映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』（1998年イギリス）

原題：LOCK, STOCK & TWO SMOKING BARRELS

ガイ・リッチー監督のデビュー作。

◎ストーリー◎
ロンドンの下町。エディは、３人の友人を巻き込み一世一代の賭けに出る。
ギャングの顔役ハリーを相手にカードで一儲けしようとたくらんだのだ。
しかし結局ハリーに莫大な借金を作ってしまい、一週間以内に返さなければ指とエディの父親のバーを貰うと脅迫される。

◎感想◎
これ、ほんとに良く出来てる！！
考えてみると出来すぎてる話なんだけど、テンポ良くって見ている間はそんなことはまったく気にならない。
沢山の登場人物と様々な話が少しづつ関係しあってラストへと収束していくという展開はタランティーノに近い感じもするけど、こっちの方が軽いノリで好き。
イギリス的でブラックな笑いもあるし、映像もスタイリッシュでカッコいい。
オープニングがOCEAN COLOUR SCENEでラストがSTONE ROSESっていうＵＫロックファンにはたまらない選曲も最高です！！

この手の話は登場人物がめっちゃ多くて混乱することが多いんだけど、配役がとっても巧くってわかりやすかった。
それに主役４人みんな個性的な男前でかっこいい～！
私的にはなぜか"デブ"と言われているジェイソン・フレミングがお気に入りでした♪
今やいろんな映画で見かけるようになったジェイソン・ステイサムはこれがデビュー作。
エディの父親役のスティングも渋くて良かったな。

ガイ・リッチーはこの映画の後、アメリカでブラピ主演で『スナッチ』って映画作ったけど、そっちはこの映画の焼き直しって感じでイマイチ。
断然こちらのほうがオススメです！！

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タグ：イギリス映画 ガイ・リッチー ジェイソン・ステイサム ジェイソン・フレミング スティング