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海外ドラマ「Ripper Street/リッパー・ストリート」 [英ドラマ&TV]

マシュー・マクファディン目当てで見てみました。
BBC制作の19世紀を舞台にしたサスペンスドラマ。

タイトルが切り裂きジャック物っぽいけど、直接リッパーの事件は描かれない
同時代が舞台で、ジャックを模倣したような事件が出てきたり、ジャック事件を担当して有名なアバーライン警部がちょこっと出てきたりはする。
そして、そのアバーライン警部と共にジャック事件を担当したエドムンド・リード警部が主人公。
彼の部下のドレイクと、アメリカ人で元探偵兼医師のホーマー・ジャクソンの3人が様々な凶悪事件を解決していくという設定になってる。

ストーリー的には時代が時代だけにけっこう陰惨で暗くてグロイ。
でも映像とかセットとかすごく良く出来ていて見ごたえあり。
まだちゃんとした科学捜査とか無い時代だからいろいろ工夫して捜査していくところとかも面白かったな。

それに、メイン3人のコンビネーションが最高。
刑事&探偵ものって2人コンビが多い気がするので、3人ってちょい珍しくて新鮮。
それぞれのキャラがちゃんと描き分けられてるし、過去だったり私生活だったりが少しづつ描かれていって、話が進むごとに3人それぞれに愛着がわいてきます。

特にドレイクさんが素敵。
腕っぷしは強いんだけど、上司には忠実、そして女性に対してはあまりに不器用で純粋なところがカワイイです。

リード警部のまじめで仕事熱心っていうキャラはマシュー・マクファディンにぴったりの役どころ。
娘を亡くした(行方不明)過去のせいで奥さんとギクシャクして不倫っていう流れもなんか分かるなぁって流れになってた。
最後は切ない終わり方だったけどね。

そして、アメリカ人のホーマーは軽そうに見えて、でも実はって部分が徐々に明らかになっていってなかなか興味深いキャラ。
医者で、銃の腕も立って、頭も切れるっていうのはちょっと出来過ぎかな気もするけどね。
演じてるアダム・ローゼンバーグは実際にアメリカ人でIMDBとか見るとアメドラにチョイ役(「POI」のレイプ犯とか「エレメンタリー」のジョーンの元カレとか)でボチボチ出てる俳優さんみたいだね。
チャラい役が似合う感じだけど、このドラマではそのチャラさがうまくいかされてて魅力的でした。

S2もあるらしいので、早く放送してほしいなぁ。




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