映画『かもめ食堂』（2005年日本）

群ようこが本作のために書き下ろした小説を『バーバー吉野』の荻上直子監督が映画化。

フィンランド・ヘルシンキにある「かもめ食堂」を舞台に、店主サチエとそこにやってくる人々とのちょっと不思議な物語を描く。

しょっぱなから“ガッチャマン”で爆笑！
その後もちょっぴりゆる～い笑いで満たされています。
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん、この３人がやっぱりすっごく良いんですよ～
それぞれのキャラが生かされた役柄になっていて、なんとも素敵で可笑しい。
彼女たち３人について過去はほとんど説明されないんだけれど、それでも充分彼女たちの生き方が伝わってきます。
終盤、泣けるシーンでもないのに、なぜかちょっとだけジワッときちゃいました。

それから出てくる食べ物の美味しそうなこと！
これ見たら確実にお腹空いてきます。
おにぎりと豚のしょうが焼きがめっちゃ食べたくなっちゃった～
美味しいものを美味しく食べられるのってすんごく幸せな事ですよね♪

そしてフィンランドの風景とか、インテリアとか、ファッションとか、見てるだけでも楽しめます。
小林聡美さんが着てた洋服がどれもすっごく可愛いかった！
もたいさんマリメッコの服めっちゃよく似合ってたなぁ。

アキ・カウリスマキ監督『過去のない男』で主役を演じてたマルック・ペルトラさんが出演しているのも嬉しい。

ゆったり心地よい素敵な作品でしたー
オススメ！！

かもめ食堂[Blu-ray]

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