海外ドラマ「SIX FEET UNDER／シックス・フィート・アンダー シーズン５（ファイナル）」

原題：SIX FEET UNDER SEASON 5

３年ほど前から見始めたこのドラマもついにシーズン５で最終回を迎えました。

葬儀屋を営むフィッシャー家の人々を中心に生と死について描いた人間ドラマ。
『アメリカン・ビューティー』の脚本家アラン・ボールが関わってるだけありブラックコメディ色もある風変わりで濃い展開にハマッてしまいました。

ただ正直ここ２シーズンあたり、強引な展開も多く迷走してる感じ（デイヴの事件とか、リサの死の真相とか）でちょいダレかけてた。
でもこの最終シーズンはとっても良かった！

ネイトの死（しかもシーズン途中でってのがこのドラマらしい）などどうにも重くて暗くて息苦しい展開が続きどうなるのかと思ったけれど。
最終回は納得の行くところに落ち着いてくれてほっとした。
特に最後の最後が物凄く印象的。
クレアが旅立っていくところで、フィッシャー家の面々のそれぞれの最期が走馬灯のように描かれる。
たぶんクレアの妄想なのだとは思うんだけれど、これがなんだかじわじわきちゃって気づいたら号泣してた。
ドラマ見てこんなに泣いたのは久しぶり。
最後まで見て良かったと思える素晴らしいラスト、そして素晴らしいドラマでした。

それから出演者たちの秀逸な演技もこのドラマの見どころだったと思う。
一番お気に入りだったのはデイヴ役マイケル・Ｃ・ホール。
「デクスター」とはぜんぜん違う雰囲気なんですが、こういう違うタイプの役を演じ分けられるって凄いです。
クレアは最初はあんまり可愛くないなって思ってけど、シーズンが進むにつれどんどん綺麗になっていったし、役としてもどんどんお気に入りになってました。
舞台出身の俳優を中心に選んだらしく最初は知らない俳優ばかりだったけど、今ではみんなに愛着感じてます。

SUPER DRAMA TVでは吹替版しかやってなかったがちょい残念だったので、ぜひとも字幕版を見てみたいなぁ。

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• 出版社/メーカー: Hbo Home Video
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