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音楽ドキュメンタリー:blur/No Distance Left To Run [イベント・音楽・本]

イギリスのバンドBLURが2009年夏に9年ぶりに行った全英ツアーとそこに至るまでの軌跡を描いたドキュメンタリー。
偶然アマプラで見つけて、元ブラーファンとしては気になったので見てみた。

洋楽アーティストで一番最初に好きになったのがBLURで、そこから洋楽にはまっていったのでかなり思い入れのあるバンドなんだよね。

このドキュメンタリーではメンバーの出会いだったり、人気が出てからのことだったりが語られる。
グレアムが語る中学時代のデーモンがまさにデーモンって感じだったなぁ。(人気者で目立ちたがりで自信家で)
そして2003年に一度脱退したグレアムが戻ってきた背景だったりが分かったのが特に興味深い。
メンバーで一番好きだったのがグレアムだし(私の周りのサブカル女子はみんなデーモンよりグレアムだった)、グレアムが去って私の中でブラーは終わっちゃったからね。
で、その背景がけっこう思ってたのと違ってて意外だったぁ。
グレアム、デーモンのことめっちゃ好きなんだね。
なんか感想に"ブロマンス"とか書いてる人もいて、まさにそんな雰囲気。
酔っ払ったグレアムがデーモンにチューをせがむとことかあってびっくりだよ。
それなのに、ちょっとした行き違い(思った以上にグレアムが悪かった)で仲たがいし、何年かぶりに仲直りする。
元はとっても仲が良いバンドだったから、友情が元通りになって良かったねーって感じだったな。
あとアレックス、一時期太ってたような気がするんだけど、このドキュメンタリーではすごくかっこよかったよ。
そんでグレアムの事を慕ってたってのも意外だったー(それにグレアムが気が付いてなかったってのもちょい萌えるよ)

それから、BLURといえばOASIS。
90年代のブリットポップ騒動についても語られていたのも印象的。
そしてブラーのヒット曲満載で、やっぱ名曲ぞろいだなぁって久々に聴きたくなり、私が唯一彼らのライブを見た1999年のFUJIROCKを思い出した。
一緒に行った友達とはぐれて一人で見てたんだけど、"the universal"でちょっと泣きそうになり、そのあと合流した友達とライブについて熱く語ったのをめっちゃ覚えてる。
いろいろと懐かしくて切ない気分になってしまったよ。
少しでもBLURファンだった人には見る価値あるドキュメンタリーだと思うな。



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