原題: 24 HOUR PARTY PEOPLE

80年代頃のイギリス・マンチェスターを中心にした音楽シーン、いわゆるマンチェスター・ムーブメントを『日蔭のふたり』や『ひかりのまち』のマイケル・ウィンターボトム監督が映画化。

1976年から始まるこの映画、その年に生まれた私はこのムーブメントのことはほとんど後追いで詳しくは知らない。
でもこの後のローゼス~ブリットロックにハマった私には、なかなか興味深い映画だった。

あの当時活躍したバンドが主役ではなく、ファクトリー・レーベルの代表だったトニー・ウィルソンが当時を語るというキュメンタリー風な構成。
なので出てくるバンドに対してはけっこう客観的な感じだったな。
前半はジョイ・ディヴィジョン、後半はハッピー・マンデーズという二つのバンドに焦点が当てられるんだけど、それほど突っ込んだ内容ではないから物足りないって思う人もいるかもしれない。
でも、当然ながらその当時の音楽もいっぱい使われてるし、UKロックに興味のある人ならそれなりに楽しめる作品だと思う。

面白かったのがハッピー・マンデーズのショーンたちがハトに毒の餌やるシーン。
これってホントなんだろうか?凄すぎる。。

ちなみに『LIVE FOREVER』って映画はこの続きって感じです。
そっちは本当のドキュメンタリーだけどね。


24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD