映画『つぐない』(2007年イギリス) [映画]
原題: ATONEMENT
イアン・マキューアンによるベストセラー小説「贖罪」を『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。
主演はキーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイ。
思ったよりも原作に忠実。
予告編を見る限りセシーリアとロビーの物語になってるのかと思ったんだけど、ちゃんとブライオニーの物語になっている。
そのブライオニー役のシアーシャ・ローナンの演技が素晴らしく、どんどんと物語に引き込まれていく。
ただ、長い原作を2時間に詰め込んだせいか、心理描写が少しばかり薄いのが残念。
それからロビーの戦場のシーンが中途半端に長いだけになってたり、ラストの“償い”の形も少し違ってたり。
全体的に話の流れは原作とほぼ同じなんだけれど、そういう微妙な違いによって着地点がほんの少しズレてしまっていてそれがちょっと不満だったかな。
でも美しい映像と音楽(タイプライターの音が使われるのが面白い)はとても印象的で良かったし、ロビーとセシーリアの二人の結末が分かるシーンではウルッときちゃったよ。
残念な部分はあったけれど、それでも良く出来た作品だと思います。
イアン・マキューアンによるベストセラー小説「贖罪」を『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。
主演はキーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイ。
思ったよりも原作に忠実。
予告編を見る限りセシーリアとロビーの物語になってるのかと思ったんだけど、ちゃんとブライオニーの物語になっている。
そのブライオニー役のシアーシャ・ローナンの演技が素晴らしく、どんどんと物語に引き込まれていく。
ただ、長い原作を2時間に詰め込んだせいか、心理描写が少しばかり薄いのが残念。
それからロビーの戦場のシーンが中途半端に長いだけになってたり、ラストの“償い”の形も少し違ってたり。
全体的に話の流れは原作とほぼ同じなんだけれど、そういう微妙な違いによって着地点がほんの少しズレてしまっていてそれがちょっと不満だったかな。
でも美しい映像と音楽(タイプライターの音が使われるのが面白い)はとても印象的で良かったし、ロビーとセシーリアの二人の結末が分かるシーンではウルッときちゃったよ。
残念な部分はあったけれど、それでも良く出来た作品だと思います。
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