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映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年イギリス=アメリカ) [映画]

原題:THE IMITATION GAME

第二次大戦時、解読不能と言われたドイツ軍の暗号"エニグマ"を解読した数学者アラン・チューリングの半生を描いた作品。
監督はノルウェー出身のモルテン・ティルドゥム、「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチが主演を務めアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。

正直、チューリングが暗号を解読するシーンなんかはさっぱり頭がついていかなかったんだけど、分からなくてもハラハラドキドキできる描き方がされてて映画としては凄く面白かった。
それに暗号解読はこの映画の一部分で、メインになるのは天才で高慢で繊細で孤独を抱える男の苦悩。
子供のころの親友との悲しい別れ、理解者であり一時婚約者となるジョーンとの友情、そして同性愛者であったがゆえの不遇な晩年。
彼の偉業は長らく秘密にされ明らかになったのは最近のこと。
なんて理不尽で悲しい人生なんだろう。すごく切なかったです。

カンバーバッチの繊細な演技が素晴らしかった。
こういうややエキセントリック気味な役柄がハマるなぁ。
そしてジョーン役のキーラ・ナイトレイもめっちゃ魅力的だった。

脇を固めてるのは渋い英国の役者さんたち。
海軍中佐役のチャールズ・ダンスの重厚な演技とMI6役のマーク・ストロングの渋カッコ良さが特に印象的。
同僚役マシュー・グードや刑事役ローリー・キニアも良かったなぁ。
あと「ダウントン・アビー」のブランソン役のアレン・リーチが出てたんだけど、ドラマの時よりかなりぽっちゃりしてたよ。





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