くて面白いし、出演者の演技も素晴らしくて楽しめた。
特に次男ケンダルを演じてるジェレミー・ストロングのダメダメ感が良いな。
三男を演じてるのはキーラン・カルキン(マコーレの弟)ですっかり大人になってて、なかなか印象的な演技してる。
あと登場人物の中で一番普通っぽいけどでもやっぱりちょい癖のある長女の婚約者役を英俳優のマシュー・マクファディンが演じていて意外だけどハマってたよ。


第2章 “生かせ”

第2章 “生かせ”

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Prime Video



#1『彼女たちは何をしたの?』

#1『彼女たちは何をしたの?』

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Prime Video



Succession: Season 1 [DVD] [2018]

Succession: Season 1 [DVD] [2018]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD



nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「Chernobyl/チェルノブイリ」(2019年) [米ドラマ&TV]

スタチャンEXで視聴。
1988年に旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で起きた人類史上最悪の原発事故を描いたHBO製作のリミテッドシリーズ(全5話)。

事故の収束を任された物理学者ヴァレリー・レガソフとソ連閣僚会議副議長ボリス・シチェルビナを中心に事故後に起きた事を様々な角度から描いていく。
当時あの場所で何が起きていたのかがリアルに伝わってきて恐ろしく、かつドラマとしてめちゃくちゃ面白かった。

放射線を帯びたチリが舞う中無邪気に外で見物する住民たち、何の情報もあたえられずに事故処理に従事させられる消防士や医療従事者、何かが起きてると感じながらも事態を信じられない技術者たち、そして自己保身ばかり考えている上層部や政治家。
深刻さに気づかず(あるいは隠蔽しようとして)被害がどんどんと拡大していく様がジワジワと描かれていてとても恐ろしい。
さらに至近距離で放射線を浴びた人々の苦しむ姿や、危険区域に残る動物たちの殺処分まで描かれていて、見ていて辛く苦しくなってくる。
でもこれは実際に起きたことでそこに目を背けてはいけないんだよね。
日本でも福島のこととか考えると他人事ではいられない。
そして、何が原因だったのか?誰に責任があるのか?真相を究明するサスペンスとしても良く出来ていてめっちゃ見ごたえありました。

それから、このドラマがリアルになったのは役者たちの演技あってこそ。
レガソフ役ジャレッド・ハリスとシチェルビナ役ステラン・スカルスガルドの繊細な演技が素晴らしい。
二人に徐々に友情が芽生えてくる感じも凄く良かったなぁ。
この二人に協力するホミュック役(この役だけ架空の人物)がエミリー・ワトソンで、ステランさんとは「奇跡の海」以来の共演なのかな?
あと「ヴェラ」や「THE GAME」のポール・リッターが悪役的なディアトロフ役を怪演してて印象的。こういう役ハマるねぇ。
その他、地味ながら英国俳優中心に演技派が共演しててみんな素晴らしかったよ。


Chernobyl - 2019 / チェルノブイリ - 2019 (英語のみ) [PAL-UK]

Chernobyl - 2019 / チェルノブイリ - 2019 (英語のみ) [PAL-UK]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2019/07/15
  • メディア: DVD



にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村
nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「The Politician/ザ・ポリティシャン シーズン1 [米ドラマ&TV]

Netflixオリジナルの新ドラマ見ました。

ライアン・マーフィ製作で、青春×政治っていうちょっと変わり種の内容。
基本はブラックコメディだけどちょっと泣ける切ない感じもあって意外と好みだった。
登場人物のキャラクターもみんな魅力的だったしね。

上昇志向の強い主人公ペイトンを演じてるのは『ピッチ・パーフェクト』なんかに出てて、「Dear Evan Hansen」ってミュージカルでトニー賞も取ってるベン・プラット。
演技はもちろん歌も凄い巧くて、このドラマでも歌うシーンがいくつかあるんだけど、どれもめっちゃ素晴らしかった!
特にジョニ・ミッチェルの"リバー"歌うとこ、好きな曲なんで嬉しかったし泣けたよ~
それから『ボヘミアン・ラプソディ』に出てたルーシー・ボイントンがライバル的役どころで出てて可愛かったし衣装も好み。
リバー役の子もめっちゃイケメンだったなぁ。(ちょいマット・ボマー系)

あとグウィネス・パルトローが母親役で、これが意外とハマってたよ。
役柄的にお気に入りの『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のマーゴを思い出すんだよね。
そして衣装やセットなども世界観がウェス・アンダーソンだなぁって思ったら、プロダクションデザイナーがウェス作品にかかわってる人だったので納得。
ポップでキュートな映像見てるだけでもかなり楽しめちゃいます。
スフィアン・スティーヴンス(『君の名前で僕を呼んで』の主題歌の人)によるオープニング曲もステキだし、エリオット・スミスとかCUREとか使われてる音楽も超好みで最高です。

ただこのシーズン1はある意味、次シーズンへ向けての壮大な前振りなので、本格的な政治話はシーズ2からになるっぽい。
なのでこの先は期待半分不安半分って感じかな。


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

nice!(11)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2019年秋~アメドラ編その2 [米ドラマ&TV]

ドラマメモその2は新ドラマやリミテッドシリーズの感想。

「The Good Fight/グッド・ファイト シーズン1&2」
AMAZONプライムビデオで見ました。
「グッドワイフ」のスピンオフ。
アリシアは出てこず、ダイアンとルッカ、そして今回から登場するマイアの女性3人が主役。
あとイーライの娘マリッサが調査員として出てきたり、タシオニさんも登場するし、ほぼグッドワイフの続編って感じ。
「グッドワイフ」後半イライラしたアリシアの恋愛話や政治話が無く、法廷メインになってるのでストレスなく見ることができるよ。
ダイアンとルッカのファッションもお洒落でステキなのでそういう面でも楽しめる。
ただS2はトランプ批判がちとくど過ぎる気がするなぁ。
まぁこういうのを作れて放送できちゃうのがアメリカって感じで面白いんだけど。
それにS1ではマイアの成長譚もメインの一つだと思ってたのに、S2活躍しなさすぎだよね。

「When They See Us/僕らを見る目」
Netflixオリジナルドラマ。
1989年セントラルパークで起きた暴行事件で不当逮捕された黒人やヒスパニックの少年5人の物語。
この事件はアメリカでもっとも知られた冤罪事件の一つらしい。
偏見や予断に満ちた理不尽な取り調べや裁判、なんともやりきれなくて見ていてツライ。
彼らは有罪判決を受け、4人は少年鑑別所に入り刑期を終えるもその後も前科があるためまともな職にはつけず、元の生活を取り戻すこともできない。
それだけでも酷いのに、事件が起きた時16歳になっていたコーリーは成人刑務所に入れられ過酷な刑務所生活を13年も過ごすことになる。
真犯人が自供しなかったら、さらにこれが続いてたのかと思うと恐ろしいことだよね。
そして真犯人が分かってもまるで非を認めない検事リンダには怒りが沸きあがってくるよ。
そんなリンダを後押しするような発言を繰り返していたトランプもひどい。
なんともやるせなくて辛いドラマだけど、いろんな人に見てほしいドラマだな。
出演者の演技も素晴らしく、特にコーリー役のジャレル・ジェロームとアントロンの父親役マイケル・ケネス・ウィリアムズが特に印象に残りました。

「POSE/ポーズ シーズン1」
GLEEやAMERICAN CRIME STORYのライアン・マーフィによる新ドラマ。
1980年代のニューヨークを舞台に、同性愛者やトランスジェンダーなど社会や家族から見捨てられ行き場を無くした若者たちが母親代わりの"マザー"の元に集まり"ハウス"と呼ばれる共同体で生活を送りながら夢を追う姿を描く。
マイノリティとして生きる彼らの苦悩がリアルに描かれていて、切なくなったり悲しくなったり。
それでも本当の家族のようにお互いを思いやりながら結束していく姿にじーんときた。
特にブランカと母親の関係を描いた第5話とHIVに感染したプレイ・テルの葛藤を描いた第6話が素晴らしかったな。
プレイ・テルとブランカの姉妹のような関係が良い。
(プレイ・テル役のビリー・ポーターってアカデミー賞でタキシードドレス着てた人だよね。)
自信満々なエレクトラも憎めないし、エンジェルめっちゃ可愛いし、彼女たちが幸せになるのを願ってしまうよ。
でもシーズン2はエイズの件もあるし、さらに深刻になっていきそうだなぁ。


グッド・ファイト 華麗なる逆転 シーズン1(トク選BOX)(5枚組) [DVD]

グッド・ファイト 華麗なる逆転 シーズン1(トク選BOX)(5枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • メディア: DVD



にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

nice!(10) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2019年秋~アメドラ編その1 [米ドラマ&TV]

見終わったドラマがたまってきたので。
まずは前から見てるドラマの新シリーズ編。

「Orange Is the New Black/オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン7」
ついにファイナル。
暴動以降の流れでやっぱりシリアスなシーズンだった。
移民問題や#MeToo運動なんかの時事ネタも取り上げられていて見ごたえあったし、特にテイスティ関連の話はいろいろ重かったなぁ。
ダヤが闇落ちしたり、レッドが認知症になったり、ローナが精神を完全に病んだり、そしてペンサタッキー...めっちゃ切なかった。
それでもテイスティは絶望の中に希望を見出し、スーザンにも成長が見られてちょっとほっとした。
あとカプートとフィゲロアのカップルがこんなに好きになるとはS1のころを思うと信じられないよ。
出所したパイパーの恋愛にはあんまり興味が無かったけど、アレックスとはお似合いだし最後は良かったな。
そして、最後、暴動後どうなったか分からなかったメンバーの消息が明らかになり、みんな楽しそうにしてたのが嬉しかったし、エンドロールもステキで良い終わり方だったなぁ。

「The Good Doctor/グッド・ドクター シーズン2」
グラスマン先生の闘病だったり、リアとの関係だったり、途中から登場した新しい上司との軋轢だったりを通してシーズン1から引き続きショーンの成長が描かれてた。
毎回の症例も面白いし、他のキャラにもいろいろ見どころあったし、安定して見ていられるドラマだな。
最後ショーンの恋のお相手はちょい意外だったよ。

「Billions/ビリオンズ シーズン4」
前シーズンでチャックとボビーがタッグを組むことになったんだけど、やっぱりって言うか、今シーズンはふたたび二人が敵対するまでが描かれてた。
そして二人の関係にテイラーがどんどん存在感を増してきてるのも面白い。
あとウェンディがかなりウザくなってきたよ。
これ、ずーっと同じパターンで続けられそうだけど、一体どう終わらせるつもりなんだろ。

「Mindhunter/マインドハンター シーズン2」
前回はいろんな殺人鬼へのインタビューがメインだったけど、今シーズンはそれもありつつ進行形で起きているアトランタの連続殺人事件が描かれる。
前シーズン、ケンパーにハグされて壊れちゃったホールデンは、なんとか復活。
(ただその分おとなしくなっちゃった印象)
今シーズンはどっちかっていうと息子の件もあってビルの方が印象に残ったなぁ。
あと、チャールズ・マンソンが出てきたんだけど、「ワンスアポンアタイムハリウッド」のマンソン役と同じ役者だったってのがびっくりだったな。(「ワンス~」のマンソンは印象薄かったけどね)
アトランタの事件は結局微妙な終わり方なのでいろいろモヤモヤしたし、この地味でスローテンポな感じでこの先打ち切られないか少し心配になっちゃったよ。


オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン1 DVDコンプリートBOX(初回生産限定)

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン1 DVDコンプリートBOX(初回生産限定)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



グッド・ドクター 名医の条件 シーズン2 DVDコンプリートBOX(初回生産限定)

グッド・ドクター 名医の条件 シーズン2 DVDコンプリートBOX(初回生産限定)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



Billions: Season One/ [DVD] [Import]

Billions: Season One/ [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Showtime
  • メディア: DVD



にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

nice!(9) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「Crazy Ex-Girlfriend/クレイジー・エックス・ガールフレンド S4(ファイナル)」 [米ドラマ&TV]

お気に入りのミュージカルコメディドラマ、とうとうファイナルシーズンになっちゃいました。

レベッカは弁護士を辞めプレッツェル店をやりながら夢を探し、母親の束縛からも抜け出して、恋愛にも徐々に向かい合っていく...
前シーズンから特にフューチャーされてたレベッカの心の病の問題をメインに据えつつ、しっかりコメディになっててかなり面白かった!
抗うつ剤を題材にした曲(しかもLA LA LANDパロディ)まであって笑える。

そしてレベッカの恋愛の方は前シーズンまでの流れだとナサニエルとくっつくのかなぁって思ったんけど、ジョシュもアホ可愛いキャラになってて好感度上がるし、さらにグレッグまで再登場!
って思ったら役者交代「ピッチ・パーフェクト」のスカイラー・アスティンになってたよ~
旧グレッグ役サンティーノ・フォンタナはこの間トニー賞受賞してたし舞台で忙しかったのかな。
残念だけど自虐的な登場の仕方が面白かったからけっこう違和感なく受け入れられたかも。

終盤はこの3人がレベッカを取り合い、それぞれがデートをプレゼンするっていうラブコメ展開に。
周りのみんながこの競争を楽しみすぎてて笑える。(この回のホワイト・ジョシュメインのGuys and Dolls風の曲好き♪)
そんでこのデートそれぞれロマンチックでステキでレベッカいったい誰を選ぶのか??
最終回で出されたレベッカにとっての幸せとは?
賛否ありそうだけど、すごく良い終わり方だと思ったなぁ。

そしてレベッカ役レイチェル・ブルームはもちろん、脇役までみんな魅力的で歌もうまくて最高だった。
全てオリジナルな劇中曲もポップで笑えて面白いものばかりで毎回楽しかったよ。
(FOUNTAINS OF WAYNEのアダム・シュレシンジャーが関わってたと最近知ってびっくり)
めっちゃお気に入りのミュージカルドラマになりました。
またいつか続きを作ってほしいなぁ。

で、最終回の後にはなんとコンサートスペシャルが!
キャストほぼ総出演でドラマ内で歌われた曲を次々披露。
曲の良さはもちろん、笑えるネタも満載で、みんな仲良さそうで、めっちゃ楽しかった~
会場で見た人たちがうらやましくなっちゃったな。


CRAZY EX-GIRLFRIEND: THE COMPLETE FIRST SEASON

CRAZY EX-GIRLFRIEND: THE COMPLETE FIRST SEASON

  • 出版社/メーカー: Warner Archive Collection
  • 発売日: 2016
  • メディア: DVD



にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村


nice!(15) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマメモ2019年夏~アメドラ編 [米ドラマ&TV]

久々にアメドラ感想。

「BOSCH/ボッシュ シーズン5」
前シーズンでボッシュの母親の事件が解決し、今シーズンから新たな出発って感じ。
薬物の絡む殺人事件が起き、犯人を追うボッシュが潜入捜査するという展開。
ボッシュってけっこう世間に顔知れてた気がするんだけど、潜入なんかして大丈夫なのかとハラハラ。
マディに心配かけ過ぎだよー
それから昔の事件に新たな証拠が見つかり、ボッシュが仕込んだのではという疑惑が持ち上がる。
その流れで、前は敵対してたハニー・チャンドラーがボッシュの弁護をすることになるのが面白かったな。
こちらに関してはボッシュをはめようとした奴らの詰めが甘すぎって感じだったけどね。
その他、エドガーの情報源が殺された事件、ムーア&ジョンソンの引退騒動、市長を目指すアーヴィングなどなど、いろいろてんこ盛りでちょっとついていくのは大変だったけど、今シーズンも派手さはないけど見ごたえあった。次シーズンも楽しみだ。

「Sneaky Pete/スニーキー・ピート シーズン3」
今シーズンで打ち切りになっちゃいました。
たしかにS1やS2に比べるとややネタ切れ感あったからねぇ。
一つのネタで引っ張れないからか、いろいろ盛り込みすぎてややこしくなっちゃってたし。
それでも最終的には綺麗に終わってたし(最後ちょっと泣ける)、マリウスはじめ登場人物のキャラが魅力的だからこの家族の話をもう少し見ていたかったなぁ。ちょっと残念。

「Elementary/エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン6」
序盤は悪くなかったけど、終盤の展開がショック。
っていうかドラマの良心であったはずのグレッグソンが身内のためにあんなことするなんて。
最後ロンドンでシャーロックとジョーンがふたりで再出発するってのもなんだか強引だったし、なんだかモヤモヤしまくり。
このシーズンでファイナルかもって言われてたからまとめに入ったんだろうけどねぇ。
でもあともう1シーズン、話数は少ないけど製作されることになってたので、きれいに終わってくれることを願うな。

「It's Bruno!/ブルックリンで、ブルーノと!」
ブルックリンで暮らすマルコムと愛犬ブルーノによるコメディドラマ。
1話15分程度で全8話なので、めっちゃサクっと見れちゃいます。
マルコム役ソルヴァン・"スリック"・ナイームが監督や脚本も書いてて、ブルーノは本人が飼ってる犬(パグとビーグルのミックス犬)なんだねぇ。
マルコムのブルーノ溺愛っぷりが面白いし、毎回のオチも笑えるし、登場人物も個性的な変人ばかりで楽しかった。
そして何よりブルーノめっちゃカワイイ!犬好きにおすすめのドラマです。


Bosch Season / Series 1 - Region 2 Import DVD

Bosch Season / Series 1 - Region 2 Import DVD

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD



Sneaky Pete スニーキー・ピート シーズン1 DVD コンプリートBOX(初回生産限定)

Sneaky Pete スニーキー・ピート シーズン1 DVD コンプリートBOX(初回生産限定)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン6 DVD-BOX Part1

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン6 DVD-BOX Part1

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • メディア: DVD


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村
nice!(10) 
共通テーマ:テレビ

海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8(最終章)」 [米ドラマ&TV]

3年も待たされたゲースロの最終シーズン。
以前はスカパーのスターチャンネルで見てたんだけど、Amazon Prime Videoの「スターチャンネルEX」(月額972円)で見られることが分かったので、そちらで視聴。
本家スタチャンで見るよりは安くついて良かったけど、有料チャンネルで見るほどの価値があったかは微妙な出来のファイナルだったかも。。

期待が高すぎたってのもあるけど、ラストなんだからもうちょっと王道で終わってほしかったなぁ。

まずはやっぱりデナーリスの闇落ちだよねー
そういう展開も予想はしてたけど、なんだか描き方が雑!
ミッサンディを無惨に殺されちゃったのが大きなきっかけではあるんだけど、それでもあそこまで豹変するかなぁって感じ。
彼女を導くべきティリオンやジョン・スノウが無能にしか見えなかったのも残念。
そして最終話ではジョンがデナーリスを殺しちゃうという少しびっくりな展開。
ジョンのキャラからするとちょい違和感。
まぁジョンが生き返ったのがこの為ってことなんだろうけど。。
で、なんだかんだとスターク家はけっこう生き残ったよね。
結局鉄の玉座にはブランが座り、みんなそれぞれの別の道に進んでいくという終わり方は悪くないと思うんだけどね。

それからサーセイの扱いがめっちゃ不満!
デナーリスを闇落ちさせるなら、サーセイをもっと痛めつけてほしかったよ。
愛する人(ジェイミー)と一緒に亡くなるなんて生ぬるい最期は残念すぎた。
ジェイミーもブライエニー誘惑しといて結局サーセイの元に戻るだなんて酷すぎるよ。。

あと全体的に話数が少ないからか、ワープしまくりに見えるのもちょっと興ざめだったな。

まぁそれでも前半等それなりに楽しめた部分もあるにはあるけどね。
ジョラーがデナーリスの為に死ぬっていうのは期待通りの最期だったし、べリック・ドンダリオンが何度も生き返ったのがアリアを守るためだったっていうオチも良かった。
そしてヘタレだったシオンがめっちゃ男になってブランを守ったものカッコよくて切なくて最高だったよ!
その他、ハウンドvsマウンテンもベタだけど良かったし、その流れでクァイバーンがマウンテンにあっさり殺られちゃうのも面白かったな。
玉ねぎさんことダヴォスが地味に生き残ってくれたのも嬉しかった。

いろいろ思うことを書いたけど、長い間楽しんできたので終わってしまったのやっぱりちょっと寂しいなぁ。

 シーズン1~4

 シーズン5
 
 シーズン6

 シーズン7


ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ (初回限定版) [Blu-ray]

ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ (初回限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray






にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

nice!(12) 
共通テーマ:テレビ