つつじ荘のバス停から本村地区にある農協前というバス停までは5分ほど。

本村地区は細い路地に古民家が並ぶ趣のある住宅街です。

この地区に点在する空き家を利用して"家プロジェクト"というアートプロジェクトが展開されてる。
その中で一番気になってたジェームズ・タレルの「南寺」という作品は一度に入れる人数が少なく整理券が必要で、私が着いた時点でもう配布終了しちゃってました。残念。。

気を取り直して、散策開始。
"家プロジェクト"は結局「石橋」「碁会所」「角屋」の3軒しか入らなかったんだけど、その中で印象的だったのが「角屋」。
真っ暗闇の家の中に水が張ってあり、その中にデジタルな数字が順に点滅していくという、ただそれだけの作品なんだけど、なんか不思議な感じで座ってしばらく見続けちゃいました。

途中「南寺」の建物の横を通ったら桜がめっちゃ綺麗に咲いてた。


それから「ANDO MUSEUM」へ。

地中美術館などの建物の設計を手掛けてる安藤忠雄氏のミュージアム。
入口は木で作られた古民家だけど、内部は打ちっぱなしのコンクリートの空間が広がってる。
今さっき見てきた建物の図面や写真などが展示されていて、なかなか興味深かったです。

歩き回って疲れたのでバスの時間までカフェでゆっくり休憩。
「あいすなお」という古民家カフェで"ゆずジュース"を頂く。


店を出てバス停へ行くとまたしても行列で、1本目のバスには乗れず。
でも臨時バスを沢山出してるみたいで、すぐに次のバスが来ました。

10分ほどで宮浦港へ到着。
フェリーの時間まで1時間半ほどあるので、まずは周辺の作品鑑賞。

直島銭湯「I♡湯」という奇抜な銭湯。お金を払えば普通に入浴もできる。


作品じゃなく、途中で出会ったゴージャスな猫。
飼い猫なのかな?全然逃げないし、撫でさせてくれた。


そして、赤カボチャ。
船から見た感じよりも、やっぱり大きい!
黄色と違ってこちらは中に入れるようになってます。

床の水玉はライトになってて夜は光るらしい。

最後に混雑の中買い物タイム。
芸術祭の公式グッズの手ぬぐい2枚購入。
前に金沢で手ぬぐい買って以来、ハマって集めてるんだよね。

職場や家用にもお土産買って買い物タイム終了。
まだ時間があったけど、足が限界だったので、座ってのんびり船を待ちました。

行きと同じく"なおしま号"で高松に戻ります。
最終のフェリーなので乗客めっちゃ多かったけど、早目に並べたので窓際の席に座れました。
直島ともこれでお別れです。


ちょうど夕暮れ時の時間で景色綺麗だったなぁ。
これは高松港の赤灯台。


18時頃高松港に到着。
一旦ホテルに戻り、少し休憩してから夕食へ。
遠出する元気はなかったので、ホテルすぐそばのマリタイムプラザにあるレストラン街へ。
"郷屋敷"という店で、あったかいうどんにご飯やおかずが付いた御膳を注文。

うどんも食べたかったけど、お腹めっちゃ空いてたし、うどん以外のものも食べたかったんだよね。
この日は夕方ぐらいからかなり寒くなってたから、温かい物食べれてちょっとほっとした。

ホテルに戻った後は翌日の帰り支度を済ませ、2日間歩き詰めで疲れてたので、速攻眠りにつきました。

春の香川・瀬戸内国際芸術祭ひとり旅9~男木島その1へ続く。


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