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英国ドラマ「Jeeves and Wooster/Series 3」 [英ドラマ&TV]

P.G. Wodehouseによるジーヴスシリーズのドラマ版のシリーズ3の感想です。
制作はイギリス・グラナダTV、主演はスティーヴン・フライ&ヒュー・ローリー。

1.Bertie Sets Sail
ここからはアメリカでのお話も混ざってきます。
ニューヨークへ行く船旅の道中でアガサ叔母さんの友人のモーティ親子と会い。
本では船旅のシーンは描かれてないけど、メインとなるのは「ジーヴズと招かれざる客」の話。
そして、平行してタッピーとストーカー親子話が描かれます。(←これは本にはなかったからTVのオリジナルかな?)
私の英語力では細かい部分は分からなかったんだけど、タッピーはストーカーとビジネスをするためにアメリカに行き、そこで娘のポーリーンに恋してしまい、またいろいろとバーティを煩わせちゃうんですね~
タッピーのキャラは本よりもドラマの方が印象的かも。
それからステッキを舐めるモーティがちょっとキモイです。

 [本]「それゆけ、ジーヴス」より
  ・ジーヴスと招かれざる客

2.The Full House
「叔母さんとものぐさ詩人」と「ジーヴスとケチンボ公爵」を同時進行するという荒業。
バーティのフラットに、ロッキーの叔母さんと、ビッキーの伯父さんが同時に滞在するなんて。
2人が鉢合わせしないよう、ごまかしたり嘘ついたりバーティやジーヴスも大変。
ハラハラドキドキな展開でめちゃ面白かったです!!

あとラストにバーティとジーヴスがピアノの連弾するのもナイスでした~

 [本]「それゆけ、ジーヴス」より
  ・叔母さんとものぐさ詩人
  ・ジーヴスとケチンボ公爵


3.Introduction on Broadway
伯父さんに婚約者を取られちゃう画家コーキーの話と魚顔シリル・バシントン・バシントンの舞台の話が交互に描かれてます。
舞台の方はシリルとバーティが全米ツアー回ったりと小説より盛大に描かれてるな~
ミュージカルシーンでつかわれてる曲とか舞台の雰囲気とかとってもいい感じ。
それにアガサ叔母さん自らニューヨークに登場したり、最後にはバーティがシリルの変わりに舞台に出て…なんてオチもあったり細かい部分かなりアレンジされています。

 [本]「それゆけ、ジーヴス」より
  ・コーキーの芸術家稼業
 [本]「比類なきジーヴス」より
  ・紹介状、お洒落なエレベーターボーイ

4.Right Ho, Jeeves
昨年末に出た「ジーヴスと恋の季節」の一部分を使ってあります。
バーティがガッシーの替え玉としてデヴリル・ホールへ行く話がメイン。
そんで、途中ガッシーがバーティとして登場しちゃったり。
恐るべきおばさん軍団映像で見るとよりいっそう迫力ありました~
ガッシーの歌のヘタクソっぷりも笑える。
最後は替え玉がばれちゃったバーティをスコットランドヤードに扮してジーヴスが救い出すっていう強引なオチでした。

 [本]「ジーヴスと恋の季節」

5.Hot Off the Press
シリーズ1の1話でも使われた「ジーヴス登場」の後半部分と「ジーヴスと恋の季節」が合わさってます。
フローレンス・クレイと婚約したバーティが盗むのはサー・ワトキン・バセットの執筆している原稿に。
さらにロデリック・スポードまでその騒動に加わって、いろいろ楽しいエピでした。

 [本]「それゆけ、ジーヴス」より
  ・ジーヴス登場
 [本]「ジーヴスと恋の季節」

6.Comrade Bingo
こちらにもまたまたロデリック・スポードが登場。
競馬場ではそのスポードが演説はじめたり、ビンゴ(前シーズンまでと役者が変わってる)の正体がばらされてしまったり、大騒動になっちゃいます。
バーティはバーティで今度はダリア叔母さんのために絵を盗むはめになったりと災難にあいまくっちゃっててかわいそうだけど笑えます。

  [本]「比類なきジーヴス」より
  ・同士ビンゴ
 [本]「お呼びだ、ジーヴス」より
  ・ジーヴス、オムレツを作る



Jeeves and Wooster - Series 3 DVD

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  • 出版社/メーカー: Unbranded
  • メディア: DVD



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