映画『ショート・カッツ』（1994年アメリカ）

原題：SHORT CUTS

ロバート・アルトマン監督によるユニークな群像劇。
レイモンド・カーヴァーのいくつかの短編を基に１０組の登場人物たちの日常が様々なエピソードと共に綴られています。

２０人をも超える登場人物たちの日常が綴られる。
その日常は特に大きな出来事が起こるってワケじゃないけど喜劇だったり悲劇だったりと様々。
そしてエピソードは絡まりあい、それぞれが影響しながら進んでいく。

普通でありながらもどこか奇妙で面白い！
登場人物たちはみんなどこかしらダメな部分を持ってていながらも魅力的。
３時間という長さ、しかもかなり淡々としてるのになぜか惹きつけられて、彼らの日常をずっと見ていたくなっちゃいます。

そして、唐突に起きる、ある出来事によって映画は終わりを迎える。
でも、どんなことがあっても生きてる限り人生は続く。
彼らはこの先も同じように互いに影響し合いながら生きていくんだろうなぁ。

それから、キャストがとっても豪華！
ジェニファー・ジェイソン・リーにロバート・ダウニー・Jr.にジャック・レモンにジュリアン・ムーアなどなど。
特にティム・ロビンスのダメ警官っぷりが最高でした～

初めて見たアルトマン作品ってこともあって、かなりお気に入りの作品です♪

ショート・カッツ [DVD]

• 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
• メディア: DVD

タグ：ロバート・アルトマン アメリカ映画 ジェニファー・ジェイソン・リー ロバート・ダウニー・Ｊｒ ジャック・レモン ジュリアン・ムーア