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映画『フォックスキャッチャー』(2014年アメリカ) [映画]

原題:FOXCATCHER

『カポーティ』のベネット・ミラー監督作。
1996年、アメリカでオリンピックの金メダリストが大財閥の御曹司ジョン・デュポンに射殺された事件を映画化。
スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ共演。

レスリングっていう地味な題材に、静かに淡々と進む物語。
だけど、終始張りつめた空気が途切れず、めちゃくちゃ見応えあり。
実際にあった事件なんだけど、どんな事件か全然知らずに見たので、ストーリー的にも面白かったし、俳優たちの演技がとにかく素晴らしかった。

スティーブ・カレルが今までと全然違うタイプの役柄でびっくり。
何かやらかしそうな不気味な雰囲気を漂わせててめちゃ怖かったー

彼に運命を翻弄される金メダリスト兄弟の兄役はマーク・ラファロ。
やっぱりこの人はうまいなぁ。どんな役柄でもなりきってしまう。
今回は才能豊かで人望も厚いレスラー役で、それゆえにいきなりデュポンに殺されてしまうのがショックで理不尽で救われなさが際立ってました。

そして弟を演じたのはチャニング・テイタム。
兄の陰に隠れ、内向的で屈折した思いを抱える弟役を好演。
彼もイメージを一新する暗い役柄でとても印象的でした。


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