映画『ヘルプ～心がつなぐストーリー～』（2011年アメリカ）：ブルースクリーンライフ：SSブログ

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春の宮島旅行その４｜映画『アーティスト』（2011年フランス.. ブログトップ

映画『ヘルプ～心がつなぐストーリー～』（2011年アメリカ）　[映画] [編集]

原題：THE HELP

1960年代、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした実在の女性たちについてのベストセラー小説を映画化した作品。
出演はエマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェシカ・チャステイン、オクタヴィア・スペンサー、監督はテイト・テイラー。

人種差別をテーマにした佳作。
黒人メイドたちの姿を通して当時の黒人たちの置かれた悲惨で過酷な状況が描かれている。
重いテーマだけど笑いどころもあってラストは爽やかに感動できる。

そして登場する女性たちがとっても魅力的。
アカデミー賞を受賞したオクタヴィア・スペンサーはいろんな意味ですっごく印象に残ります。
この人、米ドラマではけっこう良く見る顔なので、こういう形で注目されたのはとっても嬉しい。
それからちょと頭のにぶい、でもとっても可愛らしいキャラを演じたジェシカ・チャステインも良かったなぁ。
ただ悪役的な意地悪で嫌な女ヒリーと正義感があって真っ直ぐな主人公スキーターっていう図式はやや型どおりだなぁって印象。
特にスキーターはイマイチ深みの無いキャラクターで主人公なのに印象に残りづらかったです。
ヒリー役ブライス・ダラス・ハワードの徹底した嫌な女っぷりは面白かったけどね。

見て損は無い映画だと思う。お勧めです。