映画『１９１７　命をかけた伝令』（2019年アメリカ＝イギリス）：ブルースクリーンライフ：SSブログ

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映画『１９１７　命をかけた伝令』（2019年アメリカ＝イギリス）　[映画] [編集]

原題：1917

新型コロナウィルスの流行で密閉空間でリスクがありそうな映画館に見に行くか迷ってたんだけど、この作品は映画館で見ないと面白さ半減だろうなぁって思いこの前の土曜日に行ってきた。
アカデミー賞作品賞逃しちゃったし、もう3週目かつ朝一の回なら人少なそうだしね。
結果、着いてみるとチケットブース自体いつもより人少なくて、200席はある大きめの劇場に観客が5人しかいなかった！
これなら感染の心配はほぼ無さそうで一安心。
それでも一応マスクして、見る前と後にはトイレでしっかり手洗い＆消毒しておいたよ。

ではでは映画の感想を…
『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督が第一次大戦を舞台に描く戦争ドラマ。
アカデミー賞で撮影賞等3部門を受賞。
最前線にいる1600名の味方の兵士を救うべく、重要な伝令を届ける任務についた二人の若いイギリス兵の姿を全編ワンカット風の映像で描いていく。

ワンカット風って言うとイニャリトゥの『バードマン』を思い出すけど、あちらは屋内が中心だったからまだ繋ぎやすそうな感じがするんだけど、こちらはほぼ屋外、しかもアクションシーンもある戦争映画でこれをやるのはけっこう凄いよね～
ロジャー・ディーキンスによる映像が臨場感たっぷりで素晴らしい。
緊張感が途切れず見ごたえあったし、これは映画館で見て正解だった。
ストーリー的にはかなりシンプルで、ただひたすら主人公達が目的地に到着するのを祈るように見るって感じだったな。

主役を演じる二人（ジョージ・マッケイとディーン・チャールズ＝チャップマンの）はほぼ無名。
チャップマンの方は「ゲースロ」のトメン役の子だったのね。（そんでお兄ちゃん役がロブ・スターク＝リチャード・マッデンだったよ）
そしてところどころにゲスト的に登場する英国俳優たちが超豪華！
コリン・ファースとかベネディクト・カンバーバッチとか贅沢過ぎる使い方。
そしてアンドリュー・スコットとマーク・ストロングがカッコよかったわ。