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2022年TVで見た映画メモその2 [映画]

去年TVで見た映画の一言感想、下半期編。

「パーフェクト・ケア/I Care a Lot」
ロザムンド・パイク主演のブラックコメディ。
詐欺まがいの介護ビジネスで稼ぐ主人公がめっちゃ胸糞だけど、ここまで突き抜けちゃうとある意味面白い。
最後ちゃんと教訓めいたオチがあるのが良い。

「アス/Us」
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールによるホラー映画。
めっちゃ不気味な雰囲気漂ってて怖さだけで言うとゲットアウトより上かも。
自分そっくりな人が家の外でただ立ってじっとこっちを見てるなんて状況怖すぎてゾワゾワした。
オチもうまいことつけてあるけど、ただあまり現実味は無いかな。
2役を演じるルピタ・ニョンゴの演技はすごかった。

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー/Booksmart」
女優オリヴィア・ワイルドの初監督作。
テンポ良くて笑えて、そして主人公二人の友情に涙する、今時の青春コメディ映画の佳作。
ケイトリン・デヴァーがめちゃキュート。
それからビーニー・フェルドスタインってジョナ・ヒルの妹なのね。
言われてみるとどことなく似てるなぁ。

「僕の巡査/My Policeman」
50年代イギリスを舞台に、二人の男と一人の女の三角関係を描いたロマンス物。
ハリー・スタイルズが女性と交際しながらも男性に惹かれる警官を体当たりで演じてはいるんだけど、演技としては微妙な感じがしたなぁ。
相手役のデヴィッド・ドーソン(リッパ―ストリートのベスト役の人)の演技は良かったんだけど。
あと作品としては全体的に淡々としすぎてイマイチ感情移入できなかったよ。
それから年を取った二人を演じるライナス・ローチとルパート・エヴェレットの使い方が勿体ない。

「ゴッズ・オウン・カントリー/God's Own Country」
こちらも同性愛を描いた映画。
「ザ・クラウン」のジョシュ・オコナーが主演。
病気の父に代わり寂れた牧場を管理しているゲイの青年と季節労働者ゲオルゲとの間に芽生える愛の行方を描いた作品。
荒涼とした牧場を舞台に二人の不器用な関係が淡々と綴られていく。
派手さはないけど目が離せなくなる作品だった。
こういうタイプの映画ってラストは悲劇になることが多いけど、ほんの少し光が射すラストも良かったな。

「クーリエ:最高機密の運び屋/Ironbark/The Courier」
キューバ危機を回避するため機密情報を手に入れる任務を請け負ったのはスパイの経験など皆無なイギリス人セールスマンだった。
「ブリッジ・オブ・スパイ」を思い出しちゃう内容だけど、これも実話なんだねぇ。
こんなことが実際にあったなんてすごいな。
ベネディクト・カンバーバッチの役作りが凄いです。

「シングル・オール・ザ・ウェイ/Single All the Way」
Netflixのクリスマス映画。
主人公が恋人のいないゲイで、家族みんなが応援して恋人を見つけようとするとかイマドキだねぇって感じ。
ちょっとおせっかいな感じもあるけど、基本登場人物みんないい人でクリスマスに見るのにはぴったりの楽しくてハッピーな映画だった。
主人公ピーター役が「アグリーベティ」のマークことマイケル・ユーリーなんだけど、あの頃とあんま変わってない!
お相手のニック役のフィレモン・チェンバースも可愛かったし見ててほっこりしたわ。

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2022年TVで見た映画メモその1 [映画]

2022年中に書いておきたかったものが沢山あるんだけど全然追いついてない。
今日は去年TVで見た映画の一言感想をあげとく。
まずは上半期編。

「グッド・ヴァイブレーションズ/Good Vibrations」
北アイルランド・ベルファストで紛争の真っ只中、レコード店を開きパンクロックのレーベルを立ち上げたテリー・フーリーを描いた作品。
この人のことは全然知らなかったけど"Teenage Kicks"は大好きだった北アイルランドのバンドASHがカバーしてたから知ってたし、「デリー・ガールズ」等で北アイルランドにちょい興味もあったからけっこう楽しめた。
フーリーは夫や父親としてはかなりダメ男だけど、なんだか憎めないキャラクターなんだよね。
演じてるリチャード・ドーマー(ゲースロのベリック)がチャーミングで魅力的だったな。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ/A Street Cat Named Bob」
イギリスで実在した猫"ボブ"とボブとの出会いによって新たな生き方を見つけていくジェームズの物語。
とにかくボブがカワイイ(本物のボブが演じてるんだよね)、猫好きのための映画。
ジェームズ役のルーク・トレッダウェイはドラマ「フォーティチュード」で見たことあったけど、10年以上前の映画「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」の結合双生児役の子だったと知ってびっくりした。

「83歳のやさしいスパイ/El agente topo」
アカデミー賞にノミネートされたチリのドキュメンタリー。
83歳のおじいちゃんが虐待疑惑のある老人ホームへ潜入し内情を探るという話。
ドキュメンタリーって言うかリアリティ番組っぽいけど、スパイとして潜入するセルヒオさんがめっちゃジェントルマンで可愛くて優しくていい味出してた。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/Fantastic Beasts and Where to Find Them」 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生/Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald」
ハリポタのスピンオフ作品の1作目と2作目を続けて見る。
主人公のニュート役がエディ・レッドメイン、若かりしダンブルドアがジュード・ロウ、そしてグリンデルバルトがジョニデとキャストはなかなか魅力的。
ただストーリーにはいまいち入り込めず。
だけど、次からグリンデルバルトがジョニデからマッツに変わるのでそれは見てみたいな。

「クルエラ/Cruella」
エマ・ストーンが「101匹わんちゃん」の悪役クルエラ・ド・ヴィルの若かりし日を演じるコメディ。
エマ・ストーンがとっても魅力的。
ストーリーもテンポ良いしなかなか良く出来てる。
そして衣装がパンクで個性的で最高にカッコ良かった!

「シニアイヤー/Senior Year」
Netflix制作、レベル・ウィルソン主演のコメディ映画。
チアリーディング中の事故で20年間昏睡状態だったステファニーが夢だったプロムクイーンを目指すという話。
20年前と今とのギャップが楽しい。
「クルーレス」めっちゃ懐かしかった。
ステファニーの前向きで明るいキャラにも好感で気軽に楽しめる。

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