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海外ドラマ「SHERLOCK / シャーロック シーズン2」 [英ドラマ&TV]

めっちゃハマった「シャーロック」のシーズン2。
待たされた分、期待が高まってたんだけど、その期待以上の作品になってて大満足。

シャーロックとジョンの会話ややり取りは相変わらず楽しいし、ベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンの演技も素晴らしい。
今回は90分×3話っていう構成でホームズ物の中でも特に有名な3作品が取り上げられています。

で、とりあえずS1ラストのプールでのクリフハンガーをどうやって片付けるのかが気になるところ。
まぁまだライヘンバッハには早すぎるので、一旦何かしらで回避させるしかないよね。
それがアイリーン・アドラーからの電話(モリアーティの着信音が“Stayin' Alive”で笑った)だったってことで1話のストーリーにつながっていく。

第1話“A Scandal in Belgravia”
シャーロックが興味を抱く「あの女」アイリーン・アドラーはこの現代版ではSMの女王様ってことになってます。
いきなり全裸で登場したアイリーンにシャーロックが翻弄されまくるってのは意外だったなぁ。
シャーロックの今までにない一面を見れた感じで面白かった。
そして死んだはずのアイリーンと再会したジョンの会話は興味深い。
ジョンのシャーロックを思う気持ち(もちろん友情)にグッと来ちゃいました。
あと最初の方のバッキンガム宮殿でのシーンが楽しくって好き。
ストーリー的にもどんでん返しがあったりと見ごたえありました。

第2話 "The Hounds of Baskerville"
けっこう何度も映像化されてる「バスカヴィル家の犬」
ラブストーリーぽかった第1話に対し、こちらはちょっとホラーっぽい演出。
ヘンリー役で「Being Human」のラッセル・ トヴェイ君が出てます。(あのドラマを意識したようなシーンもあった)
こちらも悪くは無かったけど、この原作って意外と映像化しづらい内容だったりするよね。
っていうか“犬”を映像化するとなんか安っぽくなっちゃうんだな。
でも禁煙中でいらだつシャーロックとか、シャーロックの精神の宮殿とか、ジョンを実験台にするシャーロックとか、細かい見所はいっぱいあって楽しかった。

第3話“The Reichenbach Fall”
ライヘンバッハの滝ってことで、もちろん「最後の事件」です。
ジョンが“シャーロックが死んだ”と話すシーンから始まり、そこから3ヶ月前に遡ってシャーロックの死までが語られるという構成。
メインはもちろんシャーロックとモリーアティの対決。
この2人ある意味似た物同士なんだけど、シャーロックには守るべき人たちがいるっていうのが大きな違い。
それはシャーロックの弱点でもあって、モリアーティはそれを利用してシャーロックをどんどんと追い詰めていく。
今までになく感情的なシャーロックの様子にどうなっちゃうんだろうってハラハラ。
そして屋上でのジョンへの嘘の告白電話、めちゃくちゃ切なかったよ。
シャーロックが復活するのは分かってるんだけど、ジョンが可哀想で、最後のお墓でのシーンは涙、涙でした。

それから、この3話がシリーズ屈指の作品になったのも役者の演技があってこそ。
主役2人はもちろん、モリアーティ役アンドリュー・スコットの狂気を感じさせる演技が素晴らしかったです。

それにしてもシャーロックがどうやって助かったのかはやっぱ気になるなぁ。
モリーが何かしたっぽいけど。
映像的にはどう見ても上から下まで落ちたようにしか見えないし。
そしてシャーロックが生きてるって知ったジョンはどんな反応するのかも気になる~
まだ本国イギリスでも放送されていないS3はいったいいつ日本で見られるんだろ。


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