原題:Birdman or The Unexpected Virtue of Ignorance

今年のアカデミー賞作品賞受賞作。
監督はメキシコ人のアレハンドロ・ゴンサレス・ イニャリトゥ。

めちゃくちゃ面白かった!
落ち目の俳優の再生の物語であり、ブロードウェイの舞台裏物であり、父と娘の物語でもあり、さらに終盤には現実と妄想がごちゃませになっていく。
とっても盛りだくさんの物語なんだけど、映像と音楽と演出で全然ストレスなく物語に入り込める。
久々に何とも言えないワクワク感を感じられた作品だった。

特に「ゼロ・グラビティ」のエマニュエル・ルベツキによる映像が素晴らしい!!
切れ目なく流れ続ける(ように見える)映像は本当に斬新で凄い。
全編に流れるドラム音楽の使い方も面白く、映像にピタッとハマっていてとっても効果的だったな。

そして俳優たちの演技合戦もめちゃくちゃ見ごたえあり。
この役柄とややダブる部分のあるマイケル・キートンの演技は真に迫ってたし、エドワード・ノートンのイカれっぷりも最高!
エマ・ストーンやナオミ・ワッツら女優陣もしっかり脇を固めてて印象的でした。

ラストが微妙にもやっと感があるし、好き嫌いは分かれそうだけど、私はかなり気に入りました~


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