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映画『ミナリ』(2020年アメリカ) [映画]

原題:Minari

去年の9月に「テネット」見て以来、今年初の映画館。
MOVIXはもう今は全席開放されてるので(イオンシネマなら今も1席おきなんだけどこの映画は近所では上映されてないんだよね)、できるだけ隣が埋まらなそうな端っこの席をチョイス。
無事隣はだれも座らず快適に見ることができて良かった。

今年のアカデミー賞に作品賞等6部門ノミネートされてる韓国移民の物語。
監督はリー・アイザック・チョン、主演はドラマ「ウォーキング・デッド」などに出ているスティーヴン・ユァン。

1980年代のアメリカで農業で一旗揚げようと移住する韓国系移民の家族の姿を、様々なエピソードを積み重ねて丁寧に描いていあり、シンプルに良い話だった。
祖母と孫とのやり取り等、笑える部分もあり退屈しない。
移住には様々な困難が立ちはだかり、家族の心も少しづつすれ違っていくんだけど、それでも最終的には家族の絆を感じさせる物語になっていて良かった。
強烈なキャラの祖母が、後半いろんな意味で重要な役割を果たすのが印象的だったな。

この祖母役ユン・ヨジョンの演技がスバラシイ!
韓国人女優として初のオスカーノミネートなんだね。
作品賞はちょっと無理っぽいなって思ったけど、助演女優賞は可能性あるかも。

主演のスティーヴン・ユァン、妻役ハン・イェリ、そして子役たちの演技も良かったよ。

あとタイトルの"ミナリ"ってなんだろうって思ったら春の七草で有名な"せり"の事なんだねぇ。
仙台名物の「せり鍋」をいつか食べてみたいなぁって思いながら見てました。

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