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映画『6ixtynin9(シックスティナイン)』(1999年タイ) [映画]

原題:69/6ixtynin9

タイのペンエーグ・ラッタナルアーンの監督第2作。

◎ストーリー◎
突然会社をクビになったOLトゥム。
そんな彼女の部屋の前に大金を入れたダンボール箱が置かれていた。
その大金は住んでいる部屋の番号6がネジが緩んでひっくり返り9に見えてしまったためヤクザが間違えて届けてしまったものだった…

◎感想◎
タイ映画にもこんな作品あるんだなぁっていう意外性に満ちた作品だった。
この監督が最近撮った『地球で最後のふたり』も悪くは無かったけど、こちらの方がエンターテイメント性があって面白かったよ。

仕事をクビになったばかりの女性の部屋にどんどんと死体が増えていく!
なのになんだかとっても淡々としていてシュール。
怖いっていうよりも笑える、ブラックコメディ。
後半はちょっとご都合主義的に感じる部分もあるけどね。
でもラストも嫌いじゃないし良かったです~

登場人物がリンクしていたりとかタランティーノあたりを意識してそうな部分もあるんだけど、でもこの独特の雰囲気はやっぱこの監督、そしてタイっていう国ならでわな感じがするなぁ。
それほどストーリー上で重点を置く部分じゃない気もする冒頭のリストラのくじ引きシーンとか、何度も出てくる血で汚れた部屋を掃除するシーンとかがなぜか凄く印象的で面白かったです。

あと主人公の女性の部屋の雰囲気(壁の色とかインテリアとか)が素敵です。
死体さえなけりゃあんな部屋に住みたいかも!


6ixtynin9

6ixtynin9

  • 出版社/メーカー: Palm Pictures / Umvd
  • メディア: DVD



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