アメリカのドラマも面白いけど、イギリスのドラマもまた違った味があって面白い!
最近見た2作を紹介。

まずは「紅はこべ(The Scarlet Pimpernel)」。
1999年と2000年にイギリスBBCで製作されたミニシリーズ。
バロネス・オルツィ原作の冒険活劇をドラマ化したものです。
フランス革命の頃のお話で、フランスで反逆罪で囚われた貴族たちを“紅はこべ”と名乗る人物が次々とイギリスへと脱出させるという物語。

私は原作読んだ事無いしよく知らなかったんだけど、ちょうどフランス革命を題材にしたディケンズの「二都物語」(「紅はこべ」はこれにインスパイアされて書かれたらしい)を読んだとこだったのもあってけっこう楽しめました。
荒唐無稽なお話なんだけど、こういうのは乗れれば面白いんですよね。
それに主役のパーシー卿=紅はこべを演じるリチャード・E・グラントがめちゃカッコいいです!
頭もきれるし、腕も立つ、そしてそれだけじゃなく粋でお洒落なところがグー!
長身でスタイル良いから、ひらひらブラウスとか襟の高いコートとか当時の衣装が似合いすぎ!
めちゃくちゃ素敵で一気にファンになっちゃいました~

で、そのリチャードさんも出てるホームズ物「シャーロック・ホームズ バスカヴィル家の犬(The Hound of the Baskervilles)」。
ホームズと言えばグラナダTVのシリーズが有名だけど、これはBBCが2002年に製作した新しいホームズ物。
まぁ普通に楽しめる作品じゃないかなぁ。
でも、なんかホームズよりワトソンの方が目立ってたような。
イアン・ハート好きなんで私的には嬉しかったけどね。
ただその分、ホームズ役のリチャード・ロクスバーグ(『ムーラン・ルージュ』の公爵役の人)が地味でちょっと物足りなかったかも。
っていうかリチャード・E・グラントにホームズをやってほしかったな~
ステープルトン役(悪役)もばっちりはまってたけどね。


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