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海外ドラマ「Line of Duty/ライン・オブ・デューティ シーズン5」 [英ドラマ&TV]

イギリスBBC発の傑作クライムドラマ「Line of Duty Series 5」の感想。

Netflixから一時期全シーズン消えちゃって、少し前にS4までは復活したんだけどS5は消えたまま。
一応、消える前に最後まで見終わってはいたんだけど、感想書く前におさらいしたかったのになぁ。
権利を持つ会社が財政破綻したのが原因らしいんだけど、早く戻ってくれることを願うよ。
(9月になってS5復活してました~これでもう一回見られる!)

ドラッグを積んだ護送車が襲われる事件が発生し、内通者がいるのではってことでAC-12が登場。
その犯罪組織にジョン・コーベット巡査部長が潜入捜査していることが分かり…っていう展開。

相変わらず緊迫感たっぷりに進む物語。
今シーズン追い詰められるジョン・コーベットはリンジー・デントンだったりロズ・ハントリーだったりと違い、ちょっと気の毒で同情の余地のあるキャラだったから、いろいろモヤモヤしたなぁ。
スティーブン・グレアムがハマり役だっただけに途中でショッキングな殺され方しちゃったのは残念だった。

そして今シーズンはヘイスティングスが"H"ではと疑われる流れになっていく。
ヘイスティングスを追い詰めるカーマイケルがすっごい嫌な感じでねぇ。。
アンナ・マックスウェル・マーティンめっちゃ適役だったよ。
まぁ最後はアーノット&フレミングが真相を暴いてくれて良かったけど、ヘイスティングスの行動に突っ込みどころがいろいろあって完全にはすっきりしないまま。
結局"H"ってのはイニシャルじゃなく、キャディは4人いるってことだったようだしね。
そしてS1に出てきたムカつく子供、ライアンが何と警察学校に入学。
次シーズン、このモヤモヤをちゃんと回収してくれたら良いんだけどねぇ。

S6はコロナで撮影止まってるらしく、いつ見られるんだろうなぁ。

シーズン1&2

シーズン3

シーズン4





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海外ドラマ「Endeavour/刑事モース~オックスフォード事件簿~シーズン6」 [英ドラマ&TV]

Endeavour Series 6

WOWOWで春に前半2話が放送されて、後半は秋ぐらい?って思ってたら意外と早く放送してくれて良かった。

「第1話 case24 花飾りの少女」
今シーズン、カウリー署の閉鎖によりモースは制服警官になってます。
制服は良いとして、髭を生やしたルックスは似合ってなくてビミョーだ。
カウリー署のメンバーはみんなバラバラの部署に配属され、ファンシー殺害犯の追及も進まないまま。
モースは投げやりでなんとなく暗い感じで始まるシーズン6。
サーズデイも降格され、ボックス警部が仕切る刑事部へ。
偶然モースが行方不明の少女の遺体を発見したことから捜査にかかわっていくって言うかモースだからね、ほぼ勝手に一人で捜査して犯人突き止めるって感じかな。
メインストーリーはそれなりに面白かったけど、ボックスとその部下が嫌な感じなのがね。。
特にサーズデイに対する態度がムカつく。
次の話からはモースも刑事部に異動するようで、いろいろ心配
あと、ブライト警視正が交通課に異動になり、ペリカンCMでみんなにバカにされてるのが辛かったよ。

「第2話 case25 月の裏庭」
この話、モース役ショーン・エヴァンスが監督してるんだね。
モースは刑事部に配属されるも、ボックス達とは案の定上手くいかず、証拠品係として地下に追いやられちゃう。
そんな中、天文学者と同乗者の女性が亡くなる交通事故が起き、事件性があると見たモースとサーズデイが捜査を始めるという展開。
けっこう登場人物が多くてややこしいうえに、なんだか男女関係のドロドロした話だったなぁ。
それから「ダ・ヴィンチ」のリアリオ様(ブレイク・リットソン)がゲストだったよ!
怪しげなセラピスト役がめっちゃハマってた。
あとジョアンはちゃんとした仕事を見つけ落ち着いたけど、モースはそんなジョアンに突っかかったり、残念だけどこの二人はやっぱり上手くいかないんだろうな。

「第3話 case26 甘い罠」
シグトン・グリーンという小さな村が舞台。
ある事件をきっかけに、個人を中傷する匿名の手紙が村人たちに送り付けられていたことがわかり、徐々に意外な真相が浮かび上がる。
なかなか凝った展開の話で見ごたえあった。
そんでモースは捜査中に出会ったシングルマザーを口説いたりしてなんだか調子に乗ってるよ。
まぁ女運のないモースだから結局苦い結末が待ってるんだけど。
一方、警視正は奥さんに病気がみつかり、サーズデイは奥さんとの溝がますます深まった上にボックスからの怪しいお金を受け取ってしまう。。
なんだかいろいろショックな展開だったよ~

「第4話 case27 新世界の崩落」
図書館長の刺殺事件が起こりモースたちが捜査を進める中、クランマーハウスという高層マンションの倒壊事故が起きる。
無関係に見えた二つの事件が徐々につながり、さらにファンシー殺しの件にもつながっていく。
真相を突き止めようとするモースたちは圧力をかけられ脅され追い詰められていく嫌な展開。
そんな中、マックスが拉致され、モースたちは黒幕と対峙することになる。
黒幕、ボックスかと思いきや、部下のジャーゴのほうだったのね。
ファンシーを撃ったのもコイツだったなんて。。
たしかにボックスはなんか意外と気が弱そうな感じだったからね。
でも、ボックス最後にちょっとだけ頑張って、ジャーゴと相撃ちしモースたちを救う。
かなり盛りだくさんの最終話だったけど、カウリー署の面々がそろって再出発できそうでめっちゃホッとした。
あと一時心配だったサーズデイがぎりぎり踏みとどまってくれたのが良かったな。
それから警視正、事故対応にあたる姿がめっちゃ頼もしくてカッコよかった!そんでペリカンCMがあんな風に警視正を救うことになるとは思わなかったよ。
そしてモースはちょっとづつ性格が老モースに近づいて行ってる感じ。(服装も老モースっぽくなってきた)
最後にはモースの家が出てきたし、この先もいろいろ楽しみだな。

シーズン1

シーズン2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

主任警部モース&ルイス警部


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海外ドラマメモ2020年夏~アメリカドラマ編 [米ドラマ&TV]

4連休中に見終わった海外ドラマの感想あげときます。

「Better Call Saul/ベター・コール・ソウル シーズン5」
先シーズンはちょい地味だったけど、今シーズンはやばいぐらい面白かった!
ファイナルとなる次シーズンに向けて一気に物語が動き出した感じ。
ジミーとキムの関係がちょっとづつ変化していく感じがドキドキする。
特にキムがちょっと暴走しがちで、この先にどう影響するのか心配であり楽しみであり。
巻き込まれるハワードはちょい気の毒だったけどね。
そしてマイクはやっぱり最高にカッコいいし、ガスも最高にクール。
それからナチョがかなり危ない橋を渡っていて見ていて胃がキリキリするよー
悪役ラロも怖いけど魅力的で最高です!!
あとハンクがちょっとだけ出てきたのが嬉しかったな。
次シーズンどういう形でBBにつなげてくるのか、そして未来のソウルがどうなってるのかも気になるし、めっちゃ楽しみ!!

「Defending Jacob/ジェイコブを守るため」
Apple TV+オリジナル作品。
少し前にiPad買ったらキャンペーンでApple TV+の1年間無料がついてたので登録。
シーズンが続きそうな作品は避けて、全8話で完結してそうなこのドラマをとりあえず見てみた。
「キャプテンアメリカ」のクリス・エヴァンスと「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーが夫婦役。
ウィリアム・ランデイの小説のドラマ化で、14歳の息子ジェイコブが同級生殺害容疑で逮捕されたことから、平和な家族の生活が一変するというストーリー。
ジェイコブを守るため父親も母親も尽力するのだけど、ジェイコブが有罪なのか無罪なのか真実は分からないまま物語は意外な展開になっていく。
家族の苦しみ、特に母親の心の中で息子を信じたいんだけど少しづつ疑惑が膨らんでいくっていうのがとてもリアルで印象的。
ラストはちょっともやっと感が残るけど面白かった。
母親役ミシェル・ドッカリーの迫真の演技が素晴らしい、クリス・エヴァンスも意外とシリアスな役がハマってて良かったな。

「Hollywood/ハリウッド」
ライアン・マーフィ制作によるミニシリーズ。
第二次大戦後のハリウッド黄金時代の映画製作者たちを虚実織り交ぜて描いた物語。
当時のハリウッドで成功を夢見る若者たち及び大人たちを描いたドラマなんだけど、そこに人種問題だったりが絡めてあるのがライアン・マーフィらしい。
「もしも」こうだったらという希望と皮肉に満ちた視点で描かれるアメリカンドリーム。
ご都合主義にも思えるけど黒人やアジア人、そして同性愛者たちが差別に屈せず団結して成功する姿は爽快。
華やかなハリウッドの雰囲気も見てるだけで楽しめたよ。
一応主役は「ザ・ポリティシャン」で気になってたデヴィッド・コレンスウェットで、ちょっとアホっぽいところがカワイイ。
ジョー・マンテロ演じるゲイのプロデューサーが渋くて素敵。
ライアン・マーフィ作品常連組のダレン・クリスやディラン・マクダーモットも良い。
そしてジム・パーソンズが演じるゲイの大物マネージャーがめっちゃ嫌な奴なのにめっちゃ面白キャラで最後には好きになってしまったよ。


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「ドゥームズデイ・ブック」コニー・ウィリス著 [イベント・音楽・本]

1992年に出版されたアメリカのSF作家コニー・ウィリスによるパンデミックもの。
コロナ禍の今とリンクする内容なので久々に読み返してみた。

同じシリーズの「犬は勘定に入れません」を先に読んでたのだけど、出版された順番としては逆。
これが"オックスフォード大史学部シリーズ"の長編作品としては最初の作品になるんだね。

史学生キヴリンをダンワージー先生たちが中世にタイムトラベルさせるというのが基本の物語。
「犬は~」もそうだったけど序盤はなかなか話が進まなくてじれったいんだけど、現代(っていっても2050年の近未来)パートで正体不明のウィルスが流行し始め、さらに中世に着いたキヴリンが謎の病に倒れたあたりから徐々に話が動き始める。
そしてキブリンの病は治ったものの、実は彼女がいるのが黒死病が蔓延する時代だったことが判明するあたりからは本をめくる手が止まらず一気読みしちゃったよ。

ジャンルとしてはSFになるのだけど、歴史小説的な面が強く、中世イングランドの不衛生な生活様式だったり、伝染病に対して無知な村人などの姿がリアルに描かれていて読み応えたっぷり。
キヴリンが助けられる一家(アグネスのわがまま娘っぷりとか最高)や心優しいローシュ神父などのキャラクターもとっても魅力的。
だからこそ彼らが次々に病に侵されていくのが辛くて悲しい。(ペストの症状めっちゃ怖いし)
どうすることも出来ないキヴリンのもどかしさや絶望感が伝わってきて切なくなってくる。
そしてキヴリンのことを神が遣わした聖人だと思っていたローシュ神父の想いが胸を打ちます。

一方現代パートでも感染者が増えはじめ、町は隔離され、物資が不足し始める。
コロナ禍の今読むとこれがけっこうリアル。
トイレットペーパー不足を心配するフィンチだったり、モテモテなウィリアムだったり、そんなウィリアムを溺愛する母親ミセス・ギャドスンだったり癖の強いキャラが多くて中世パートよりは楽観的だけど、事態は徐々に悪化していく。
友人で医師のメアリーを亡くし、さらにはキヴリンを救えないダンワージー先生の無力感。
そんな中、メアリーの甥っ子コリンの健気さと行動力がダンワージー先生、そしてギヴリンを救う。
悲しい物語だったけど、ラストは感動、そして凄くほっとしたなぁ。

次は史学部シリーズ第3弾、これよりもさらに長い「ブラックアウト」&「オール・クリア」を再読しよう。


ドゥームズデイ・ブック(上)

ドゥームズデイ・ブック(上)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/05/22
  • メディア: Kindle版



ドゥームズデイ・ブック(下)

ドゥームズデイ・ブック(下)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/05/22
  • メディア: Kindle版



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ムーミン展@あべのハルカス美術館 [イベント・音楽・本]

6月のいったんコロナが収まりかけた時期に前売り券を買っておいた「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」@大阪あべのハルカス美術館。
まさかこんなに早く第二波が来るとは思わず、7月に入って関西(特に大阪)は日ごとに感染者が増えてきて、どうしようか迷ったんだけど、平日に日帰りで行って帰ってくるだけなら大丈夫だよねってことで有給取って行ってきた。

コロナ禍じゃなければ在来線使うけど、大阪まで電車で1時間以上密になるのはちょい不安だったので新幹線を利用。
ガラガラのこだま自由席で新大阪へ。
そこから大阪メトロの御堂筋線に乗り換えて20分ほどでハルカス最寄りの天王寺に到着しました!
(ここが一番心配だったんだけど、ラッシュを過ぎた時間だったこともあり人と人との間隔はけっこうあいてたし、窓も空いてて一安心)

あべのハルカス美術館へはメトロ駅近くにあるシャトルエレベーターに乗り16階で降りてすぐです。
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美術館前で一人づつ検温、そして消毒、もちろんマスクは必須。
平日朝10時すぎ、コロナで近辺の学校がまだ夏休みじゃなかったこともあり並ばず入れた。
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中に入るとムーミンをメインにトーベ・ヤンソンによる原画やスケッチなどが全部で500点以上展示されててボリュームたっぷり。
入り口すぐの展示はちょっとだけ混んでたけど、奥に進むと空いててゆっくり見てまわれて良かった!
ムーミン、ムーミンパパ&ママ、スナフキンにミィにニョロニョロ、愛すべきキャラ達に癒される。
それから、雑誌に投稿された風刺画がなかなか印象的。
日本との関係についての展示コーナーもあって、トーベ作品と浮世絵を並べて展示してたりしたのが面白かったな。

展示の撮影は禁止だけど、出口手前とエレベーター横に撮影スポットがあるよ。
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そして出口にはもちろんグッズショップ。
たくさん種類があって迷いつつムーミン展限定のクリアファイルと大阪会場限定のチケットクリアブックをゲット!!
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そのあと、せっかくハルカス来たので展望台にも行っといたほうが良いかなとも思ったんだけど、あまり天気が良くなかったので結局止めといた。
また天気が良い日に来ることにし、今回は同じフロアにある屋外庭園から景色を眺めて満足しておきました。
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ランチはハルカス下のあべのHOOPにあるスープストックトーキョーでささっと済ませる。
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ほぼおひとり様の女性客しかいなかった。

それから新大阪へと戻り、新幹線の時間まで駅ビルにあった辻利で抹茶スムージー買って休憩。
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帰りは京都駅に寄り道し、買い物してから家へと戻りました。

久々に買い物以外でお出かけして良い気分転換になったし楽しかったな♪

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