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映画『スリー・ビルボード』(2017年アメリカ) [映画]

原題:THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

マーティン・マクドナー監督によるクライムサスペンス。
今年のゴールデングローブ賞の作品賞を受賞し、アカデミー賞でも6部門でノミネートされています。
フランシス・マクドーマンド、サム・ロックウェル、ウディ・ハレルソン共演。

娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、思わぬ事態が引き起っていく…

ミルドレッドは娘を殺された可哀想な母親なんだけど、怒りに取りつかれ、衝動的でキレやすく、周囲から孤立しようともお構いなしの猛烈キャラ。
そしてそんな彼女と対立する警官ディクソンも負けず劣らず強烈なキャラクター。
頭の悪い差別主義者で暴力的でさらにマザコンっていうどうしようもないダメ男。
そんなディクソンが慕い、ミルドレッドが名指しで批判していた警察署長ウィロビーが自殺したことで物語は奇妙な方向へと突き進んでいく。
パッと見すごく地味な感じのする作品なんだけど、予想の斜め上行く展開で目が離せない。
めっちゃスリリングで濃厚な人間ドラマで見ごたえあった。
それに題材的には重いけど、ところどころにユーモアがあるのも良い。
ラスト、最終的に彼らがどんな決断をしたのかはわからないけど、ほんのちょっぴりだけど希望が感じられるところも気に入ったな。

やり場のない怒りと悲しみ、そして後悔を抱えるミルドレッドを鬼気迫る演技で体現するマクドーマンド。
自身の境遇や世間への怒りを暴力としてしか表現できなかったディクソンの変化を繊細に演じるロックウェル。
病で死を間近にしながらも人への優しさを見せるウィロビーを見事に演じるハレルソン。
この3人をはじめとした出演者達の演技合戦がとにかく圧巻!
「GOT」のピーター・ディンクレイジやレッド役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズも印象的)
内容は好き嫌い分かれそうだけど彼らの演技だけでも見る価値あり。

あと、監督はコリン・ファレル主演の『ヒットマンズ・レクイエム』の人だったんだねー
あの映画もけっこう面白かった記憶があるし、同じくファレル主演な『セブンサイコパス』も見てみたいな。


スリー・ビルボード

スリー・ビルボード

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rambling RECORDS
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: CD



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