ジェイン・オースティン関連のドラマの感想をまとめて。

「MANSFIELD PARK/マンスフィールド・パーク」(2007年イギリス)
ファニーが体格的にも性格的にもごつい...なぜにビリー・パイパー(ドクターフーのローズ)?
そんなに美人でなくてもいいから、ファニーはもうちょっとひ弱そうな役者じゃないとー
それにクロフォード兄弟も全然魅力的じゃないし。
全体的にはしょりすぎててイマイチでした。

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「Sense & Sensibility/分別と多感」(2007年イギリス)
アン・リー監督バージョンが大好きなんだけど、こちらも悪くない。
エレノアとマリアンのキャスティングとか映画版より年齢的に合ってる気がするし。
ただ男性陣をもうちょっと頑張ってほしかった!
とくにウィロビー役『マンマ・ミーア』のドミニク・クーパーは、顔が幼くってこの役にはなんか不似合い。
ブランドン大佐がデビッド・モリッシーっていうのもなぁ。
「ステート~」と『ブーリン家』を続けてみたせいで、私の中でこの人、悪役のイメージが強かったりするんでちと残念。
エドワード役の人(ダン・スティーヴンス)は男前だったけどイマイチ好みじゃないかも。

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「PERSUASION/説きふせられて」(2007年イギリス)
アン役はドラマ「茨の城」や映画「HAPPY GO LUCKY」のサリー・ホーキンスでなかなか魅力的にアンを演じてました。
そしてウェントワース大佐役のルパート・ペンリー・ジョーンズがステキ☆
「MI-5」も良いけど、こういう王子様的役の方がさらに似合ってて良いなぁ。

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「Miss Austen Regrets/ジェイン・オースティンの後悔」(2008年イギリス)
これはオースティン原作物じゃなく、彼女の晩年を描いた作品で映画「秘められた恋」のその後って感じ。
こちらも聡明で辛辣なジェインのキャラがとっても魅力的(演じてる女優さんも上手かった)。
そして過去に対する思いなど切ない部分も多い。
女性は結婚して子供を育てるのが当たり前っていう時代に、小説家として生きることを選んだジェインは強くて素敵だと思いました。

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「NORTHANGER ABBEY/ノーサンガー・アベイ」(2007年イギリス)
オースティン原作物では「高慢と偏見」の次に面白かったなぁ。
コメディタッチの話だし映像化しやすい内容なんだよね。
ヒロインのフェリシティ・ジョーズンはイギリスドラマにしてはかなりの美人さんで魅力的だったし、ティルニー氏は男前ってわけじゃないけど雰囲気が素敵だったなぁ。
あとイザベラ役で『17歳の肖像』のキャリー・マリガンが出てました。





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