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海外ドラマメモ2021年春~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

見終わった海外ドラマの感想。

「Fosse/Verdon/フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~」
伝説的な振付師で映画監督でもあるボブ・フォッシーと、パートナーでトニー賞に4度も輝いた名女優グウェン・ヴァードン、二人の波乱に満ちた年月を描いたミニシリーズ。
フォッシーをサム・ロックウェル、ヴァードンをミシェル・ウィリアムズが演じています。
演技派二人の共演がスバラシイ。
フォッシーは女好きで酒におぼれる典型的な破滅型のアーティストって感じで、そんなダメ男を何度も見限ろうとしながらも見捨てられないヴァードン。
なかなか一般人には理解できない二人の関係が印象的だったな。
ただ時系列が行ったり来たりしてわかりにくいのがちょっと残念。

「Mrs.America/ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~」
70年代のアメリカ、男女平等憲法修正条項ERAの批准をめぐる女性たちの活動を賛成派・反対派双方から描いたミニシリーズ。
賛成派にしろ反対派にしろ、それぞれの立場でみんな様々な思いを持っていて意見が違うのはあたりまえで、だからこそ問題を提起して行動し一歩づつ進んでいくしかない。
今の日本にめっちゃタイムリーな話でもあったし、いろいろ考えさせるドラマだった。
特に印象的だったのが自己矛盾に満ちた超保守派のシュラフリー。
それをケイト・ブランシェットが見事に演じているもんだから、めっちゃ憎々しくなってくる。
でも実際のケイトはフェミニストなんだよね。
そのほかのキャストもめっちゃ豪華で見ごたえあったよ。

「Dickinson/ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~ シーズン2」
Apple TV+が無料期間を延長してくれたので無事最後まで見ることができて良かった。
19世紀の詩人エミリー・ディキンスンを描いた異色のコメディドラマのシーズン2。
前シーズンほどの勢いはないものの今シーズンも面白かった!
今シーズンはエミリーの名声への憧れと、そのあとに待ち受けるものへの恐れが描かれる。
30分のコメディの中に現代にも通じる様々な問題などが入れ込んであるのが良い。
エイミー役ヘイリー・スタインフェルドとスー役エラ・ハントがめちゃ魅力的で、両者の関係にも変化があり次シーズンも楽しみだ。(でも次は有料になっちゃうかなぁ)
そして相変わらず音楽や衣装もセンス良くて素敵だった。
あと新聞の編集者役でゲースロのロラス・タイレルことフィン・ジョーンズが出てたよ。

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