海外ドラマ「THE TUDORS～背徳の王冠～ シーズン１＆２」

AXNミステリーで放送されてるヘンリー８世を描いた歴史ドラマ。

まぁ昼ドラっぽいドロドロした話だし、エロシーンも多めなんだけど、けっこう毎回楽しんで見てました。

何よりジョナサン・リース・マイヤーズがステキかつある意味笑えるヘンリー王を演じてて良い！
薬コレクションを自慢したり、いきなり腕立て伏せしだしたり、池におっこちたりする陛下に苦笑。

そして物語はというと、シーズン１ではウルジーの没落、そしてアン・ブーリンの台頭がメイン。
サム・ニール演じるウルジーが策略家ながら憎めないキャラで、最後死んじゃうシーンはちょっと悲しかったなぁ。
それからアンが陛下を落とす手練手管が見もの。
演じてる女優さん（ナタリー・ドーマー）はそんなに美人ってわけじゃないんだけど、ヘンリーが落ちちゃうのも納得しちゃいます。

シーズン２はそのアンとの結婚、それに絡んでトマス・モアの処刑、そしてアンが処刑されるまでが描かれてました。
ヘンリーの気持ちの変化に対し徐々に狂気に駆られていくアンの姿が怖い。
でもそれ以上にそんな娘を利用するだけして最後には見捨てるブーリンパパは最低。
そして妻でもあるアンを邪魔になったからと処刑しちゃうヘンリーも恐ろしいよ。
アンはいやな女だったけど、最後の方はちょっとかわいそうになってしまいました。

それから主役ジョナサンはもちろん、イギリス＆アイルランド中心に魅力的な俳優が沢山出てるのも嬉しい。
シーズン１でお気に入りだったウィリアム・コンプトン（クリステン・ホールデン・リード）はあっという間に死んじゃって残念だったけど。
他に印象に残ったのがアンの兄ジョージ。
「麦の穂を揺らす風」でキリアンのお兄さん役やってた人なんだけど、あの役とはすんごい落差のある役だった。
ブランドン役ヘンリー・カヴィルはシーズン２になって髪があるようになってからちょっとカッコイイかもって思えるようになった。
あとそんなに男前ではないけどモア役ジェレミー・ノーザムやクロムウェル役ジェームズ・フレインも印象的。
さらにピーター・オートゥールなんていう大物俳優まで出ててめちゃ豪華。

この先のヘンリー８世については他であんまり映像化されてないみたいだし、よく知らないのでシーズン３＆４も楽しみだな♪

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