映画『バンドワゴン』（1996年アメリカ）

原題：Bandwagon

９０年代のＵＳロック好きにオススメなロックバンドの物語。（同名のフレッド・アステア主演のミュージカル映画とは違います）

シャイで人前で歌えないヴォーカル（ステージでも後ろ向いて歌う）、マザコンのドラマー、喧嘩っ早いベース、いつもラリッてるギター。
バンドの４人のメンバーそれぞれが個性的でいて愛すべきキャラクター。
それになんかこういう人たちインディロックバンドにいそうだなぁって雰囲気を醸し出している。
有名な俳優さんはいないけど絶妙なキャスティング。
この４人がバンドを組むまでの顛末、そしてツアーに出て起こる騒動はどれも可笑しくって、とってもほほえましい。
監督のジョン・シュルツは元ドラマーだったらしく、ロックバンドへの愛が感じられて良いんだな。

そして、そんな４人をまとめる？のは伝説のマネージャー・ライナス。
ほとんどしゃべらないこの人もまたナイスなキャラしてるんですよね～

劇中“サーカス・モンキー”の曲として演奏される曲もちゃんと当時のＵＳバンドっぽくっていい感じ。

こういうバンド物って基本的に好きなのが多いけど、その中でもかなりお気に入りの作品です。

バンドワゴン [DVD]

• 出版社/メーカー: パイオニアLDC
• メディア: DVD

タグ：アメリカ映画 ジョン・シュルツ